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大展望を満喫できる常念山脈の縦走
表銀座コースに別れを告げ、いよいよ常念山脈の縦走開始です。
飛騨山脈の主稜線と平行する常念山脈は、常に槍ヶ岳から穂高連峰までが一望できる素晴らしい展望で、
傾斜が緩いこともあり、気持ちよく歩ける大変素晴らしいコースとなっています。
- あくまで私個人が趣味で収集したデータを公開している場です。
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槍ヶ岳・穂高岳と平行して伸びる常念山脈
*画像クリックで拡大。(撮影:2015年9月頃)
表銀座と大天荘に別れを告げ、今日は常念山脈の縦走です。
常念小屋までは急勾配や難所も無く、展望の優れた楽しい稜線歩きが楽しめます。
途中に何カ所か廃道跡が有りますが、日中で有れば迷い込むことは無いでしょう。
*画像クリックで拡大。(撮影:2015年9月頃)
道自体はさしたる難所も無いのですが、側面は急斜面なので滑落には注意してください。
常に目的地の常念岳が見えているので、休息やペース配分の目安になります。
*画像クリックで拡大。(撮影:2015年9月頃)
このコースは基本的に森林限界の上を歩きますが、常念小屋の手前だけ樹林帯になります。
ここは少々勾配が有り、逆方向に歩く際は結構疲れるかもしれません。
*画像クリックで拡大。(撮影:2015年9月頃)
右手側には飛騨山脈主稜線の素晴らしい展望が望めますが、逆側のハイマツや紅葉もなかなかです。
*画像クリックで拡大。(撮影:2015年9月頃)
樹林帯を抜けると「常念乗越(2460m)」に到着します。
ここは縦走ルートと一ノ沢登山ルートの合流地点で、山小屋「常念小屋」が有ります。
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常念岳山頂を目指し、ガレ場の急登を登る
*画像クリックで拡大。(撮影:2015年9月頃)
常念小屋の目の前には「常念岳(じょうねんだけ・2857m)」が聳えています。
頂上までは約一時間の急登なので、蝶ヶ岳方面へ行かないのであれば荷物をデポして登りましょう。
*画像クリックで拡大。(撮影:2015年9月頃)
頂上まではかなりの急登で、ガレ場なので微妙にルートが分かりにくい場所も有ります。
なにより浮き石の転倒・落石が要注意で、特に下りの際は注意してください。
この日は遭難でも有ったのか、一ノ沢ルート上空に山岳警備隊のヘリがホバリングしていました。
*画像クリックで拡大。(撮影:2015年9月頃)
およそ一時間で頂上に到着。 大天井岳と同様に祠が祭ってあります。
頂上は比較的広いですが、大きな岩がゴロゴロしているので転倒などに注意してください。
*画像クリックで拡大。(撮影:2015年9月頃)
常念岳からの展望は大変素晴らしく、近くは槍ヶ岳から穂高連峰にかけての主稜線、
遠くには乗鞍岳や御嶽山、さらには南アルプス、八ヶ岳、富士山まで一望できます。
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