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圧巻の断崖絶壁、銚子の名所「屏風ヶ浦」とは?
千葉県銚子市には色々な観光名所が有りますが、中でもオススメなのが、ここ「屏風ヶ浦」です。
千葉県の銚子市名洗町から旭市上永井の刑部岬に至る、海岸線に連なる一連の断崖絶壁が屏風ヶ浦で、その様子がドーバー海峡に似ていることから「東洋のドーバー」とも呼ばれます。
ドーバー海峡とか言われても行ったことが無い人の方が多いと思いますが、とにかく屏風ヶ浦は素晴らしい景観が楽しめる場所なので、ここを目的に銚子まで来る価値は有ります。
犬吠埼や銚子電鉄などの他の観光名所と合わせて、是非観光プランを組んでみてください。
- 初回公開日:2009年
- 最終更新日:2018年4月
- あくまで私個人が趣味で収集したデータを公開している場です。
- 情報は日々変化しており、内容の正確性の保証はしません。
- 無断転載・改変盗用等は厳禁。 判明した場合は対処します。
銚子駅から屏風ヶ浦方面へのアクセス
銚子駅から屏風ヶ浦に行く場合、タクシーかバスを利用すると便利です。
バスの場合、時間帯によって本数にばらつきが有るので注意してください。
所要時間は約13分、料金は210円と手頃なので活用しましょう。
銚子駅前のバス停から「千葉科学大学線」に乗り、終着「千葉科学大学」で下車してください。
銚子駅から屏風ヶ浦までのバスアクセス
- バス路線:千葉科学大学線(5番乗り場)
- 下車場所:千葉科学大学本部前
- 所要時間:約13分
- 料 金:210円(2018年時点)
タクシーを利用する場合、所要時間は約10分、料金は1100円前後です。
*画像クリックで拡大。(撮影:2010年)
「千葉科学大学」や「銚子マリーナ」方面へのバスに乗り込みます。
隣接した場所に有るので、どちらで降りても大して変わらなかった気がします。
- ほとんど変わりませんが、どうせなら終点まで行ってください。
*画像クリックで拡大。(撮影:2010年)
千葉科学大学の前に銚子マリーナがあり、ヨットなどが係留されています。
遥か遠方には屏風ヶ浦の断崖絶壁が見えます。
相当遠くまで続いており、見えなくなっている所は右の方へカーブしているのでしょう。
屏風ヶ浦の海岸線に整備された遊歩道
*画像クリックで拡大。(撮影:2010年)
銚子マリーナの近くには既に断崖絶壁が有り、その絶壁と海の間にはコンクリートで舗装された綺麗な歩道が有ります。 この歩道は浸食対策も兼ねていそうですね。
この景色の中でジョギングや散歩をすると気持ちよさそうですが、街灯が見当たらなかったので日中以外は危なそうですね。
*画像クリックで拡大。(撮影:2010年)
歩道と断崖絶壁の間には草むらや湿地の様な場所が有り、所々に洞穴も有ります。
*画像クリックで拡大。(撮影:2010年)
歩道の反対側には砂浜が広がっており、潮干狩りと思われる家族連れも居ました。
(ここで貝が取れるかどうかは不明です。)
一方で、断崖絶壁の方は段々と高くなり、同時に地層がはっきりと分かるようになりました。
この様な景色は非常に珍しいので、是非とも見に来て欲しいですね。
*画像クリックで拡大。(撮影:2010年)
途中で小川が有るので、橋を渡って対岸へ行きます。
民家の横を通るので、間違って敷地内に進入しないように注意しましょう。
*画像クリックで拡大。(撮影:2010年)
橋を渡ると、いよいよ断崖絶壁も高さが増してきました。
この付近で既に軽く10メートルはありそうな、見事なまでの断崖絶壁ですね。
- ここまで綺麗な地層が見られる場所はそうそう無いと思います。
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屏風ヶ浦沿いに延々と続く歩道と断崖絶壁
*画像クリックで拡大。(撮影:2010年)
ある程度進むと、砂浜が消えて歩道の真横まで海が迫ってくるようになります。
この辺は波が比較的穏やかなので、満潮&強風の日でも無ければ塗れることは無いと思われます。
*画像クリックで拡大。(撮影:2010年)
あんな高い場所にも洞穴が有りますが、人工的に作られたような綺麗な形をしています。
ズーム撮影した後にPhotoshopで補正をかけて中をチェックしてみましたが、何も見あたりませんでした。 もしかしたら鳥の巣などが有るかも知れません。
台地の上から流れてくるのか、排水溝の様な物も有ります。
子どもの頃、こういった場所が大好きだったので、思わず興奮(?)してしまいます。
*画像クリックで拡大。(撮影:2010年)
だいぶ歩いてきましたが、それでも遥か遠くまで続いています。
これをまともに制覇しようと思ったら、丸一日くらいかかるのではないでしょうか?
ところで、このエリアは強い風が吹くので、風力発電用の巨大な風車がたくさんあります。
恐らく行きの電車から見えた風車はこれらでしょう。
屏風ヶ浦の遊歩道は遥か先まで続く
*画像クリックで拡大。(撮影:2010年)
延々と続いてきた歩道ですが、ある地点を境に突然整備状況が悪くなります。
消波ブロックの上にコンクリート板を置いただけの様で、ひび割れしている物も多数。
この付近は良い波が来るのか、サーファーの人が海にたくさん居ました。
見たところ、さほど大きな波は無い様ですが、これだけ人がいると言う事は何か有るのでしょう。
*画像クリックで拡大。(撮影:2010年)
ご覧のように、この付近から先は歩道が波に洗われる様になっています。
歩道というか、消波ブロックの上にブロックの板を並べただけの簡素な造りですね。
ここから先は歩行者が誰もおらず、みんなここでUターンしているようです。
ちなみに、バス停からここまで、すいすい歩けば30分くらいで到着します。
ここから先に進んで良いかどうかは不明ですが、当時は特に進入を禁ずる掲示やバリケードなどは有りませんでした。 ただ、足場が悪く、高波にさらわれそうで明らかに危険と思われます。
もし先に行きたい場合、一応地元の役場などに問い合わせて確認した方が良いでしょう。
もちろん、塗れても良いような格好と滑りにくい靴を着用し、満潮時は避けた方が良いですね。
ところで、多数並べられた消波ブロックの中に、一個だけ貝が付着した物が有りました。
どこか他の所から運んできたのでしょうか?
- ここから先が面白そうな場所なのですが、さすがに危険だと思われます。
なお、屏風ヶ浦の遊歩道は侵食対策の防波堤も兼ねているようですね。
この付近は波の力が非常に強く、一方で海岸線の地質は非常に脆いため、古来より海岸線が浸食され続け、既に数キロも後退しているのだとか。
浸食された砂は海流に流され、近くの九十九里浜に漂着するのだそうです。
屏風ヶ浦の護岸工事を行った後は浸食は減ったのですが、今度は九十九里浜に砂が漂着しなくなったため、あちらで浸食問題が発生しているそうです。
- ダムや護岸工事による弊害は全国各地で見られますね。
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