高千穂鉄道(TR)「吐合(はきあい)駅」とは?
高千穂鉄道(TR)「吐合(はきあい)駅」は始発駅の延岡駅から5個目にある駅です。
既に周囲は山間部に入りつつあり、国道218を除けばわずかな民家くらいしか有りません。
国道218号線沿いの駅ですが、駅の敷地内までは車で行くことは出来ません。
道路からは見えない斜面の上に有り、しかも特に目印も無く、非常に分かりにくい場所にあります。
ホームに行くためには、民家の間を抜け、少々坂道を登る必要が有ります。
【所在地】 宮崎県延岡市北方町曽木子2027
【距離】 延岡駅から13.3km
【ホーム】 1面1線
【駅員(当時)】 無人駅
【周囲にある物】 国道218号線、五ヶ瀬川、民家少々、他
【車でのアクセス】 不可 (可能=車で直接行ける。 不可=車では直接行けない。)
【徒歩でのアクセス】 容易 (容易=特に問題なし。 困難=徒歩でも大変。)
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高千穂鉄道(TR)「吐合駅」付近の様子
*画像クリックで拡大。(撮影:2007年8月頃)
こちらは「TR吐合(はきあい)駅」付近の様子です。
TRの多くの駅に共通している事は、非常に珍しい名前の駅が多く(ATOKですら変換できず)、かつ駅へのルートが分かりにくいという点です。
ここ「吐合(はきあい)駅」も非常に珍しい名前で、やはりATOKでも変換できませんでした。
駅のホームへ向かうためには、まず国道218号線沿いにある細い道を登り、次に右に曲がります。
一応看板は有ったはずですが非常に分かりにくく、民家の間を縫うような場所に道が有ります。
*画像クリックで拡大。(撮影:2007年8月頃)
吐合駅のホーム付近の様子です。
既にコンクリートで舗装された場所以外は草に埋もれつつあります。
*画像クリックで拡大。(撮影:2007年8月頃)
線路の形状からも分かるように、この吐合駅はカーブした場所に設置されています。
また、川と山に挟まれ、しかも少し登った場所にあるので、夜間はさぞかし暗くて寂しかったと思われます。
*画像クリックで拡大。(撮影:2007年8月頃)
吐合駅のすぐ横には国道218号線が、さらに向こうには五ヶ瀬川が流れています。
一応フェンスがありますが、万が一転落したら洒落にならないので注意してください。
*画像クリックで拡大。(撮影:2007年8月頃)
ホームの所は樹木が開けており、さらに五ヶ瀬川が大きく湾曲している場所なので、景色は抜群です。
*画像クリックで拡大。(撮影:2010年8月頃)
こちらも同じ吐合駅ですが、撮影時期は2010年8月中旬頃です。
ホーム付近も含め、線路は完全に草木に覆われ、さび付いた線路がわずかに見えるのみとなっております。
*写真撮影時期:2010年8月中旬頃(これ以降の写真)
*画像クリックで拡大。(撮影:2010年8月頃)
生い茂った草木の間から、かつてそこに線路が有ったことを示す、わずかな証拠が姿を見せています。
跡数年もすると、これらの物も草木に覆われてしまうのでしょうか。
*画像クリックで拡大。(撮影:2010年8月頃)
舗装されたホームはかろうじて姿をとどめていますが、線路は完全に草木に埋もれています。
また、駅付近はフェンスで封鎖されています。
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