賃貸物件の価値を左右する要素「設備」
引っ越しの際には数多の物件から取捨選択して一つを選ぶわけですが、その判断基準となるのが物件の条件です。
主な物に「家賃」「広さ」「最寄り駅からの距離」などが有ります。
それら各種条件の中でも重要な物の一つに「物件の設備」があります。
物件の築年数や構造の種類、広さや家賃の水準などに応じて設備の内容は様々ですが、内容次第では日々の生活がグッと楽になったりします。
しかし、一人暮らしの経験が乏しい学生や新社会人には、どの設備がどういう意味を持つのかが分かりにくいと思われます。
では、具体的にどの様な設備が備わっているとどう楽になるのかを見ていきましょう。
ここでは初めて一人暮らしをする学生や新社会人を対象に書いております。
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室内洗濯機置き場
「室内洗濯機置き場」とは、文字通り室内に設置された洗濯機置き場の事です。
ダイニングキッチンや洗面脱衣所などに設置されている事が多いです。
一見当たり前の設備のように思えますが、狭めの物件や築年数が古い物件には、室内ではなく室外(ベランダや共用廊下)などに洗濯機置き場が設置されているケースが多かったりします。
ゲーム業界に就職すると深夜帰宅が多くなりがちです。
室外に洗濯機置き場が有る物件の場合、騒音が響くので深夜帰宅後は洗濯機が使用できず、洗濯したくても出来ないという状態になりやすいです。
また、そもそも洗濯機は室外で使用する事を前提に造られていないので、ベランダなどに設置した洗濯機は風雨にさらされてすぐにボロボロになってしまいます。
これらの問題を回避するためにも、なるべく室内洗濯機置き場を備えた物件を選びましょう。
宅配ロッカー(宅配ボックス)
ある意味で独身者の最大の味方となってくれるのが、この「宅配ロッカー」です。
場合によっては「宅配ボックス」となっている事もありますが、内容は同じです。
聞き慣れない設備で知らない人も多いと思われますが、これは比較的最近に設置され始めた設備です。
オンラインショッピングが普及し、上手くすれば早朝に注文して夕方に受け取る事も可能となりました。 しかし、一人暮らしの学生や新社会人の場合、平日の日中は基本的に不在なので、せっかく配送された荷物を受け取る事が出来ず、泣く泣く週末に再配達してもらう、そんな場合が多いのが現状です。
そんな時に活躍するのが宅配ロッカー(ボックス)という訳です。
使用方法を簡単に説明すると、不在時に荷物が届いた場合、配送業者がロッカーに荷物を預けて暗証番号を入力し、不在届けをポストなど入れます。
そして入居者が帰宅後に暗証番号を入力して解錠し、荷物を受け取るという仕組みです。
生物や特定の種類の宅配物は利用できない場合も有りますが、それでも有ると無いとでは大違いです。
この様に、一人暮らしの大きな味方である宅配ロッカーですが、基本的に築浅のマンションにしか設置されていないのが難点です。
古い物件でもリフォームの際に設置したり、アパートタイプの物件でも設置したりするケースもあるようですが、まだ少数だと思われます。
浴室乾燥機
ほとんどの浴室には換気扇が付いていますが、この「浴室乾燥機」とはより巨大で本格的な乾燥装置の事です。
そんなに浴室を乾燥させてどうするのかと思うかもしれませんが、この装置があると、洗濯物を浴室で乾燥させる事が可能なのです。
もちろん乾燥力が強力なので、場合によっては屋外よりも速く確実に乾燥させる事が可能です。
なにより、強風や雨、曇りなどの悪天候にも関わらず確実に乾燥させる事が可能です。
女性の場合は洗濯物泥棒を警戒する必要もありませんので、一階の物件でも安心です。
また、物件によっては日当たりが悪く、日当たりとは無縁な場合もあるので、有ると無いとでは「間違い無く有った方が良い設備」と言えるでしょう。
洗濯物を乾かさない場合でも、浴室乾燥機があると浴室がカビにくいので、やはり有用な設備ですね。
嬉しい事に、この浴室乾燥機はアパートタイプでも設置する物件がたくさんありますので、築浅の物件を借りる場合はチェックしてみましょう。
CATV・光ファイバー回線
現在は入居希望者よりも空き部屋の方が数が多く、オーナー(家主)は物件の魅力を高めるのに余念がないそうです。
もはやエアコンが付いているのは当たり前で、逆に、エアコンなしの物件は入居者獲得競争において不利であると言えるでしょう。
CATVや光ファイバー回線に関しても同様で、最近では必須装備と言えるでしょう。
インターネットが大きく普及し、定額利用が当たり前となった昨今、これらの設備がない物件は魅力激減です。
賃貸物件の設備におけるCATVとはケーブルテレビ回線の事を指すのですが、テレビ番組だけでなく、電話回線やインターネット回線としても使用可能です。
回線速度は、光ファイバー回線ほどの速度はありませんが、普通に使用する分には十分だと思われます。
契約する場合は、テレビ番組・電話・インターネットと分かれており、必要に応じて選んで契約します。
全て契約すると大体一万円程度と思われますが、強引にセットで契約させようとする会社も多いので、不要なら不要と断りましょう。
光ファイバー回線は速度が圧倒的に速く、最近は価格も安くなってきたので、設備として備えられていれば、是非活用しましょう。
基本的に「回線が用意されている」だけであり、契約や支払いは必要なのでご注意を。
物件の設備説明に「インターネット環境」と有った場合、ほとんどの場合はCATVか光ファイバーの事を指しています。
どちらが設置されているか等は、契約する前に管理会社の方へ確認を取ってください。
なお、これらの回線は自分で回線業者に依頼して設置する事も可能ですが、その際は管理会社やオーナーに許可を得る必要がありますし、物件の構造によっては導入不可能な場合もあります。
なにより設置費用がかかる場合もありますので、やはり最初から導入済みの物件を選んだ方が無難でしょう。
プロバイダーと光ファイバー回線を同時加入できるキャンペーンなどもありますので、活用してください。
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モニターフォン
「モニターフォン」とは、インターフォンにTVモニターが付いた物の事です。
別にそこでテレビ番組を見るわけではなく、モニターを通じて玄関の様子を確認できるという事です。
治安が悪化しつつある昨今、来訪者が誰なのかは非常に気になるところです。
このモニターフォンがあれば、応対する前に映像でチェックできるので、単なるインターフォンと比べて格段に安心です。
モニターフォンは、築浅の物件であれば、多くの物件で採用されています。
しかし、築年数が古い、例えば築10年以上の物件だと未採用の場合が多く、さらに築20年以上の物件だと、モニターフォンどころかただのインターフォンすら付いて無く、玄関はチャイムのみという場合も珍しくありません。
チャイムしかないと、来訪者には扉を開けてから応対するしかなく、万が一の場合を考えると不安です。
リフォームの際にモニターフォンを取り付ける場合も有るので、古めの物件を検討している場合は確認してみましょう。
物件自体は気に入ったけどモニターフォンが付いていないと言う場合は、エアコンなどと同様に、契約時に設置を交渉してみてもいいかもしれません。
モニターフォンはそれほど高価な物ではないですし、付いている事で物件の価値が上がるのは間違い無いので、大家さんによっては理解してくれるかも知れません。