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合戦尾根イメージ

北アルプス三大急登の一つ「合戦尾根」を登る

「合戦尾根」とは、中房温泉付近を起点とする「燕岳(つばくろだけ)」の登山ルートの事で、名門「表銀座縦走コース」の起点でもあります。

合戦尾根は「剱岳の早月尾根」「烏帽子岳のブナ立尾根」と並び、「北アルプス三大急登」の一つとして知られ、大キレット等とはまた違った意味での難所としても有名ですね。


標高差は1243mも有り、ほぼ同じ標高差で、やはり厳しい尾根道として知られる「丹沢・大倉尾根」と比較される事も多いようでが、個人的には大倉尾根の方がキツイですかね。

特に延々と続く木階段が体力的にも精神的にも辛いです・・・(笑)
と言う訳で、大倉尾根が問題無い人であれば、合戦尾根も問題無く登る事が出来るでしょう。

「三大急登」とか言われるとたじろいでしまいますが、コース全般に渡って良く整備されており、定期的にベンチが設置されてあるので登りやすいです。
個人的には重太郎新道や読売新道の方が遥かにキツイと思うのですが、「三大急登」の選定基準はよく分かりません。


合戦尾根を2/3程登った所に「合戦小屋」と呼ばれる小屋が有り、食事やトイレ休憩が可能です。
小屋の前後辺りから展望が開け、富士山・大天井岳・槍ヶ岳などが見えます。

標高差は大きいですが、上り詰めた先にある大展望は素晴らしく、名峰「燕岳」や人気の山小屋「燕山荘」も魅力的なので、是非とも頑張って登ってください。


「合戦尾根」概要

  • コースタイム:3~4時間程度
  • 小屋:合戦小屋、燕山荘
  • 分岐:無し
  • 難所:特になく、純粋な体力勝負

  • 初回公開日:2014年
  • 最終更新日:2018年3月

  • あくまで私個人が趣味で収集したデータを公開している場です。
  • 情報は日々変化しており、内容の正確性の保証はしません。
  • 無断転載等は厳禁。 判明した場合は対処します。

登山バスを使って燕岳登山口のある中房温泉へ

毎日あるぺん号。 中房温泉付近。
燕岳登山口。 燕岳登山口。

*画像クリックで拡大。(撮影:2014年9月頃)

燕岳への最も一般的なルートは「中房温泉(なかぶさおんせん)」近くにある登山口から登るルートで、ここから合戦尾根経由で登り、コースタイムはおよそ4時間となっています。

最寄りの穂高駅から乗り合いバスまたはタクシーで一時間近くかかるので、中房温泉か有明荘に前泊するか、毎日新聞社が運行する「毎日あるぺん号」を利用すると良いでしょう。
乗り合いバスは祝祭日の前日とその他の日では始発の時間が異なるので注意してください。

登山口にはトイレが有り、登山届けもここで提出できます。 繁忙期は非常に混み合うので、筆記用具を持参した方が素早く記入できます。
売店の類は無かった様な気がするので、やはり必要な物は持参しておくべきでしょう。

また、自家用車でのアクセスも可能ですが、人気のエリアの為、シーズン中は駐車場の確保に注意してください。

  • 都内からの直通夜行バスなら「毎日あるぺん号」です。
  • 登山口にあるトイレと筆記用具は争奪戦になるので注意!

合戦尾根の様子。 合戦尾根の様子。

*画像クリックで拡大。(撮影:2014年9月頃)

合戦尾根は「北アルプス三大急登」の一つとして有名でが、全般に渡って整備が行き届いており、定期的にベンチがあるので登りやすいです。迷うような場所もありません。

同じく急登な丹沢の「大倉尾根」と比較される事がありますが、標高差はほぼ同じで、大倉尾根が中盤以降に辛くなるのに対し、合戦尾根は中盤までが辛いイメージでした。

  • ライバル(?)である大倉尾根とは、標高差も辛さも似たような物です。

荷揚げ用のケーブル。 荷揚げ用のケーブル。

*画像クリックで拡大。(撮影:2014年9月頃)

合戦尾根を2/3程登った場所に「合戦小屋」という山小屋があるのですが、このケーブルはその小屋に荷揚げするための物で、起点は有明荘付近らしいです。
歩荷やヘリコプターでの荷揚げはよく有りますが、ケーブルを使用した荷揚げは珍しいですね。


合戦尾根の様子。 合戦尾根の様子。

*画像クリックで拡大。(撮影:2014年9月頃)

整備が行き届いているとは言え、やはり三大急登の一つだけ有って歯応えがあります。
特に地面が浸食されて段差が大きい場所が疲れます。 無理をせず着実に進んでください。


富士見ベンチ付近。 富士山の勇姿。

*画像クリックで拡大。(撮影:2014年9月頃)

概ね30分から1時間毎(歩くペースによる)に「第一ベンチ」~「第三ベンチ」が設置してあり、次に「富士見ベンチ」があります。 快晴であれば富士山を眺めることができ、雄大な姿を見れば疲れも吹き飛びます。

  • 定期的にベンチが有るので、コース進捗の把握や休息に活用しましょう。

大天井岳と大天荘。 合戦小屋の手前。

*画像クリックで拡大。(撮影:2014年9月頃)

合戦尾根は中盤くらいまでが樹林帯なのでほとんど展望がありませんが、合戦小屋の手前くらいから段々と展望がきくようになります。

左の写真は常念山脈最高峰の「大天井岳(おてんしょうだけ)」で、その頂上直下にある「大天荘(だいてんそう)」の姿も確認できます。

  • 合戦尾根の展望が開けてくるのは中盤以降です。

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合戦尾根のオアシス「合戦小屋」

合戦小屋の様子。 合戦小屋の様子。
合戦小屋の様子。 合戦小屋の様子。

*画像クリックで拡大。(撮影:2014年9月・2015年9月頃)

登山口から大体2~3時間ほどで「合戦小屋」に到着します。
長く苦しい合戦尾根におけるオアシス的な場所で、いつも大勢の登山者で賑わっています。

合戦小屋は宿泊は出来ませんが食事やトイレ休息が可能で、小規模ですがテント場も有ります。
ここまで来れば燕山荘まで後一時間程度。 ゆっくり休憩して体力を回復しましょう。

  • 合戦小屋には宿泊は出来ません! テント場は有りますがあまり広くはありません。

小屋前の広場。 荷揚げケーブルの終点。
合戦小屋の様子。 名物のスイカ。

*画像クリックで拡大。(撮影:2014年9月頃)

小屋前にはベンチが設置してあり、荷揚げのケーブルもここが終着点です。
合戦小屋と言えばスイカが名物となっており、1カット(800円)は一人で食べるには少々多いかも知れません。 2~3人で食べるのに丁度良い量ですね。


合戦小屋のテン場。 入山者カウンター。

*画像クリックで拡大。(撮影:2015年9月頃)

合戦小屋には宿泊は出来ませんが、近くにテント場が整備されています。
テントの種類にもよりますが、大体10張り程が設営できるようですね。

小屋を過ぎて少し進むと入山者カウンターを発見しました。
こんな中腹にあるのは珍しいですが、入山者の大半は燕山荘まで行くとの判断からでしょうか?


燕山荘が見えます。 遥か遠くの槍ヶ岳。

*画像クリックで拡大。(撮影:2014年9月頃)

合戦小屋を過ぎると展望が開け、燕山荘や槍ヶ岳などが見える様になります。
ちなみに右の槍ヶ岳は結構近くにあるように見えますが、これは300mm望遠レンズで目一杯ズームした状態なので、実際は遥か遠くに小さく見えます。

この遥か遠くに見える槍ヶ岳を目指して一歩一歩進む。 これが表銀座コースの醍醐味です。


もうすぐ燕山荘。 三角点。
緩やかな尾根道。 緩やかな尾根道。

*画像クリックで拡大。(撮影:2014年9月頃)

合戦小屋を過ぎると傾斜も緩やかになり、鎖場もありますが使わなくても登れる程度です。
景色は素晴らしく、目の前に見える燕山荘を目指してもう一踏ん張りしましょう。


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北アルプス屈指の優雅で巨大な山小屋「燕山荘」

燕山荘のテン場。 燕山荘の入り口。

*画像クリックで拡大。(撮影:2015年9月頃)

合戦小屋から一時間ほど登れば、いよいよ「燕山荘(えんざんそう)」に到着します。
小屋手前のテン場は約30張りの設営が可能ですが、シーズンは混み合うので注意してください。


合戦尾根の終わり。 美しいアルプスの山々。

*画像クリックで拡大。(撮影:2015年9月頃)

小屋の前からは常念山脈や槍ヶ岳、裏銀座の山々が一望でき、疲れも吹き飛ぶ素晴らしい展望!
稜線の分岐から右に行けば30分程度で「燕岳」、左へ行けば「表銀座縦走コース」です。


お洒落な燕山荘。 お洒落な燕山荘。

*画像クリックで拡大。(撮影:2015年9月頃)

お洒落な作りの燕山荘の収容人数は600名で、北アはもとより国内でも有数の大きさを誇ります。
燕山荘グループ自慢の食事やサービスの他、年末年始の冬期営業など特徴の多い小屋で、夏山シーズン中には順天堂大学医学部の診療所が開設されます。


燕山荘の売店。 名物?

*画像クリックで拡大。(撮影:2015年9月頃)

燕山荘グループと言えば食事が有名ですが、軽食コーナーではケーキや生ビールも堪能できます。
絶景を堪能しながらの生ビールと手作りケーキ・・・その美味しさは説明の必要も無いでしょう。

そんな楽しさを彩るのが、燕山荘名物の謎のオブジェ。 モアイにインスパイアされたのかも?


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