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穂高岳山荘を出発し、北アルプスの最高峰・奥穂高岳を目指す
白出のコルにある穂高岳山荘を出発し、いよいよ奥穂高岳の頂上を目指します。
国内第三位の名峰・奥穂高岳は標高3190m。 槍ヶ岳(3180m)よりも高い北アルプスの最高峰です。
山荘から山頂までは片道およそ30分。 いきなり絶壁登りから始まりますが、それを越えれば後は楽です。
慎重に通過し、他では味わえない絶景を堪能しましょう。
- あくまで私個人が趣味で収集したデータを公開している場です。
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絶壁登りから始まる奥穂高岳山頂への道
穂高岳山荘で休息・宿泊手続きをしたら、いよいよ奥穂高岳の頂上へ向けて出発です。
その道はどこに有るのかと言うと、目の前にそびえる断崖絶壁がそれです。
これが道なのか!? そうです、道なのです! 気合いを入れて行きましょう。
*画像クリックで拡大。(撮影:2014年10月頃)
写真で見ると非常に恐ろしい感じですが、足場・手がかりは豊富で、鎖や梯子も設置してあります。
槍ヶ岳頂上への道よりも距離は短く、慎重に行けば大丈夫です。
*画像クリックで拡大。(撮影:2014年10月頃)
断崖絶壁をよじ登り、下を見下ろすと穂高岳山荘があんなに小さく見えます。
ここから先は頂上まで緩やかな道が続きます。 小屋からはおよそ30分程の行程です。
*画像クリックで拡大。(撮影:2014年10月頃)
周囲を見渡すと既に絶景で、道中には看板などが設置してあります。
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北アルプスの最高峰は眺めも最高
*画像クリックで拡大。(撮影:2014年10月頃)
ついに標高3190m、国内第三位の名峰「奥穂高岳」の頂上へ到着しました。
頂上にはやたら立派な石造りの祠が設置してあります。
情報によると、丁度この年の7月にヘリで空輸して設置したようですね。
360度まさに絶景であり、石碑を見ながら周辺の山を確認してみましょう。
*画像クリックで拡大。(撮影:2014年10月・2016年7月頃)
奥穂高岳は稜線を経由して他の穂高連峰の山と繋がっていますが、その中で最も近いのが、
「吊り尾根」を経て繋がっている「前穂高岳(3090m)」です。
吊尾根は地形が険しく滑落事故の絶えない油断のならないルートで、通行する際は注意が必要です。
*画像クリックで拡大。(撮影:2014年10月頃)
北の方角には涸沢岳や北穂高岳、そして「槍ヶ岳(3180m)」の勇姿が見えます。
ここから槍ヶ岳までのルートは登山家の憧れですが、大キレット等がある難所中の難所です。
*画像クリックで拡大。(撮影:2014年10月頃)
槍ヶ岳から右へ目をやると「常念山脈」の姿が見えます。
ひときわ高いのが「大天井岳(2922m)」で、頂上直下には山小屋「大天荘」が見えます。
*画像クリックで拡大。(撮影:2014年10月頃)
「大キレット」付近の様子です。
日常生活とは遠く離れた大自然の絶景ですね。
*画像クリックで拡大。(撮影:2014年10月・2016年7月頃)
奥穂高岳と西穂高岳の間にそびえるのが「ジャンダルム(3163m)」です。
岩稜という事で山扱いでは有りませんが、圧倒的な存在感で、もちろん登頂も可能です。
ただ、このルートは国内の一般ルートの中では屈指の最難関ルートとして知られています。
*画像クリックで拡大。(撮影:2014年10月・2016年7月頃)
しばらく観察していたら、なんとジャンダルムの頂上に人の姿が!
向こうもこちらに気が付いたらしく、互いに手を振り合って健闘を称えます。
私もいつかあの頂に立つ日が来るのでしょうか。
この様に、奥穂高岳の頂上からは360度の絶景が堪能できます。
晴れていれば近くは上高地の様子が、遠くには丹沢山地や富士山の姿も見ることが出来ます。
何時間居ても飽きないほどの絶景、苦労に見合う体験が出来る場所ですね。
*画像クリックで拡大。(撮影:2014年10月頃)
四つの穂高岳はいずれの頂上からの展望が最高です。
可能であれば、ガスが掛かっていない晴天の日の午前中に来て欲しいですね。
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