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北岳イメージ

草すべりと北岳肩の小屋

翌朝五時からの朝食をすませ、いよいよ北岳山頂へ向かって出発!
小屋を出ると直ぐに「草すべり」と呼ばれる難所に差し掛かります。
傾斜がきついつづら折りの急登ですが、技術的な難所は無いのでじっくり行きましょう。

朝一発目には厳しい場所ですが、白根御池小屋で前泊しておけば余裕を持って挑めます。
私もそのおかげか、キツイながらも余裕を持って楽しく登る事ができました。

草すべりを越えれば緩やかな稜線に出て、程なくして北岳肩の小屋に到着します。


■ 参考コースタイム:80分(右俣分岐まで)、20分(小太郎分岐まで)、30分(肩の小屋まで)
■ 小屋:2軒(白根御池小屋、北岳肩の小屋)
■ 分岐:右俣コース分岐、小太郎尾根分岐
■ 難所:草すべりの急登、稜線上の岩場

  • あくまで私個人が趣味で収集したデータを公開している場です。
  • 情報は日々変化しており、内容の正確性の保証はしません。
  • 無断転載・改変盗用等は厳禁。 判明した場合は対処します。

早朝一発目から急登の草すべりを登る

朝焼けの北岳頂上。 草すべり。

*画像クリックで拡大。(撮影:2015年10月頃)

朝焼けに染まる北岳山頂、そしてその前に立ちはだかる草すべりの急登。
二日目はいきなり核心部に挑むわけですが、小屋での安眠と美味しい食事で体調は万全です。


草すべりの急登。 草すべりの急登。
草すべりの急登。 草すべりの急登。

*画像クリックで拡大。(撮影:2015年10月頃)

遠くから見ると草に覆われていて「藪こぎか!?」と思うかも知れませんが、
実際は明瞭な整備された登山道で、迷うような事は有りません。
この付近は森林限界に位置し、樹木が無くなった辺りで草すべりは終了です。

それよりも、頂上付近が雪雲の様な物に覆われているのが気になります・・・


草すべりの急登。 草すべりの急登。

*画像クリックで拡大。(撮影:2015年10月頃)

道中には多数の木階段が設置してあります。
私は下りの時に転倒して怪我をしました。 皆さんもお気を付けて。


草すべりの急登。 鳳凰山。

*画像クリックで拡大。(撮影:2015年10月頃)

草すべり付近の樹木は反り返った様な形状をしており、冬期の雪の量が窺えます。
後ろには鳳凰三山がそびえ、名物のオベリスクがはっきりと見えますね。


植生保護区。 植生保護区。

*画像クリックで拡大。(撮影:2015年10月頃)

急登が落ち着いた辺りで視界が開け、食性保護区のフェンスが出現します。
南アルプス各地も鹿による食害に見舞われている様です。


分岐点。 分岐点。
木階段。 分岐点。

*画像クリックで拡大。(撮影:2015年10月頃)

草すべりの先には二俣や小太郎山への分岐点が有ります。
コースが豊富なのも北岳の魅力で、色々コースをアレンジして何度も楽しめそうですね。


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稜線に出ると肩の小屋と北岳頂上は目前

分岐点。 展望の開ける稜線。

*画像クリックで拡大。(撮影:2015年10月頃)

さらに登ると稜線に出て、頂上や周辺の山への展望が開けます。
素晴らしい展望ですが、天候が崩れると厳しい場所なので注意してください。
当日はかなりの強風が吹いており、低体温症の恐怖を感じました。


頂上と肩の小屋が見える。 岩場の急登。
岩場の急登。 展望の開ける稜線。

*画像クリックで拡大。(撮影:2015年10月頃)

晴れていれば稜線沿いのルートからは北岳頂上や肩の小屋が見えます。
ここまで来ればあと少しですが、急な岩場も有るので気を抜かない様にしましょう。


北岳肩の小屋。 北岳肩の小屋。
北岳肩の小屋。 北岳肩の小屋。
北岳肩の小屋。 北岳肩の小屋。
北岳肩の小屋。 肩の小屋から見下ろす広河原。

*画像クリックで拡大。(撮影:2015年10月頃)

標高3000mに有る「北岳肩の小屋」に到着しました。
最大収容人数は150名で、割と大きなテン場も備えており、気さくな支配人が魅力的な小屋です。

展望も抜群で、周囲の甲斐駒ヶ岳や仙丈ヶ岳はもちろん、遠くの八ヶ岳や富士山まで見渡せます。
眼下にはと白根御池小屋や広河原の建物まで見渡せ、朝になれば素晴らしい御来光も堪能可能!


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