現在地   Topページゲームの仕事Top > オタク in フランス その4


HOME

Sight Map

ゲーム業界の仕事TOP


スポンサーリンク


パリッ子もアニメに夢中!? フランスで発見したアニメ雑誌

パリ市内を散策していて色々な物を発見しましたが、中でも興味深かった物の一つに現地のアニメ雑誌が有ります。

国内では書店に行くと様々なアニメ雑誌を目にしますが、パリにおいてはそれらのローカライズ版ではなく、現地で作られたと思われるオリジナルの雑誌を目にしました。

現地のアニメ好きはどのような雑誌を読んでいるのか? それらの一部をご紹介します。


  • 最終更新日:2019年2月
  • 私個人が収集した情報を公開しており、内容の正確性は保証しません。
  • 無断転載・改変(リライト)等は厳禁。 判明した場合は対処します。

パリ市内の書店でアニメ雑誌を発見!

パリ市内にあるSNCFのサンラザール駅(Gare Saint-Lazare)内の書店にてアニメ雑誌を発見!

早速購入してみましたが、日本にあるアニメ雑誌とよく似たデザインですね。
ちなみにSNCFは日本の旧国鉄のような組織で、TGV等の各種列車を運行しています。

駅構内に書店があった訳ですが、それほど規模は大きくなく、JR秋葉原駅の6番線ホーム付近にある書店くらいの規模でした。


アニメ雑誌「ANiME LAND X-TRA」。 ロゴには日本語も。

*画像クリックで拡大。

こちらは「ANiME LAND X-TRA(アニメランドエクストラ)」という名前の雑誌で、どうやら現地独自の雑誌の様ですね。

当然ですがフランス語などの外国語で書かれた書籍ですが、タイトルの一部に「アニメランド」という日本語が使われています。
日本の雑誌でもロゴなどを英語で書く事は多いですが、それと同じようなものでしょうか?

価格は4.90ユーロで、これは現地の物価で見ると安価なのか高価なのか、判断しかねますね。
中身は各作品の紹介とポスター、通販コーナー等が中心でした。

ところで、表紙を飾っているこのシスター風のキャラですが、私は割と最近まで「ギルティーギアに出てくるあのキャラが大人になったバージョン」だと本気で思っていました。
両方ともあまり詳しくないので・・・ 関係者の方々、ごめんなさい。


ドラえもんはフランスにあります。 謎のスモーソルジャー。

*画像クリックで拡大。

雑誌の中では様々な漫画本が紹介されているのですが、そんな中にドラえもんのフランス語版を発見しました。
ドラえもんは中国での人気ぶりが有名ですが、フランスでも人気があるのでしょうか?

右の方は目次(?)の中で発見した「SUMO」こと相撲です。
力士のイラストも描いてありますが、このコーナー自体が何を意味しているのかは不明です。

そう言えば、かつてのフランス大統領であるシラク氏は相撲ファンでしたっけ。
相撲は富士山や桜等と並ぶ、日本を象徴する物なのでしょうね。


本場で見かけたベルばら。 パリのアニメショップ?

*画像クリックで拡大。

こちらはベルばらこと「ベルサイユのばら」でしょうか?
そういえば、ここフランスは本家本元ベルサイユがある場所でしたね。
パリッ子に漫画の感想を聞いてみたいものです。

右は通販コーナーに書いてあった店らしき物の住所です。
リストには漫画・DVD・フィギュアなどが掲載されていましたが、日本におけるアニメイトの様な店舗なのでしょうか。


このページのTopへ戻る


スポンサーリンク


フランスで見かけたHENTAI雑誌

100パーセント変態。

*画像クリックで拡大。

こちらもサンラザール駅にて購入した書籍ですが、所謂アダルト系アニメ雑誌ですな。
この様な雑誌がターミナル駅のキオスクに陳列してあるとう事実!

「OTAKU」という文字がひときわ目立ちますが、所謂「オタク」の事でしょうか?
なんだか随分と格好良いロゴデザインですね。

日本においては「オタク」と言うと、どちらかというとマイナスな印象を持つ言葉ですが、もしかしたらフランスでは待遇が違うのかもしれません。


名誉称号「OTAKU」。 bakunyuこと爆乳。

*画像クリックで拡大。

絵柄もロゴも随分とけばけばしい雑誌ですが、よく見ると「Bakunyu」という単語が。
・・・「爆乳」? 意味を理解して書いているのでしょうか?

他には「hentai」という単語も。
言うまでもなく「変態」な訳ですが、どうやら海外では日本での意味と少々異なり、日本製のアダルトコンテンツ全体を指して「hentai」という様です。

「ヘンタイ (hentai)」(ウィキペディアより引用)

ヘンタイ (hentai) は、日本のアダルトアニメや成人向け漫画、ギャルゲーやエロゲー、またはその画風を模倣したものを指して、日本国外で用いられている言葉である。

たとえば、『アダルトゲームメーカー一覧』は、英語に訳されると『List of hentai (game maker) companies』となる。

「所変われば品変わる」と言いますが、オタクといい変態といい、海外では随分と待遇や意味が違うようです。

それにしても「100% HENTAI」とか書かれていますが、そんな100%オレンジみたいなノリで言われても困るんですが。


ところで、この雑誌には付録としてCDが付属しています。

パッケージや中身を見ると、どこかで見たようなイラストやCGばかり。
言うまでもなく、日本のゲームや個人のWebサイトからかき集めたコンテンツ群でしょう。

こうして雑誌の付録として付いてくると言う事は、自分の造った(描いた)作品が、地球の裏側で勝手に商売に利用されているという事に他なりません。

なんだか色々考えさせられる雑誌でした。


スポンサーリンク


ゲーム業界の仕事コーナーTOP



関連記事(一部広告を含む)

Page Top