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ゲーム業界の労働環境









ゲーム業界における離職率の実態を検証する

ゲーム業界が重労働ならば、必然的に離職率も高くなると思われます。
より良い環境・待遇の会社や業界を求め、転職する人は多いのでしょうか?


ゲーム業界での職業病に関して、私の経験を元に検証してみましょう。



ゲーム業界における離職率はやはり高いです

ゲーム業界に対するイメージとして定番な物の一つに「離職率の高さ」があります。
他の業界で働いた事がないので単純な比較はできませんが、多いかと問われたら「多い」と答えざるを得ない状況です。

人が去ってゆくタイミングにはいくつかパターンがあります。 


一番多いのがプロジェクトが終わった直後です。

プロジェクトが終わっていないうちは、たとえ会社を辞めたくても仕事を抱えているので辞めるわけにはいきません。
なので、終わると同時に有給をまとめて消化し、それが終わると去ってゆくわけです。

この時、引き継ぎ作業等の様々な要因が絡んでくるので、退職の申請や実際に退職するタイミングを調整する人は多いようです。


ボーナスが出た直後にやめる人もかなり多いですね。
言うまでもなくボーナスは額が多いので、たとえ辞めたくて仕方が無くても、ボーナスまであと数ヶ月だったら頑張って粘るという人は多いです。

年末や期末(3月末)も結構多いです。
理由は不明ですが、やはり一年の終わりという意味で、一つの区切りだからでしょうか。


さて、「ゲーム業界は離職率が高い」というのは間違いないと思いますが、ここで注意すべきは、「ゲーム業界は離職率が高い」という点ではなく、「ゲーム業界は離職率が高いのが普通だと、企業が誤解している」という点です。


どういう事かと言いますと、普通就職したならば、そう簡単には人は辞めないものです。
でも、ゲーム業界は他と比べて離職率が高い。 当然それには相応の理由、すなわち問題があるはすです。


しかし、前述のように「ゲーム業界は離職率が高い」というイメージが定着しています。
そのため、企業は社員が次々に辞めていっても「離職率が高いのが普通」だと思っているので、よもや会社側に原因(劣悪な労働環境、待遇)があろうとは思いません。

そしてそれは、永遠に問題点に気が付かず、改善されることが無いという事を意味します。
これは大問題です。


言うまでもなく、社員が辞めてしまうと会社にとっては大打撃です。
社風・規律・各種ツール・プロジェクトの流れなどを理解した社員が辞めてしまうと、次に入って来た人を再び教育する必要があります。

そもそもすぐに次の人がくるという保証もなく、そうなると残った人の負担が増え、それがさらなる労働環境の悪化と離職率の上昇を招く、まさしく負のスパイラルに陥ってしまいます。


ゲーム業界に限らず、なぜ社員が辞めてしまうのか、その理由に注目する必要があるでしょう。



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