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八ヶ岳南部を代表する権現岳
「権現岳(ごんげんだけ・2715m)」は八ヶ岳南部に位置する山の一つです。
この付近では最も標高が高く、頂上からの展望を目的に登る価値は有ります。。
登山口とルートは複数有り、早朝から登れば日帰りも可能ですが、小屋を利用した縦走もお勧めです。
特にキレットを経由した赤岳方面への縦走は八ヶ岳最大の醍醐味として是非!
ただし、頂上付近は岩場や梯子の急登となっている為、体力はもとより技術も擁します。
展望・歯応えなどの意味で、非常に登り応えの有る名峰と言えるでしょう。
- あくまで私個人が趣味で収集したデータを公開している場です。
- 情報は日々変化しており、内容の正確性の保証はしません。
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青年小屋から急登を経て権現岳を目指す
*画像クリックで拡大。(撮影:2016年6月頃)
夜明けと共に青年小屋を出発して権現岳を目指します。 最初は傾斜の緩い樹林帯です。
振り返ると編笠山の綺麗な形と、小屋周辺のガレ場が印象的ですね。
*画像クリックで拡大。(撮影:2016年6月頃)
青年小屋から30分足らずで「のろし場(1530m)」に到着しました。
たしかにのろしを上げるには好適な展望の良さですね。 南ア方面の眺めが最高です。
*画像クリックで拡大。(撮影:2016年6月頃)
のろし場を過ぎると岩場の急登が出現します。
八ヶ岳の岩場は赤岳・横岳周辺が有名ですが、この付近も侮れない感じです。
危険箇所には鎖が設置してありますが、落石には最大限注意しましょう。
*画像クリックで拡大。(撮影:2016年6月頃)
ギボシ直下付近は特に傾斜がきついので頑張りましょう。
ギボシを過ぎると穏やかな稜線となり、一歩きで権現小屋に到着します。
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権現岳と頂上直下の権現小屋
*画像クリックで拡大。(撮影:2016年6月頃)
ギボシと権現岳の間(権現岳の直下)には「権現小屋」が有ります。
青年小屋と経営母体は同じで、小屋番さんが青年小屋に歩荷に行って不在の時も有るようです。
近年設置されたバイオトイレは小屋の裏に有る奴でしょうか?(右写真)
*画像クリックで拡大。(撮影:2016年6月頃)
権現小屋から5分程登ると頂上付近の交差点に出ます。
ここはまだ頂上では無く、右手の方へ少し進んだ場所に有る岩の固まりが頂上です。
頂上には甲斐駒ヶ岳や高千穂峰の様に剣が刺さっております。
裏側から回り込んで登れますが、横は断崖絶壁なので注意してください。
*画像クリックで拡大。(撮影:2016年6月頃)
権現岳の頂上も360度の素晴らしい展望が楽しめます。
左写真は北岳・甲斐駒ヶ岳・仙丈ヶ岳の様子で、右は槍ヶ岳・穂高連峰の様子です。
こうして比べてみると、やはり南アより北アの方が雪が多いですね。
*画像クリックで拡大。(撮影:2016年6月頃)
こちらは乗鞍岳(左)と御嶽山(右)の様子です。
御嶽山の頂上付近に見える灰色の部分は火山灰なのでしょうか?
*画像クリックで拡大。(撮影:2016年6月頃)
富士山やアルプス各地はもちろん、八ヶ岳各地の展望も抜群です。
これから向かう赤岳周辺に加え、遠くには八ヶ岳北部の蓼科山まで見渡せます。
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