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悪質勧誘の手口「電話勧誘」とは
「訪問勧誘」と並ぶ代表的な勧誘の手口が「電話勧誘」です。
最近は固定電話を持たない人も増えたので、電話勧誘とはあまり縁が無い人も多いかも知れませんが、依然として被害者が多いのも事実。
何気なく電話を取ったら地獄の始まり・・・ それ以来怖くて電話を取る事ができず、鳴り止むのをひたすら待つ日々・・・。
そんな悲惨な事態にならないように、内容と対策をしっかりと把握しておきましょう。
では、具体的な手口と対処方法を、今までの経験を元にアドバイスしましょう。
- 初回公開日:2008年5月
- 最終更新日:2018年3月
- 私個人が収集した情報を公開しており、内容の正確性は保証しません。
- 無断転載・改変(リライト)等は厳禁。 判明した場合は対処します。
個人情報が漏れているからこそ電話勧誘が有る
電話がかかってくると言う事は、相手にこちらの電話番号が漏れているという事です。
電話帳に載せなければ確率は減りますが、それでもかかってくるものです。
個人情報はいくらでも漏れる時代ですし、防ぐのは難しいのでここでは触れません。
電話が掛かってくる事自体は仕方が無いので、ここでは対処法をご紹介しましょう。
知らない番号から電話がかかってきた! どう対応する?
ナンバーディスプレイ対応の電話機であれば、未知の番号には応対しないという方法もあります。
しかし、不明な番号からの着信には、配送業者などの有用な電話も含まれている事が多いので、知らない番号は全て無視するというのはあまりオススメしません。
そうなってくると、電話がかかってきたら、とりあえず出てみる事になります。
知人や勧誘以外の業者等だったらそのままやりとりして終了すれば良いのですが、もし勧誘だったらどうするかを説明しましょう。
最初に注意すべきは、すぐに勧誘と分かる内容ではなく、回りくどい言い方をして,気がついたら勧誘の話になっていたという場合があるという点です。
そういった場合、断りにくい状況になる可能性が高く、そもそも時間の無駄です。
なので、電話を取ったら,まず最初に「誰か? 何の用か?」をハッキリさせましょう。
この点は訪問勧誘と同様で、とにかく最初に素性と目的を問いただすことが重要です。
で、内容を確認し、自分にとって必要かどうかを判断します。 例えばそれがマンションの勧誘で、ちょうどマンションが買いたいと思っていたのなら話を聞いてみるのも良いでしょう。
しかし、ほとんどの場合は不要だと思われるので、さっさと断るに限ります。
- 基本は訪問勧誘への対処と同じで、まずは素性と目的を明らかにします。
- やはり訪問勧誘と同じで、無視を決め込むのはあまり良くありません。
応対したら勧誘だった! どうやって断るか?
では、断る時はどうすれば良いかですが、やはり基本的には訪問勧誘への対策と同様です。
ズバリ「ハッキリと断る」、これに限ります。
ここで注意すべきは「とりあえず話を聞いてから」とか思わない事です。
相手が話し始めるとひたすら長くなりますし、次から次へと甘言を繰り出してくるので、断るタイミングを逸してしまう危険性もあります。
勧誘の内容を確認し、不要と判断したのならば、相手が話し始める前に、仮に話し始めても、それを遮って「いりません」とハッキリ伝えてください。
この時、暴言を吐いたり、いきなり電話を切ったりしない方が賢明です。
訪問勧誘と違って電話でのやりとりなので、いきなりトラブルになる事はありませんが、電話番号を把握されているという事実に変わりはなく、激情した相手が良からぬ事をする可能性もあります。
断る場合は、あくまで冷静に対応する事をお忘れ無く。
- 勧誘と判明した段階で「即刻」「ハッキリと」断りましょう!
- 断固として断ることが重要ですが、威圧的に出てはいけません。
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勧誘リストから個人情報を削除させるのも一つの手
さて、見事断った場合、そのまま電話を切っても良いですが、ついでにリストから自分の情報を消すように要求するのも手です。
相手は裏ルートから入手した情報をリスト化して電話をかけてくる訳なので、その業者から二度とかかって来ないよう、しっかりと削除させましょう。
「どこから情報を入手したのか?」など聞いても絶対教えてくれないし、よけいなトラブルの元なので、「個人情報保護の為、自分の情報を消してください」と伝えましょう。
他の場所で情報が出回っている可能性は高いですが、同じ業者からすぐにかかってくる可能性は低くなります。(必ず無くなる保証は有りません。)
私の経験ですが、数年前にマンションを断った業者から再び電話勧誘がかかってきました。
しかも、ふてぶてしくも「数年前にお電話した○○ですが~」とか言うのですよ!
次からは,リストから削除するように徹底するつもりです。
電話勧誘に対して、やってはいけない対応とは?
電話勧誘に対する対応は色々有りますが、その中でもやってはいけないのが「無視する」「時間や予算を理由に遠回しに断る」というものです。
これらの何がマズイのかと言うと、あくまでその時の電話から逃げているだけであって、根本的に拒否した事にはなっていない点です。
まず着信を無視した場合、相手からすると「不在だった」としか思いませんので、あなたが電話に出るまで何度でもかかってきます。
そりゃそうです、まだ電話に出ぬあなたが顧客(餌食)になり得るかもしれないのですから、可能性が有る限り何度でもかかってきます。
この手の電話はかなりしつこく、平日はもちろん週末でも、そして早朝から夜遅くまでしつこくかかってきます。 しかも、一回あたり数分間も鳴らし続ける事もめずらしくありません。
そんな電話を無視し続けるのはかなりの苦痛です。
「お金がない」「時間が無い」などと言ってとりあえず逃げるのもよくありません。
訪問勧誘の時と同様に、「では、いつお金(時間)に余裕があるのか?」とか「ローンも対応しております」などと言って話が終わらないからです。 ズルズルと行ってしまう危険性が高いです。
やはり、「不要である」「契約するつもりはない」という意志を早めに、そして明確に示すこと。
そして、あくまで大人な対応に徹する事が重要と言えるでしょう。
- 「とりあえず逃げる」のは最悪の対処法です。
悪人は悪人らしく? 逆ギレする勧誘業者
最近問題となっているのが「逆ギレ」する業者です。
「逆ギレ」とは、本来ならば怒られる立場の人が、逆に怒る(それも猛烈に)事を指します。
つまり、勧誘に対して拒否などをすると、「こちらが真摯な対応で接しているのに、断るとは何て野郎だ!」などと、意味不明な態度で逆に怒り出すという訳です。
その勧誘員が短気な性格という場合も有りますが、実は高圧的な態度を取る事は勧誘の基本テクニックの一つで、相手が動揺した隙につけいる手法なのです。
突然相手が怒り始めると、たいていの人は動揺しますし、何となく負い目を感じて、ついつい断れず、気がついたら契約を・・・というのが狙いです。
怒られる理由もなければ、負い目を感じる必要も全くありません。
しかし、それでも屈してしまう人がいるのも事実。
もし相手が逆ギレしても、あくまで冷静に対応しましょう。
気圧されて契約などしてしまった場合、すぐさま消費者センターなどに相談すべきです。
間違っても泣き寝入りしたり、或いはこちらから攻撃することなど無いようにしましょう。
- リアルで逆ギレする奴も居ますが、勧誘の手口である事も多いです。
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