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ゲーム業界を志す動機は何ですか?

ゲーム業界を志すからには、何かしら動機(意志決定や行動の理由)があるはずです。
特定のタイトルやゲームメーカーに憧れているとか、ヒット作を造って一攫千金を狙いたい等々。


では、そんな「ゲーム業界志望動機」をいくつかのパターンに分けてみましょう。
ついでに注意するポイントも書いておきますので、何かの参考にしてください。
もしかしたら考え直すきっかけになるかもしれまんよ。


  • 私個人が収集した情報を公開しており、内容の正確性は保証しません。
  • 無断転載・改変(リライト)等は厳禁。 判明した場合は対処します。


ゲーム業界イメージ

あのゲームクリエイターにあこがれました!

うーん、危ない、危なすぎる! デフコンで例えるならばデフコン2くらい危ない!


・・・いきなり失礼しました。 あこがれる事自体を危ないと言っているのではありません。
イチローにあこがれて少年が野球を学び始める、美しいじゃありませんか、素晴らしいじゃありませんか!

が、しかし、この「誰かに憧れる」というのは危険さも併せ持っていると思います。

身近にいて普段接している人に憧れるのであれば特に問題はありません。
しかし、雑誌やTVなどのメディアに露出している人に憧れるのは少々危険です。

こういった場合は多分に装飾されているものですし、綺麗な部分しか見えてこないものです。
会った事もなければ話したことも無い人を「理想の上司」とか言っているくらい危険です。


特定のゲームクリエイターの作風に憧れたり、場合によってはクリエイターそのもの憧れるのは「きっかけの一つ」としては良いと思います。 ただ、それだけでゲーム業界を目指すのは危険かもしれません。

私もゲーム業界に就職した後、様々な有名ゲームクリエイターに合いましたが、「会わなきゃ良かった」と思った経験は一度や二度ではありません。


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あのゲーム企業で働きたいです!

これもゲーム業界を志す動機としては大きな物でしょう。 私がゲーム業界を目指した理由の一つがこれでした。


ただ、ここで注意して欲しいのは、あこがれの企業に就職できる可能性は極めて低いという事です。
その企業の入社試験を受けるのはあなた1人ではありません。 ライバルはたくさんいます。
それこそ大手企業になれば、エントリーしてくる人は数千人規模になるかもしれません。

しかも、この不景気を反映して採用人数は減少傾向にあり、会社によっては新規採用を凍結している場合もあります。
それだけの狭き門を無事突破できればいいですが、現実的にはかなり難しいと覚悟すべきです。


その企業に就職失敗して燃え尽きる様では後が大変です。
なので、働きたい企業が決まっていても、それはあくまで「第一志望」として考えてください。
間違っても「唯一志望」とせず、現実的に「第二、第三志望」の企業も考え、就職活動を行うべきです。


また、外から見ていて抱いた印象と、実際の状態はかけ離れている事が多いと思います。
なので、憧れの企業に就職したけどガッカリすることも多いでしょうし、逆に興味のない企業だったけど、より自分に合っていたという事もあるかもしれません。

盲目的に一社のみをターゲットにするのではなく、ある程度柔軟性を持って就職活動した方が良いかもしれませんよ。



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あの開発チームで働きたいです!

ゲーム業界には、人気ゲームを作る事で有名な「チーム○○」といった感じの開発チームがいくつか存在します。
ある意味アイドルグループやエリート集団のような羨望のまなざしで見られるチームであり、そこで働きたいと考える人も多いことでしょう。


が、ここで注意して欲しいのは、ゲーム業界に就職するという事は「あこがれの開発チームに就職する」のではなく、「あこがれの開発チームが所属する会社に就職する」という事です。

なので、会社に就職したはいいが、配属されたのは全然別のところだった、という事も良くあります。
それどころか、何年経ってもそのチームに配属されない可能性も十分にあります。


また、これも「あこがれの企業」と同様、外から見て憧れていたが、実際に入ってみると幻滅・・・という事も大いにあり得ます。
期待のしすぎは反動が大きいので、ある程度割り切って考えましょう。



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あのゲームの開発に参加したいです!

これもまたゲーム業界を志望する動機としては大きな割合を占めますね。
学生時代に熱中したゲームの続編を自分の手で作る、なんとも美しいではありませんか。


しかし、これも前述の「あこがれの企業」と同様、就職した後に希望するゲームの開発チームに配属される可能性は低いものです。  もちろんずっと配属されない可能性も十分にあります。

開発チームが1~3個とかしか無いような小規模な企業の場合は確率は高くなります。
しかし、開発チームがたくさんある様な企業だと、お目当ての部署に配属される可能性は限りなく低くなるでしょう。

面接時や研修時に、どういったメディアやジャンルの仕事に今日があるかを質問され、それによって歩いていど配属先が決まる場合もあります。
そのようなチャンスがあれば、自分の希望をちゃんと伝えましょう。 もちろん、そこで使い物になるだけのスキルも求められます。


ただ、あなたが好きなタイトルの続編がいつまでも開発されるという保証はありません。
続編が5本とか10本とか発売されているゲームは極わずかです。 ほとんどのゲームは数本の続編、下手すると初代限りでその使命を終えます。

車で例えるならば、半世紀にも渡って10代以上も続いているクラウンとかは別格です。
売れないならばゲームも車も初代限りで終わりです。

なので、あなたが見事入社を果たして希望するチームに配属されたとしても、既に造りたいタイトルの開発は終了しているかもしれません。


他の項目でも述べていますが、好きなゲームに対してはあくまで「ユーザーのままでいる」という考え方もあります。 良く考えてみてください。


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