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ある意味で最高峰な天保山
標高3776mを誇る日本の最高峰「富士山」。
富士山を始め、各国や各大陸の最高峰には注目が集まります。
一方、逆に「最低峰」はほとんど注目されず、それが何処の何なのかを知っている人は少ないです。
では、日本の最低峰はどこなのか? こう聞かれて即答できる人は相当の登山マニアと言えるでしょう。
諸般の事情があり、日本の最低峰は入れ替わりが激しい(?)のですが、
その一つが大阪・天保山公園に有る「天保山(てんぽうざん)」です。
標高は実にたったの「4.53m」で、最高峰の富士山より3771m程低いわけですね。
- あくまで私個人が趣味で収集したデータを公開している場です。
- 情報は日々変化しており、内容の正確性の保証はしません。
- 無断転載・改変盗用等は厳禁。 判明した場合は対処します。
電車を降り立ち、いざ天保山の登山口へ!
*画像クリックで拡大。(撮影:2015年3月頃)
登山には様々な困難が伴いますが、最初の試練は現地までのアクセス。
中には登山口まで辿り着くのが非常に困難な山も存在します。
では天保山はどうかと言うと、大阪市営地下鉄・中央線の大阪港駅が最寄り駅となっています。
駅からは徒歩でおよそ10分とアクセスは非常に良好。
これなら大型ザックを背負っていても安心(?)です。
大阪港駅は水族館「海遊館」の最寄り駅でもあり、駅を出ると直ぐに巨大な観覧車が目に入ります。
「山(天保山)より遥かにデカイのではないか?」等と考えてはいけません。
*画像クリックで拡大。(撮影:2015年3月頃)
駅から歩くこと10分足らず、いよいよ登山口(公園入り口)に到着しました。
公園内にはいくつかの小高い丘の様な物が有ります。 あれが噂に聞く天保山でしょうか?
天保山のピークよりも目立つ周辺のオブジェ達
*画像クリックで拡大。(撮影:2015年3月頃)
公園内でひときわ目立つのはこの石碑。
この石碑は1868年に明治天皇が日本初の観艦式を行った際の「行幸記念碑」らしいですね。
*画像クリックで拡大。(撮影:2015年3月頃)
石碑の後ろにそびえるのは阪神高速道路の「天保山大橋」です。
観覧車、石碑、そしてこの天保山大橋、頂上よりも遥かに高い気がするのは気のせいです。
ついに天保山の頂へ登頂成功!
*画像クリックで拡大。(撮影:2015年3月頃)
公園内は結構広く、しかも先ほどの小高い丘が頂上かと思ったらそうでもありません。
ピークを見失って遭難すること3分。 ついに天保山の頂上を発見!
ゆるキャラ選手権に出場できそうな可愛い看板が設置してあります。
「日本一低い山」の文字が光りますが、実は仙台市の「日和山(ひよりやま)」にその座を明け渡しました。
あちらは標高わずか3メートル、手強い相手(?)です。
*画像クリックで拡大。(撮影:2015年3月頃)
頂上にはしっかりと二等三角点が有ります。
せっかくだから、この三角点にタッチしていきましょう。
*画像クリックで拡大。(撮影:2015年3月頃)
山頂から眺める雄大な景色。 目が眩む様な高度感! 滑落注意!
・・・その辺の盛り土の方が標高が高そうなのは気のせいです。
桜の木がたくさん有って、満開になるとさぞかし美しいでしょうね。
なお、天保山にはしっかりと「山岳会」と「山岳救助隊」が存在するそうです。
登頂証明書も発行して貰えるので、気になる方は調べてみてください。
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