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学校分析

















ゲーム学校の設備の善し悪しとは?

私立大学や専門学校、無認可のゲームスクールなどは学費が非常に高いです。
学校や学科にもよりますが、基本的に100~150万程かかる事が多いです。

そのような莫大な学費と、最短1年、最長4年もの年月(しかも18歳~という重大な時期)をかけて学ぶ訳ですから、学校の環境は良いに超した事はありません。 いや、良くて当たり前であるべきでしょう。


ここでは、そんな環境の中で「機材」などに絞って検証してみました。



学生だからこそ、高性能のPCを使うべき

ゲーム業界を目指す為のカリキュラムを組んでいる学校であれば、大学であれ専門学校であれ、必ずPC(コンピューター)を使用することになるはずです。
この中で、特にデザイン系の学部で使用するPCであれば、メーカーに関わらず、高性能な物がほしい所です。


「初心者でもある学生に高性能なPCは不要ではないか?」そう考える人も居るかもしれません。
しかし、私は逆に「初心者だからこそ高性能なPCを使うべきだ」と思います。


デザインの作業は、2D・3D・動画など、いずれも負荷の大きい容量の大きなデータを扱います。
PCが貧弱だと、データのセーブ、ロード、プレビュー、レンダリング、画面のスクロールなどで無駄な時間を取られる事になり、貴重な試行錯誤の時間が失われてしまいます。
卒業制作でムービーを作りたいけど、レンダリングが遅くて作業が進まなかったというのでは悲惨です。


学校で学べる時間は限られています。 その限られた時間に大して莫大な学費を払っている訳です。
その時間は「待ち時間」ではなく「作業時間」として使われるべきでしょう。


PCのスペック(性能)と比べて見落とされがちですが、作業画面を表示するモニターも重要です。
小さな画面で3Dツールやフォトショップなどをやりくりするのは大変苦痛です。

デザイナーの場合、PhotoShopやIllustratorなどの2DツールとSoftimageなどの3Dツール、さらには資料閲覧用にブラウザーやエクセルといったように、複数のツールを起動して作業する事は珍しくありません。
この様な場合、モニターが小さいと作業が非常にやりづらくなってしまいます。

マルチモニター環境だとベストですが、せめて20インチ程度のモニターは欲しい所です。
ワイドモニターとかだと言う事なしです。


もちろん、大手メーカーが使用しているような超ハイエンドマシンを用意しろとは言いませんが、少なくとも高い学費に見合った環境であるべきでしょう。
「貧弱なマシン環境は貴重な時間を奪う」、この点に注意して設備をチェックしましょう。



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学生にモーションキャプチャーシステムは必要か?

ゲームやCG制作に興味がある人ならば、一度は「モーションキャプチャー」という言葉を聞いた事があると思います。

これは文字通り、センサーを使用して人の動きをデータ化しするシステムの事です。
データ化したモーションデータはCGキャラクター用のモーションデータとして使用されます。

高価で場所を取る設備なので、ゲーム業界でも導入している企業はあまりなく、外部のキャプチャースタジオを借りて作業する場合も多いようです。


ゲーム系の学校を調べてみると、ごく一部にこのモーションキャプチャーシステムを持っている所があります。
では、この設備があるかどうかは学校選択の重要な要素になるのでしょうか?

個人的な考えですが、学校の設備としては有るに超した事は無いです。
滅多に触る機会が無いものなので、触れる機会があれば是非体験しておくべきでしょう。


ただし、先ほども書いたように、このシステムを自前で持っている会社は凄く少ないです。
そう言う場合は外部のスタジオをレンタルする事になりますが、モーションキャプチャーシステムを使用せず、全て一から作る会社も少なくないようです。

また、モーションキャプチャーで取得したデータは、使用する前には色々修正する事になります。


これらの点から、学生時代にモーションキャプチャーシステムを使用する事は大きな経験にはなりますが、やはり一からモーションを作成できるスキルを身につける事が重要だと思います。

無いとは思いますが、モーションキャプチャーシステムばかり触っていて、手作業でモーションを作るスキルを軽視するカリキュラムだと、就職後に苦労する事になりそうです。

基本的なモーションのスキルを身につけるカリキュラムが組んであり、さらにモーションキャプチャーシステムも備えてあればベストでしょう。



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ソフトウェアは最新バージョンであるべきか?

学校でPCを使用して覚える事は、そのPCの扱い方ではなく,その中に入っている各種ソフトの使い方です。
(もちろん、PCその物に関する知識は有った方が良いに決まっていますが)


デザイナーであれば、PhotoShop(フォトショップ)やIllustrator(イラストレーター)などの2Dツール、AfterEffect(アフターエフェクト)やPremiere(プレミア)などの動画編集ソフト、Softimage(ソフトイメージ)やMaya(マヤ)などの3Dツールを使用します。

プランナーやプログラマー関連コースでも、それぞれ職種に応じたソフトを使用する事になるでしょう。


では、これらの各種ツール(ソフト)のバージョンは最新の物が望ましいのでしょうか?


微妙なところですが、基本的に新しいバージョンの方が機能が洗練されていますし、特に問題が無い限り、最新バージョンである方が無難でしょう。

その一方で、新しいバージョンが発売されたからと言って、全てのメーカーが即座にそれに切り替えているわけではありません。


PCの基本ソフト(OS)であるWindowsの場合、当時の最新バージョンである「Vista」が発売された後も,多くのメーカーが旧バージョンである「XP」を使用し続けました。
先日最新バージョンの「7」が発売されましたが、すぐさま普及する事もないでしょう。

CGツールなどにおいても、機能・不具合・安定性・価格などの他、既存データとの互換性などの理由から、必ずしも最新バージョンを使用する訳ではありません。


もちろん、古すぎるバージョンだと機能面やサポート、最新プラグインへの対応などで問題が出てくるので、よほどの理由が無い限り、古すぎるバージョンを使用する事は無いと思われます。

私の職場の場合、各ツールは最新バージョンが出ればすぐに導入されますが、データ互換性の問題などが無い限り、どのバージョンを使用するかはある程度選択できます。
例えばPhotoshopの場合、各デザイナーはCS1~CS4のいずれかを使用すると言った具合です。(2009年現在)

最新バージョンは高機能ですが、操作性やインターフェースが変更になっていたりして使い勝手が変わる事があるので、好みに応じて選んでいるという訳です。


これらの点から、学校に導入されているOSや各種ツールのバージョンは必ずしも全てが最新バージョンでなくても良いと思われます。

ただし、前述の様に古すぎるバージョンは問題が有ります。
目指す職種とツールの内容を吟味し、その学校のツールのバージョンは適切かどうかをチェックしましょう。


ちなみに、各学校で導入されているツールのバージョンに関しては、公式サイトや入学案内に記載されている事は希なので、体験入学などで確認してきましょう。
PCもツールも古い物ばかり、そういう学校は危険な香りがしますね。



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