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ゲーム業界における各種雇用形態の特徴を分析

ゲーム業界で働く場合、当然ですが会社側と雇用契約を結ぶ必要が有ります。
その際の形態には色々有り、例えば「正社員」「契約社員」「アルバイト」などの他、派遣会社を介して赴く「派遣社員」なども有ります。

これらの雇用形態には給与などの待遇面、保険などの社会保障面、雇用に至るまでの難易度、そして世間体に至るまで、それぞれ一長一短有るため、どの雇用形態がベストなのかを悩む事も有るかも知れません。

なにしろ、仕事は人生において最も重要な要素の一つで有り、雇用形態次第でその仕事を取り巻く環境が大きく異なる訳ですからね。 最善な選択をしたいのは当然です。


単刀直入に言ってしまえば、私の経験上、ズバリ正社員がベストです。

これはゲーム業界に限った話では無く、ほとんどの職業において、正社員よりも好適な雇用形態は無いと思います。 前述の様に、待遇面から世間体に至るまで、全てにおいてです。

もちろん、正社員にも難点は有り、時には他の雇用形態の方が良いと思う場合も有ったりします。
では、その辺の事を、私の経験を踏まえて解説してみましょう。


  • 初回公開日:2008年5月
  • 最終更新日:2018年4月
  • あくまで私個人が趣味で収集したデータを公開している場です。
  • 情報は日々変化しており、内容の正確性の保証はしません。
  • 無断転載・改変盗用等は厳禁。 判明した場合は対処します。

ゲーム業界イメージ

給与・福利厚生・世間体など、全ての面で最良なのが正社員

ゲーム業界に限ったことではありませんが、可能な限り正社員を目指した方が良いです。
学生時代の勉学と就職活動での奮闘、これは正社員を勝ち取る為にあると言っても過言では無いでしょう。 それくらい価値のある物だと思います。

もし、新卒での正社員としての就職が叶わなかったとしても、なるべく早くステップアップして正社員としての雇用形態に移行すべきです。

正社員のメリット、ベストである理由を箇条書きでまとめてみました。

正社員のメリット

  • 福利厚生などが充実している。
  • 社員寮・家賃補助・資格手当などが期待できる。
  • ボーナス・退職金・企業年金などがある。
  • 商品の売り上げに応じたインセンティブ(報奨金)が期待できる。
  • よほどの事が無い限り解雇されることは無い。
  • 年末調整など、複雑な手続きなどをある程度会社が代行してくれる。
  • イベント視察や教育補助制度など、チャンスも多い。
  • 雇用形態の中で、最も社会的評価が高い。
  • 労働組合など、ある程度まとまった形で企業側と接する事ができる。

正社員のメリットを書き出してみましたが、いかがでしょうか。
一通り見てみて分かるかと思いますが、最大のポイントは経済的な面に関する事でしょう。

もちろん、上記のメリットが必ずしも保証されているわけでは無く、企業によっては正社員でも待遇が悪い場合もあります。 が、基本的には一番優遇されている雇用形態です。

以下で具体的に説明しましょう。


正社員最大のメリットは、なんと言っても金銭的な余裕

何のために働くのか? それは日々の生活や娯楽に必要なお金を稼ぐために他なりません。
「仕事を通じて社会貢献を~」といった理由もあるかも知れませんが、それ以上に大事なのはお金です。 身も蓋もない言い方ですが、お金が無い人生はとても寂しい物です。

その金銭面で最も有利なのが、正社員という雇用形態なのです。


まずは給与面ですが、各種雇用形態の中で最も恵まれているのは、やはり正社員と言えるでしょう。

劣悪な重労働が当たり前のゲーム業界だと、手取りの少ない正社員よりも、労働時間と所得が直結するアルバイト雇用の方が有利に見える事も有ります。
手取りが20万円にも満たない正社員よりも、時給1000円で300時間働いたバイトの方が稼いでいるのでは? という事ですね。

確かに支払日に受け取る額はバイトの方が多い場合も有るでしょう。
しかし、給与という物は手取りだけが全てでは無いのです。

  • 収入と言う物は実は奥深い物なのです。

例えば、家賃補助・資格手当・扶養手当といった各種手当て、そしてなにより年二回(場合によっては年度末を含む三回)の賞与など、正社員だけの手当がたくさん存在します。

売り上げに応じたインセンティブ(報奨金)も非常に大きく、場合によっては年収が100万円近く変わることも! ヒット作を生み出せればウハウハですぞ!
もちろん、ゲームが売れなければインセンティブどころか夏冬のボーナスも大変ですが。

また、バイト契約は何らかの理由で会社を休んだら、当然ですがその日の収入はゼロです。
また、仕事が一段落して定時退社が続くと、修羅場の時と比べると収入が激減します。

それに対し、正社員は常識の範囲内であれば、会社を休んでも給与を減額される事は無いですし、コアタイム終了後に退社しても給与は変わりません。
つまり、正社員は給与額が安定しているという訳です。 地味ですがこれは大事な事ですよ。

  • 不安定な所得は不安定な生活の原因となります。

続いて住居に関してですが、毎月の家賃は非常に大きな出費で、年間における支出の大半を占めます。 実家からの出勤が可能な場合を除き、この家賃という物からは逃れられません。

家賃は痛い出費ですが、ある程度の規模の企業であれば社員寮が用意されている事が多いです。
文字通り社員向けの住居で、基本的に正社員しか入居できません。

入社から数年までという様に期限付きの場合もありますが、所得に余裕の無い時期に社員寮に入居できる事はとても大きいメリットと言えます。

物件の内容はピンキリで、場所や間取りが自分好みでは無いかもしれません。
しかし、それでも会社から比較的近い場所にある物件に格安で入居できるメリットの大きさは計り知れません。
しかも、社員寮は光熱費なども家賃に含まれるか格安で使用できる場合が多いのが特徴です。


他の業種と同様、ゲーム業界関連企業も東京に集中していますが、このエリアで賃貸住宅を探した場合、20㎡程度物件で大体7万円、23区内だと8~9万円クラスも珍しくありません。

家賃8万円の賃貸住宅を借りた場合、年間の純粋な家賃は96万円で、最初の1年目であれば、敷金・礼金・仲介手数料が4~5ヶ月分かかるので、実に100万円以上が必要となるわけです。
これが社員寮だと大体半額以下で収まります。 コレは大きいですよ。

社員寮が無かったり中途採用だった場合でも、大抵の場合は家賃手当が出ます。
金額はこれまたピンキリですが、家賃の数割から多いところで半額まで出たりします。
月1万円の手当だとしても年間12万円。 これまた大きな額ですね。

  • 月々の出費で一番大きく、かつ重要なのが家賃です。

この様に、正社員雇用には金銭的なメリットがたくさん有ります。
全ての企業でそれが保証されている訳ではありませんが、総じて正社員が有利なのは間違いないでしょう。

  • 総合的に見ると、直接的・間接的の双方で金銭的に余裕がある正社員!

正社員は簡単には解雇されない

誤解の無いように先に行っておきますが、正社員でもクビになる時は容赦なくクビになります。

重大な過失や犯罪を犯して企業や社会に多大な損害を与えた時、遅刻や無断欠勤などがあまりも酷い場合、会社が傾いて人員整理が必要な場合など、来る時が来れば、例え正社員だろうと容赦なくクビは飛びます。

  • 正社員だから安泰という訳ではありません。 しかし・・・

しかし、逆に言うと、真面目に働いて一定以上の評価を得ていれば、よほどの事が無い限りは解雇されることは有りません。

社会のルール上、企業は社員を簡単に解雇できないようになっているのです。
会社が倒産したらどうしようもありませんが、幸いにも滅多に倒産することは有りませんから。

一方、契約社員・派遣社員・アルバイトといった正社員以外の雇用形態は、雇用期間が半年とか一年とかで区切られているため、会社の業績次第で次回の契約更新が無い場合が有ります。

よく言われる「雇用の調整弁」で、派遣社員やバイトの数を減らして人件費を押さえる訳です。

  • 派遣・契約・バイトは契約更新が無ければそれまでです。

何度も言いますが、正社員だから安泰という訳ではありません。
一番人件費が高く付くのは正社員なので、むしろ企業としては正社員の数を減らして非正規雇用を増やしたいと考える事もあるでしょう。

しかし、非正規雇用と違い、正社員の数を減らすのは簡単では無いのです。
万が一リストラの一環等で退職する事になったとしても、大抵の場合は退職金や転職の斡旋などが用意されます。

全ての企業でそれが用意されているとは限りませんが、正社員以外だと契約が終了してそれで終わりです。 何のサポートもありません。

なんだか気が滅入るような話ですが、これも正社員のメリットの一つと言えるでしょう。

  • 企業にとって一番金が掛かるのが正社員ですが、一番解雇しにくいのも正社員です。

やる気がある者には好都合! 手厚いサポートも正社員のメリット

次に「チャンスが多い」という事に関してですが、ゲーム業界で働いていると、国内外で開催されるイベントに参加することが多いです。

例えば「東京ゲームショー」「CEDEC(CESA・Developer's・Conference)」「E3(Electric・Entertainment・Expo)」「GDC(Game・Developer's・Conference)」などです。

正社員であれば業務の一環として参加することができ、当然費用は会社持ちです。
企業によっては東京ゲームショーやAOUショーあたりのイベントのチケットを契約社員やバイトにも配布する事がありますが、基本は正社員だけですし、CEDECやE3などに正社員以外が参加することはまず無いでしょう。(有給を申請して個人的に行くのは別として)

  • 毎年行われる各種イベントは、ゲーム業界の風物詩とも言えます。

また、TOEICをはじめとした各種資格試験や通信講座の受講費用を企業が負担してくれることも結構あるのですが、やはりこれも基本的には正社員が対象となります。

まあ、契約終了と共に余所へ行ってしまうであろう人材に、企業がわざわざ教育費を出してくれるはずも無く、当然と言えば当然ですが。

  • 期間限定の関係である非正規雇用の社員に、莫大な投資をする企業はまず有りません。

最後に、これは人によって喜ぶ人とそうでない人が別れやすいのですが、「出張に行ける」というメリットも有りますね。

どういう事かと言いますと、ゲーム制作の初期段階において、参考になる場所や物を詳しく把握するために取材に行くことが有ります。

スポーツゲームだったら試合の観戦、中世ヨーロッパ風のゲームであれば欧州への取材といった具合で、時には海外に行くことも有り、1週間単位の長旅になる事も!
また、国内外の下請け企業に出向いて、技術指導や成果物の慣習を行うことも有ります。

観光旅行と違って取材は忙しくて大変ですし、他の人と接する技術指導は尚更です。
なので、こういった出張を敬遠する人も多いのですが、私個人的にはどんと来いですね。

会社の費用で旅に出て、見知らぬ土地や人と接して多くを学ぶ事ができる、なんとも素晴らしい話ですよ。 こんな千載一遇のチャンスを敬遠するなんて勿体ない!

と言う訳で、出張は自分を成長させるチャンスなのですが、当然ながら正社員の仕事です。
国内の近場への取材なら正社員以外にもチャンスは有りますが、それ以外はまず無いですね。

  • 出張当日はもちろん、準備や事後のレポート作成なども大変なんです。
  • 出張に行くと色々学べるので、視点を変えて積極的に行ってみましょう。

正社員雇用のデメリットは?

正社員雇用における数々のメリットを書いてきましたが、一方でデメリットは無いのでしょうか?
世の中そんなにうまい話ばかりでは無く、正社員にも何か落とし穴が・・・?

結論から言うと、まあ有るには有るのですが、総合的に見るとプラスの方が大きいですね。
では、正社員のデメリットに関して解説しましょう。

正社員のデメリット

  • 給与を時給に換算すると非常に安い場合が有る。
  • なにより雇用契約を勝ち取るまでの難易度が非常に高い。
  • 有る意味、会社に縛られて自由がきかない。

金銭面でも書きました、正社員は手取り額が低い場合が有ります。

ベテラン社員や金融・外資系など一部の例外を除き、若輩正社員の手取りは安い!
うっかり23区内の築浅物件などに住んでしまうと、家賃だけで手取りの半分程が消える事も・・・

業界全体がブラックで、残業・休日出勤が当たり前。 しかもサービス残業も当たり前。
そんな劣悪なゲーム業界ですが、労働時間が多い程、正社員の賃金(時給換算)は低くなります。
一方、バイトは働いた分だけ時給が出るので、場合によってはバイトの給与の方が多くなる事も有ります。

ただ、この辺の待遇は会社によって異なりますし、なにより目先のお金だけを見て判断するのは危険なので、一概に正社員が駄目とも言えませんが。

  • 例外もありますが、正社員の時給換算額は本当に安いですよ・・・

次は雇用契約を勝ち取るまでの難易度ですね。 有る意味、正社員最大の難点と言えます。

正社員の雇用枠は限られており、募集をかけるタイミングもバイトや派遣に比べると少ない。
しかも、数度にわたる面接や技術試験など、試験の内容も非常に厳しいです。

企業側が正社員に何を求めるか、どれだけ人材に投資するのかという点を考えると、狭き門なのは当然なのですが、就職希望者にとってデメリットと言えるのは間違いないでしょう。

  • 最も待遇が良いからこそ、最も難易度が高いのです。

これはデメリットと言うべきか迷うところですが、正社員は派遣やバイトに比べると自由がきかないという点も見逃せません。

派遣やバイト等の非正規雇用は期間が限定された雇用契約ですが、逆に言うと契約期間が終われば職場を変えることが可能です。
より待遇の良い職場、興味の有る職場を求めて環境を変えることが出来るという訳ですね。

しかし、正社員だとそうはいきません。 給料が安くても、興味の無い部署やプロジェクトに配されたとしても、顔を見たくも無い嫌な奴が居たとしても、その会社の社員で有る以上はそこで働き続けなければいけないのです。

そんな職場はさっさと辞めて他に行く? 正社員雇用を短期間で捨てて転職しようとするあなたを、果たして次の応募先の企業はすんなり受け入れてくれるでしょうか?
私が人事の人間だったらかなり警戒すると思います。 正社員の肩書きを捨てるという事は単純な話ではないのです。

もちろん、非正規雇用は不安定さを甘受しているからこそ自由が有る訳です。
自由と安定はトレードオフの関係に有ると言うことは忘れてはいけません。

  • 企業に縛られるからこそ、相応の見返りが有るとも言えますね。

デメリットも有るが、それを上回るメリットが有る正社員

いかがでしょうか。 経済的な面をはじめとして、正社員には多くのメリットがあります。

もちろん正社員にもデメリットは有りますが、総合的に見ると些細な事でしょう。
全体で見れば正社員が最も良い雇用形態であるのは間違いないはずです。

就職するからには、是非とも正社員雇用を勝ち取れるように頑張りましょう。

  • 完璧な雇用形態は無いですが、総合的に見ると正社員がベストですね。

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柔軟性はあるが、安定性に欠ける「契約社員」「派遣社員」

ゲーム業界関連企業における労働者は、基本的に正社員が主力です。
しかし、それ以外の雇用形態の人も多く、企業によってはそちらが主力である場合も有ります。

正社員に次いで多いのが「契約社員」「派遣社員」といった雇用形態の人で、場合によっては「プロジェクト社員(業務委託)」の人も居ます。

ゲーム業界に限らず、正社員が最も理想的な雇用形態であることは前項で解説しました。
では、正社員に次ぐ割合を占める(会社にもよります)契約社員や派遣社員の待遇や業務内容を見てみましょう。

契約社員・派遣社員のメリット・デメリット

  • 総合的には正社員に次ぐ待遇である場合が多い。
  • 福利厚生などは正社員に準ずる場合が多い
  • 派遣社員は、各種契約は派遣会社と行う。
  • ボーナスなどの有無は会社次第で、無い場合も有る。
  • 多くの場合、業務内容は正社員と変わらない。
  • 会社の景気次第で契約の更新が無い場合も有る。
  • 退職金などは出ない事がほとんどである。

上記のような特徴があります。

では、各項目別に見ていきましょう。


契約社員や派遣社員のボーナスや退職金など、給与面に関して

雇用条件に関して最も気になるのは、やはり給与に関してでしょう。

近年、ゲーム業界においても新興企業を中心に年俸制が導入されつつ有りますが、基本的に正社員が対象であり、契約社員や派遣社員の場合は月給払いの場合がほとんどの様です。

特に派遣社員が年俸制である事はまず無いでしょう。
そもそも契約期間が一年に満たない場合も有るので、当然と言えばそうなのですが。


気になるボーナスの有無に関しては企業次第で、有ったとしても契約社員が対象です。
支給額も企業や契約内容次第ですが、支給額は正社員より見劣りするケースも有るようですね。

退職金に関しては、契約社員・派遣社員共に基本的に無いと思った方が良いですね。
これは相応の期間に就業した正社員を対象とした制度ですから、雇用期間が短い派遣や契約社員に適用されるとは考えにくいです。

そもそも、退職金という物は労働基準法などの法律で定められた制度では無く、仮に支払いが無かったとしても違法ではないようです。
その点においても、非正規雇用の社員にはまず支給されないでしょう。

  • ビックリ! 退職金は貰えて当然の物では無かった!

この他の手当に関しては、交通費はどの雇用形態でも基本的に支給されます。
もちろん支給額に上限が有ったりもしますが、支給しない企業はほとんど有りません。

ただし、家賃手当や保養手当に関しては微妙で、非正規雇用の社員に関しては、支給されたとしても契約社員のみで、派遣社員やアルバイトに支給されることはまず無いと思われます。

  • さすがに交通費を支給しない企業は「ほとんど」有りません。

この様に、契約社員や派遣社員は、やはり正社員に比べると待遇が悪いと言えるでしょう。
ただし、正社員に準じた待遇で有る場合が多く、アルバイトと比べるとマシと言えます。

待遇に関しては労働基準法による扱いに左右される面も有るので、割と流動的です。

  • 派遣と契約で比較した場合、後者の方が待遇面では有利ですかね。

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契約・派遣社員の福利厚生など各種待遇に関して

派遣・契約社員の給与以外の待遇に関してですが、ほとんどの場合、有給休暇などは正社員と同様に取得できますし、その他の待遇に関しても、概ね正社員に準拠しています。

会社とその福利厚生の内容にもよりますが、概ね正社員と同様に利用できるようです。
例えば私の勤め先の場合、契約社員・派遣社員・アルバイト、全ての人が社内外の関連施設などを利用しています。(例えば保養所など)


ただし、前述の様に会社と内容によりけりなので、やはり正社員に比べると待遇は劣ります。

また、契約と派遣を比べた場合、より正社員の待遇に近いのは前者である場合が多いですね。
派遣社員の場合、直接の雇用主は派遣会社になるからでしょうか。

  • 当然ではありますが、正社員と全く同じ待遇は望めません。

派遣・契約社員の業務内容に関して

給与体系と同様で、これも会社によってある程度の差があると思います。

基本的に正社員も派遣・契約社員も、業務内容には極端な差はない様に感じますね。
正社員と同様の機材や仕事が割り当てられ、場合によっては各パートのリーダーやディレクターを務めている場合も有ります。

ただし、会社や部署によっては、正社員とはっきり区別されている場合も有ります。
(これは特にアルバイト雇用がそうですね。)

派遣社員も契約社員も、実務経験者を助っ人として雇用する場合が多いです。
(未経験者を派遣や契約で雇用する企業は余り無いでしょう。)

このため、一部の例外を除き、基本的に正社員と同様の高度な業務を任される事が多い様です。

  • 肩書きとしての性質上、高度な仕事を任されることが多いと言えます。

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雇用の安定性に関して

雇用形態による給与や待遇面での優劣は大事な要素ですが、雇用自体が安定しているかも重要です。

結論から言うと、正社員だけが安定しており、それ以外の雇用形態(非正規雇用)はみな不安定なのですが、その度合いにも差が有ります。

正社員 >> 契約社員 > 派遣社員 >>> アルバイト

個人的な経験に基づいてランク分けするとこんな感じですかね。
正社員が最も安定しているのは当然として、バイトは最下位、その中間が派遣と契約です。
派遣と契約社員は概ねに多様な物だと思いますが、優劣を付けるなら契約社員の方が上でしょうか。

実は企業が派遣社員に支払う賃金はかなり高く、正社員より多い場合も有ります。
が、それは派遣会社に支払うマージンが多分に含まれている為で、労働者自身に支払われる額は特に多いという訳ではありません。

とはいえ、企業にとって人件費がかさむという事実には違いが無いので、この点がネックになって派遣社員を削減しようとする場合があります。 その点が派遣社員のネックと言えるでしょう。

  • 非正規雇用の中では派遣・契約はマシな方と言えます。

よほど業務態度や実力に問題が無い限り、やはり最初に影響を受けるのは正社員以外の人です。
特に真っ先に影響を受ける事が多いのはアルバイト契約の人で、次が契約社員や派遣社員です。

契約社員・派遣社員の安定性はどうかというと、やはり「正社員と比べると不安定」という事になると思います。


派遣社員などは業務内容や就業期間など、ある程度柔軟に決められるメリットが有ります。
しかし、その反面、やはり待遇や安定性で不安があると言えるのではないでしょうか。

もっとも、今後は正社員の解雇をしやすくする法改正が進みそうなので、正社員も安泰ではなくなりそうですが。

  • 非正規雇用のメリットとデメリット、自由と不安定は表裏一体ですね。

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ゲーム業界への登竜門? アルバイト契約の特徴

ゲーム業界の雇用形態には色々有りますが、最後にアルバイトに関して説明します。

ゲーム業界で働きたい場合、最も入りやすい雇用形態は何かと言えば、それはアルバイトです。
雇用形態の中では最も採用基準が緩く、ほぼ通年募集していて人数枠も多めです。
難易度・採用基準・募集のタイミングと数など、様々な面で正社員の対極にあると言えるでしょう。

噂では「ゲーム業界はバイトから入るのが当たり前」という前提で指導を行っている学校もあるとか。
つまり「いきなり正社員は無理」と言っているのに等しい訳ですが、本当にそうでしょうか?


そんなアルバイトのメリット・デメリットを列挙してみました。

アルバイト契約のメリット・デメリット

  • 採用基準が最も緩く、チャンスは多い。
  • 基本的に労働時間が給料の額に直結する。
  • 様々な職場を渡り歩いて経験を積むのに好適である。
  • ボーナスや退職金などの手当はほとんど無い。
  • 福利厚生や社会保障などは最低限の物しか無い。
  • 収入が不安定で安定した生活とは無縁。
  • 企業の業績次第で契約更新が無い場合もある。
  • 契約社員や正社員へのステップアップも一応可能。

パッと見ただけでも、まさに正社員の対極に有る事が分かると思います。
では、それぞれ具体的に解説してみましょう。


「ゲーム業界はバイトからが当たり前」は本当なのか?

ゲーム業界への就職に関して、「ゲーム業界にいきなり正社員で入るのは無理。 まずはバイトから入るのが普通。」という意見を見かける事があります。
これは新卒の人を対象にした言葉で、特にゲームスクールで聞かれる言葉ですね。

この話題が議論に上がると混乱することが多いのですが、「まずはバイトから」というのは、雇用の初期段階における「試用期間」の事を差しているのではありません。
試用期間であろうが、正社員登用を勝ち取った人は、基本的にその雇用形態が保証されています。

ここで言う「まずはバイトから」というのは、最初から正社員登用を諦め、アルバイト契約から仕事をスタートさせるという意味です。


では、「まずはバイトから」というやり方は、果たして実際そうなのでしょうか?

  • 最初から正社員を諦める? それは正しいやり方なのか?

ゲーム業界各社の採用状況を検証してみないとなんとも言えませんが、少なくとも私が知っている範囲では、新卒者を毎年正社員として採用しています。

例えば社員の新規雇用を行う余裕が無い零細企業が、デバッグ要員のみをバイト採用しているといった例なら有りますが、ほとんどの企業は毎年新卒社員や中途採用で正社員を雇用しています。

その新卒採用の内訳も、高卒から院卒まで様々ですので、例えば「専門卒はバイトから、大卒は正社員から」というような、学歴毎に分かれているようにも思えません。 専門学校卒の新入社員もちゃんと居ます。


このように、ゲーム業界も他の職業と同様、正社員として新卒採用されるのが普通です。
もちろん全ての企業がそうだとは言いませんが、常識的に考えると基本は正社員からです。

  • 大卒だろうがゲームスクール卒だろうが、正社員を目指すのが普通でしょう。

では、なぜ「まずはバイトから」という話がまかり通っているのか?
色々理由は考えられますが、まずは採用枠に対して応募者が圧倒的に多いという点が挙げられます。

大学や専門学校、各種ゲームスクールからは毎年大勢の学生が企業に応募してきますが、極一部の大手企業を除き、採用枠は微々たる物で人数はたかが知れています。
いや、90年代初頭とかならともかく、昨今は業界最大手でも大した人数は採用していません。


狭き門である正社員登用を勝ち取れなかった人はどうするか? 諦めて他の業種を目指す人も居るでしょうが、多くの人は何が何でもゲーム業界へ潜り込む事を目指すはずです。

第2候補や第3候補の企業での正式採用を目指す訳ですが、それでも駄目だったら?
そうなると、正社員より採用枠が多くて採用基準も緩いアルバイトに落ち着くという訳ですね。

バイトではなく派遣社員の道を選ぶ人も居ると思いますが、派遣社員はある程度経験を持っている人が選ぶ傾向にあるので、未経験の新卒者はバイトに流れる事が多いようですね。


この様に、本人が希望したかどうかは別として、最初の雇用形態がバイトになる事は有り得ます。
何しろ、全ての新卒者を正社員で雇用する程のキャパは存在しないのですから。

  • 色々挑戦し、結果としてバイト契約になるという流れならまだ有り得ます。

しかし、「結果としてバイト契約になった」のと「最初からバイトを目指す」とでは全く意味が違います。 ここはかなり重要ですよ。

これまで書いてきたように、雇用形態のベストは正社員ですから、学生時代は正社員登用を目指して勉学に励むべきで、最初からバイトを目指してどうするのでしょう?

仮に「バイトから入るのが普通」とか指導している学校や教員が居るのならとんでもない話です。
全日制の学校の場合、私立やゲームスクールなら年間の学費が100万円を越えてくると思いますが、そんな高額な学費を取っておきながら、学生達にバイトを目指させているのか?
私には到底賛同できない考えですね。

  • 貴重な時間と莫大な学費を費やしてバイトを目指すのですか?

どうも、この「最初はバイトから」という話は、就職率の低さに対する学生や保護者の不満や疑念を逸らすために作られた物の様な気がします。

最初はバイトからが常識だと謳っておけば、とりあえずバイトで潜り込ませれば就職率の高さをアピールできますからね。
バイトを「就職」と表現して良いのかは議論を招くところでしょうけど。

とにかく、私が指導者ならば最初からバイトを目指させることは絶対にしないですし、自分が保護者の立場であれば、そんな学校には絶対に子供を通わせたりはしないでしょう。

  • 最初から正社員を捨てている様な学校には絶対行きたく有りません。

もちろん、バイト雇用のメリットを重視してバイトから入る人も居るでしょうし、正社員が駄目でもとにかく潜り込みたいという人も居ると思います。
そんな価値観ややり方は一切否定しませんし尊重もします。

あくまで学校の指導方針に対しての私の考えです。
ひとまず、少なくとも「ゲーム業界は最初はバイトから入るもの」というのが常識とは思えません。

  • 再度言いますが、結果としてバイトになるのと最初から目指すのは違います。

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バイトから正社員登用への道は有るのか?

理由や目的はどうあれ、ひとまずゲーム業界にバイトで入ったとします。

彼らの多くはずっとバイト契約でいたい訳では無く、可能ならば早々にステップアップしたいと考えているはずです。
まずはアルバイトで飛び込んで経験を積み、ゆくゆくは正社員登用を目指すという訳ですね。

もちろん、正社員採用が叶わず、妥協の結果としてバイトで入った人が、正社員登用を勝ち取るレベルまでスキルを高めるのは簡単な話ではありませんが。

では、そのバイトからのステップアップは現実的かどうかを検証してみましょう。

  • 「バイトから正社員に」という目論みは良く聞く話です。

やはりこれも私の経験に基づく見解ですが、一昔前の日本経済やゲーム業界が好景気だった時代ならともかく、内外共に不景気まっただ中の現在においては、バイトから正社員へのルートは厳しいという印象を受けます。

人員整理や新卒採用の削減・凍結を行っている企業が増えていますが、その目的は他でも無い人件費の圧縮にあります。

ですから、安い人件費で雇えるアルバイトから正社員への登用を行うと、リストラの目的と相反する事を行う事になってしまいます。
先ほども書きましたが、企業にとっては正社員が一番人件費の負担が大きいのです。

  • 一番人件費がかさむ正社員登用を勝ち取るという意味を考えましょう。

私の職場においても、もう何年もアルバイト契約で働いており、業務内容も正社員とほとんど変わらないのにも関わらず、未だに契約社員にすらステップアップできていない人もいます。

もちろん仕事ぶりに応じて時給は上がっていますが、雇用形態でのステップアップが進まないという状況です。

スキルはあっても勤怠状況や人間性に問題が有ると駄目ですし、「上司に媚びを売る」など、ある程度世渡りのうまさが必要な場合もあります。
しかし、それらを踏まえても、アルバイト雇用を取り巻く状況は厳しいと言えます。


やはりアルバイトから正社員へのステップアップは狭き門だと言えるのではないでしょうか。
正社員登用されるまでの期間が非常に長く、そもそも、その枠自体が少ない状況の様です。

本人の努力が一番重要ですが、企業や市場の景気動向にも左右されるので、運が悪いといつまで経っても先へ進めません。

  • 正社員へのステップアップには実力も必要ですが、それ以外の運も必要です。

ただし、アルバイトで経験を積むと、当然ながら豊富な技術・知識を得る事が出来ますし、正社員とのコネクションも作れますから、景気や企業の状況次第では、新卒採用よりも正社員への道が開けやすいと言えるかもしれません。

また、いきなり正社員ではなく、バイトから契約社員という段階を踏まえてステップアップしていくという人も多いようです。
給与が固定額になるので純粋な所得は減るでしょうが、福利厚生などは格段に良くなるはずです。

  • バイトならではのメリットを活かして経験と人脈の構築を!
  • 間に契約社員などを挟んでステップアップするのも手です。

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アルバイトはどんな仕事を任されるのか?

ひとまずバイトで潜り込んで、徐々にステップアップするというやり方には一理あります。

しかし、当然ながらステップアップするためにはバイトという立場を上回るほどの実力と実績を身に付ける必要が有る訳ですが、果たしてそのチャンスは有るのでしょうか?

ここでは、その実力と実績を身に付ける事ができるのか、すなわち、バイト雇用ではどんな仕事を任されるのかを見ていきましょう。

  • ステップアップするためには、日頃どんな作業をするのかが重要です。

結論から言うと、正社員や契約社員・派遣社員等と違い、一般的にバイトに与えられる仕事内容は差別化される傾向にあります。

正社員や派遣社員は採用や契約に際してのハードルが高いので、当然ですが主力として位置付けられ、作業内容も重要な物が割り振られます。

特に正社員は長期的な視野に立って育成するので、会社にとっての資産、文字通り「人材」として相応しい開発者になるべく、重要な仕事が与えられる訳ですね。


一方、アルバイトは正社員採用に至らなかった人材が登用されることが多いため、どうしても正社員などと比べると作業内容は比較的簡単な物になる傾向があります。

また、基本的に期間を限定した雇用契約であるため、企業の核心技術などに触れる様な重要な作業を担当させるわけにはいかないという事情も有ります。
契約終了と同時に機密情報を持って他の会社に行かれたらシャレにならないという訳ですね。


これらの点から、正社員とバイトでは作業内容が大きく違う場合が有り、企業によっては相互に接する機会すら無い場合も有ります。

一般的に正社員は各プロジェクトの中核をなす重要な仕事、或いはバイトや派遣社員の監督業務を担い、バイトはチェックプレイ等の単純作業を任される事が多いです。

  • 企業にとって、バイトはその場限りの関係、正社員は永続的な関係という訳です。

ただ、これも企業によって異なる場合が有り、正社員とそれ以外のスタッフが分け隔て無く同じような仕事をしているという場合も有ります。

業界での実績や実力が十分なのに、本人の希望で敢えてバイト契約でやっているという人も居て、働き方も色々だなぁと思った次第です。

もちろん、機密保持の観点から言うと、前述の様に正社員とそれ以外では職場や業務内容を区別する必要は有ると思われます。
バイトでも重要な仕事を任されるかどうかは、本人の実力と企業のやり方次第だと言えるでしょう。

  • 企業によってはバイトと正社員にあまり違いが無い場合も有ります。

アルバイトと言っても、ゲーム制作に直接関わる制作の仕事から、テストプレイ(チェッカーとも言う)といった業務まで様々です。

なお、会社によってはチェックプレイ要員を「デバッガー」と呼ぶことが有ります。
元々「デバッグ」とはプログラムのバグなどを修正する作業の事を指しますが、ゲーム業界では少々意味合いが異なります。

ちなみに、チェックプレイと開発では業務内容が全く違うので、チェック要員から開発要員へのステップアップは考えにくいです。

この様に、一口にゲーム業界でのバイトと言っても様々なので、将来的に正社員として開発に携わりたいならば、頑張って開発系のバイトに潜り込んでください。

  • ゲーム業界においては、チェックプレイ要員をデバッガーと呼ぶ事も有ります。
  • チェックプレイのスキルとゲーム開発のスキルは似ているようで異なります。
  • デバッグの経験だけ積んでも、開発へ行ける可能性はかなり低いです。

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アルバイトは給与面でのメリットはあるか?

続いて、気になる給与面に関して検証してみます。
何度も言いますが、人生はお金がとても大事です。 雇用形態毎の特徴を掴んでおきましょう。

正社員や契約社員と比べ、アルバイト雇用のメリットやデメリットはなんでしょうか?


私の経験では、かなり条件は限定されますが、バイトなどの方が手取りが良い場合もあります。

例えば、サービス残業が当たり前の、いわゆるブラック企業の場合、就労時間が長くなると、アルバイトの方が手取りが多くなる場合があります。
つまり、同じ時間だけ働いた場合、手当なしの正社員より時給のバイトの方が手取りが多くなるという事です。

ゲーム業界は残業や休日出勤が当たり前の業界ですが、残業手当や休日出勤手当が無い場合、一ヶ月あたりの労働時間が200時間を超える辺りから、時給で働いているバイトの方が正社員より手取りが多くなるケースが増えてきます。
プロジェクト末期で忙しくなればなるほど差が出てきますね。

もちろん、正社員の給与が高かったり、残業代などが支払われるまともな企業だと別ですが。
また、希にバイトも固定給でやっている会社も有ります。 毎月200時間以上働いているのに、手取りが10万ちょっとしか貰っていなかった人を知っていますよ。 恐ろしい話ですが。

  • 忙しいほどバイトは稼げるという利点は有りますね。

まあ、そもそも残業代や休日出勤手当が出ないのは法的に許されない話ではありますが・・・
でも、そんな劣悪な労働環境がゴロゴロしているのもゲーム業界だと思ってもらっても結構です。
なにしろ私自身が経験したのですから。

我々労働者は労働基準法によって守られている訳ですが、この法律にも抜け穴はたくさん有ります。
大企業と政府は癒着しているので、どんどん法律を形骸化していく訳ですね。

近年「残業代ゼロ法案」として騒がれた一件、あれ、一般社員には関係ないと思っていませんか?
断言します。 近い将来、全ての社員が合法的に残業代を貰えない時代が来るという事を。

こういった悪質な法案は、最初は小さく成立させ、段々と規模を拡大していくのが常套手段ですからね。 消費税とか、最初は何%だったか覚えていますか?

おっと、話がずれてしまいましたね。 まあ、ゲーム業界の労働環境は劣悪ですよ。

  • ゲーム業界に「普通」や「まとも」を期待してはいけません。

このように、残業が多いゲーム業界においては、場合よっては正社員よりも手取りが多くなる場合もありますが、基本的にアルバイトの給与待遇は良くないと考えるべきでしょう。

なぜなら、各種手当てで支給されるのは交通費くらいで、家賃手当や扶養手当などはまず出ません。
また、アルバイト雇用ではボーナスが無いので、これだけでも年収ベースで下手すると100万円近く差が付いてしまいます。

致命的なのが、基本給では無い時給ベースなので、就業時間によって所得が変動するという点です。
仕事が一段落して残業や休日出勤が減ると、その分給与が激減する訳ですね。
病気や怪我で休もう物なら、当然ですがその間の所得はゼロです。

長い目で見ると、正社員や契約社員に比べて、かなり待遇面で不利であるはずです。

  • 時給契約という事は、暇が多ければ収入が激減するという事を意味します。
  • 安定しない所得は不安定な生活の原因となります。

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アルバイト契約は安定しているか?

世界的な不景気による解雇が続く中、「雇用の安定度」は非常に気になる要素です。
ゲーム業界におけるアルバイト契約は安定しているのでしょうか?

結論から言うと、アルバイト契約は全く安定していません。 安定とは無縁です。

身も蓋も無いですが、嘘を言っても仕方が無いですからね。
最も安定しているのが正社員、最も不安定なのがバイトです。


前述の様に、バイトには固定給という物が無い為、就業時間によって給与額が変動します。
すなわち、最も重要な要素で有る所得が不安定なのです。

生活の安定は、なにより所得が安定していることが重要です。
ここが不安定だと生活全体が不安定になってしまう訳ですね。

  • 収入が不安定だと生活の計画を立てにくいです。

また、景気が悪化したときに真っ先に削減対象となるのも、多くの場合がアルバイト雇用の人達であり、雇用の安定度という点から見ても良いとは言えません。

場合によっては、コストのかかる派遣社員(派遣元がマージンを上乗せするため、高い場合が多い)が最初に削られる場合もある様ですが、やはり最も立場的に弱いのはアルバイトだと思います。

正社員の雇用にはコストが掛かりますが、それ故に簡単には解雇できない訳ですね。

  • 社会的立場が最も弱いのがバイト雇用だと認識してください。

チェックプレイ要員としてのバイトは、ゲームの完成直前に募集が始まり、バグ修正やバランス調整が終了すると同時に雇用契約が終了となります。

運が良ければ社内の別のプロジェクトに回される事も有りますが(もちろんチェック要員として)、基本的にプロジェクト単位の契約です。

なので、そもそもチェック要員は将来性を見越した長期雇用が前提ではありません。
同じバイト契約でも「開発系」のバイトとは根本的に意味が違ってくるので、可能であればそちらでの契約を勝ち取りましょう。

  • チェックプレイのバイトは開発終了と同時に契約が終わることも多いです。

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アルバイトならではのメリットはあるか?

前出の様に、バイト契約はプロジェクトの終了と共に契約終了となる場合が多いです。

プロジェクト毎に契約が終了しているようでは、安定した収入が得られないマイナスイメージがあり、実際にそうなのですが、意外な活用法(?)もあったりします。


契約が終了すれば、当然別の会社でバイトなり契約社員としての雇用関係を結ぶわけですが、この「短期間で会社を転々とする」という特徴を活用して、様々な会社やプロジェクトで経験を積むという事も可能です。

会社によって作風や技術も異なれば、ツールや雰囲気も違います。 そこで技術やセンスを色々と学べる事でしょう。

安定しているが故に会社という枠組みに縛られている正社員にはマネできない事ですね。
安定はメリットで有ると同時に、デメリットという側面も有る訳です。

  • 不安定さの代償として自由さがあるとも言えますね。

技術的な面だけでなく、色々な会社へ行くことで豊かな人脈を構築できるという点も見逃せません。
ゲーム業界は非常に狭いので、この人脈は必ずや今後仕事をする上で役に立つはずです。

また、会社を渡り歩くうちに、社風や作風が自分にピタリと一致する会社があるかもしれません。
その場合は迷わずそこで社員登用を目指しましょう。 能力と人柄次第で十分可能なはずです。

この、ある意味で「渡り鳥」的なキャリアの積み方は、バイトだけで無く派遣社員や契約社員にも共通する点ですね。

もちろん、「技術と人柄が伴っていれば」という要素は簡単には実現できません。
日々鍛錬あるのみです。 頑張ってください。

  • バイト雇用には不安要素が数多く有るという点は否定できません。
  • しかし、バイトならではの利点も有るので、上手く活用して正社員を目指しましょう。

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