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裏銀座トイメージ

裏銀座最大の小屋「双六小屋」

新穂高温泉から小池新道を上り詰めた、標高2600m付近の鞍部に位置するのが「双六小屋」です。
縦走ルートと小池新道ルートが交わる要所に有り、各方面へ向かう登山者でいつも賑わっています。
それに応えるべく小屋の規模も大きく、また、各種設備も充実しています。
裏銀座縦走を始め、黒部五郎岳や鷲羽岳などへの山行で大いに役立ってくれるでしょう。

なお、双六小屋、黒部五郎小屋、鏡平山荘、わさび平小屋は同一グループの小屋の様ですね。


【 双六小屋の情報(2017年度)】
■ 営業期間:6月上旬 ~ 10月下旬
■ 宿泊料金:1泊2食9500円、素泊まり6500円、弁当1100円、水無料、他
■ テント場:約60張、1000円(トイレ使用料込み)、水場有り
■ 各種設備:自炊室、更衣室、乾燥室、談話室、夏期診療所、公衆衛星電話、売店、他
■ 携帯電波:談話室にてドコモのみ入る
■ その他:予約推奨(団体は必須)

  • あくまで私個人が趣味で収集したデータを公開している場です。
  • 情報は日々変化しており、内容の正確性の保証はしません。
  • 無断転載・改変盗用等は厳禁。 判明した場合は対処します。


登山道が交わる交通の要所に位置する「双六小屋」

鞍部に位置する双六小屋。 鞍部に位置する双六小屋。

*画像クリックで拡大。(撮影:2017年9月頃)

鷲羽岳付近から見た双六小屋方面の様子です。
双六岳と樅沢岳の鞍部に位置し、笠ヶ岳から伸びる稜線ルートと交わる要所でも有ります。


双六小屋への急勾配。 双六小屋の外観。

*画像クリックで拡大。(撮影:2017年9月頃)

双六岳方面から下ってくると、ハイマツ帯を越えた先の鞍部に双六小屋が見えます。
この付近は勾配がきつく、登っても下ってもかなり疲れるので頑張りましょう。
なお、右上の方にぽつんと有る小さな建物は冬期小屋の様ですね。


双六小屋の外観。 双六小屋への急勾配。

*画像クリックで拡大。(撮影:2017年9月頃)

斜面を下って小屋の前までやってきました。
後ろを振り返ると、この勾配がいかにキツイかがよく分かります。


双六小屋の外観。 双六小屋の外観。
双六小屋の外観。 冬期小屋。

*画像クリックで拡大。(撮影:2017年9月頃)

小屋の周辺は大きく開けたなだらかな地形をしており、小屋を建てるのには最適な場所ですね。
裏銀座コースの小屋としては槍ヶ岳山荘に次ぐ規模を持ち、やはり複数の建物で構成されています。


交通の要所に位置する双六小屋。 交通の要所に位置する双六小屋。

*画像クリックで拡大。(撮影:2017年9月頃)

双六小屋は裏銀座コースと新穂高・笠ヶ岳からのルートが交わる場所に位置します。
このため、各所へ向かう登山者でいつも賑わっており、必然的に小屋も大きな物となりました。


鷲羽岳方面の展望。 鷲羽岳方面の展望。

*画像クリックで拡大。(撮影:2017年9月頃)

峠に有る小屋は展望が限られる事が多いですが、ここは鷲羽岳方面の展望に優れています。
双六小屋には鷲羽岳を目指す人が多く宿泊していると思われるので、
これから登る人も既に登った人も、名峰鷲羽岳を眺めつつ寛いでいるようです。


双六小屋のテント場。 双六小屋のテント場。
双六小屋のテント場。 双六小屋のテント場。

*画像クリックで拡大。(撮影:2017年9月頃)

テント場は小屋の直ぐ裏手に有り、地形も平坦で綺麗に整備されています。
約60張が設営可能ですが、人気の有る場所なので繁忙期には混雑する事が多いようですね。


双六小屋のテラス。 双六小屋のテラス。

*画像クリックで拡大。(撮影:2017年9月頃)

小屋前の広場には多数のベンチが設置されており、多くの登山者が寛いでいます。
広場に面した窓口から軽食を注文できる様で、ここで昼食休憩を取っている人も居ました。


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美しく設備も充実した双六小屋の館内

双六小屋の内部の様子。 双六小屋の内部の様子。
双六小屋の内部の様子。 双六小屋の内部の様子。

*画像クリックで拡大。(撮影:2017年9月頃)

双六小屋は利用客が多いため、それに応えるべく何度も増改築を行っているようです。
館内はとても綺麗に保たれており、また、使いやすい様に配慮されていると感じました。

左上の写真は玄関付近の様子ですが、廊下のガラス戸の奥が食道です。
右下は談話室の入り口付近の様子で、談話室にはドコモ用のルーターが設置してあります。


双六小屋の内部の様子。 双六小屋の内部の様子。

*画像クリックで拡大。(撮影:2017年9月頃)

こちらは別館1階の廊下付近の様子です。
廊下にはコンセントが設置してあり、みんなスマホやカメラの充電に使用していました。


双六小屋の寝室。 双六小屋の寝室。

*画像クリックで拡大。(撮影:2017年9月頃)

別館1階の部屋の様子で、基本的に6人向けとして使用される様ですね。
押し入れと思われる扉が有るため、片側にしか棚が付いていない点が不便ではあります。
もしかしたら、あの扉を取り外して大部屋に間取りを変更出来るのでしょうか?

なお、布団を惹くと、スペースが不足して向かいの布団と一部重なり合う状態になります。
白根御池小屋も同じでしたが、布団のサイズを考慮した設計に出来なかったのでしょうか?


双六小屋の夕食。 双六小屋の夕食。
双六小屋の夕食。 双六小屋の夕食。

*画像クリックで拡大。(撮影:2017年9月頃)

双六小屋の食事と言えば、名物天ぷらの盛り合わせ!
茄子・カボチャ・サツマイモ・鶏ささ身など、様々な食材の美味しい天ぷらがてんこ盛りです。
副菜も充実しており、冷やしうどんのつゆは天ぷらのつゆとしても使えます。

そして朝食はまさに日本の朝ご飯とでも言うべきメニュー。
鮭の塩焼きとスクランブルエッグを中心とした、朝から食べやすい内容です。
もちろんご飯と味噌汁はおかわり自由なので、たっぷりエネルギーを補充しておきましょう。


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