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高千穂鉄道イメージ

高千穂鉄道(TR)「川水流(かわずる)駅」とは?

高千穂鉄道(TR)「川水流(かわずる)駅」は始発駅の延岡駅から7個目にある駅です。
基本的に無人駅ですが、保線用の車両や管理事務所などが存在しており(当時)、重要な役割を持った駅でした。

駅の周囲も各種の学校や商店街などが有り、乗降客数も高千穂鉄道の中ではかなり多い駅でした。

国道218号線の近くですが、直接そこからはアクセスできません。
一旦218号線から分岐して住宅街の中の道路を経由し、途中から五ヶ瀬川の方へ入ると有ります。


【所在地】 宮崎県延岡市北方町川水流小字卯
【距離】 延岡駅から17.1km
【ホーム】 島式1面2線
【駅員(当時)】 無人駅
【周囲にある物】 国道218号線、五ヶ瀬川、北方町総合支所、コンビニ等各種商店、他
【車でのアクセス】 可能 (可能=車で直接行ける。 不可=車では直接行けない。)
【徒歩でのアクセス】 容易 (容易=特に問題なし。 困難=徒歩でも大変。)

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2005年8月における高千穂鉄道「川水流(かわずる)駅」付近の様子

川水駅。 かわずる。

*画像クリックで拡大。(撮影:2005年8月頃)

現役当時の2005年における川水流駅の様子です。
駅構内には保線車両が留め置かれており、付近にはまとまった住宅街が有ります。


2007年8月における高千穂鉄道「川水流(かわずる)駅」付近の様子

川水流駅構内。 保線車両。

*画像クリックで拡大。(撮影:2007年8月頃)

「TR川水流駅」は延岡市の中心部から車で30分程の位置に有ります。
この近くにある「第1五ヶ瀬川橋りょう」は台風14号による増水時に倒壊するほどの被害を受けました。
情報に寄れば川水流駅も水没し、保線車両も被害を受けたそうです。

川水流駅が水没したと言うことは、周辺にある住宅街も浸水したという事ですが、大丈夫だったのでしょうか?

写真は2007年夏に撮影した物ですが、この頃は保線用車両や駅舎なども健在です。
しかし、現在ではどちらも撤去・取り壊しされており、当時の面影を残す物はわずかです。


川水流駅構内。 朽ちつつある線路と枕木。

*画像クリックで拡大。(撮影:2007年8月頃)

健在な駅舎やホーム、晴れ渡った青空など、まるで台風の被害など無かったかのような、のどかな雰囲気です。

しかし、電車の通行が止まったため、線路は錆だらけですし、枕木もだいぶ古びています。


川水流駅構ホームから高千穂方面を見る。 のどかな雰囲気。

*画像クリックで拡大。(撮影:2007年8月頃)

川水流駅構内のホームから高千穂方面を見た写真です。
線路が合流し、住宅街の間を少し進むと、台風で倒壊した「第1五ヶ瀬川橋りょう」が有ります。

ところで、この駅もホーム付近の線路だけ雑草が生えていません。
やはり手入れが行き届いているのでしょうか?


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2011年1月における高千穂鉄道「川水流(かわずる)駅」付近の様子

川水流駅構内。 川水流駅構内。

*画像クリックで拡大。(撮影:2011年1月頃)

数年ぶりに訪れた川水流駅です。
線路やホームなど、関連設備は健在のようです。


踏切。 分岐した線路。

*画像クリックで拡大。(撮影:2011年1月頃)

島式1面2線ホームに加え、保線車両用の線路もあるので、高千穂鉄道にしては賑やかな感じですね。
田畑に溶け込んだ、非常にのどかな雰囲気の駅です。


延岡方面の眺め。 高千穂方面の眺め。
川水流駅構内。 川水流駅構内。

*画像クリックで拡大。(撮影:2011年1月頃)

左は延岡方面、右は高千穂方面を臨んだ写真です。
右の写真に見える住宅街を抜けると、すぐに倒壊した「第一五ヶ瀬川橋りょう」が有った場所に出ます。


2013年5月における高千穂鉄道「川水流(かわずる)駅」付近の様子

川水流駅構内。 駅のやや下流地点。
駅のやや下流地点。 駅のやや下流地点。

*画像クリックで拡大。(撮影:2013年5月頃)

行縢駅などと同様に、ここ川水流駅も線路やホームが撤去されていました。
駅舎が撤去された後も線路などは残っていたのですが、予算が付いたのか撤去されたようです。

駅跡から延岡方面へ少し歩くと、草に埋もれつつも線路が残っていました。


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