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大天井岳トラバースルートは滑落の危険もある難所!
喜作レリーフを過ぎると、表銀座コースとして最初の分岐点が出現します。
進む方向で目的地が大きく異なるので、プランに応じて間違えないように進みましょう。
左は大天井岳頂上へ向かうルートで、大天荘や常念岳もこちらです。
表銀座コースをテント泊で縦走する場合、大天井岳エリアのテント場は大天荘に有ります。
一方、右側(直進)は大天井岳をトラバースするルートで、大天井ヒュッテ及び槍ヶ岳への最短ルートはこちらです。
トラバースルートは鎖場や急斜面が連続する、このエリアにおける最大の難所です。
後々通る事になる東鎌尾根に備え、ここでウォーミングアップしておくのも良いですね。
なお、トラバースルートとは別に、大天荘の近くから大天井ヒュッテへ至るコースも有ります。
なので、大天井岳へ登頂したい人や大天荘でテント泊した人は、この分岐へ戻る事無く先へ進むことが可能です。
「大天井岳トラバースルート」概要
- コースタイム:40分程度
- 小屋:大天井ヒュッテ(トラバース終了後)
- 分岐:無し
- 難所:トラバースルート全体が難所
- 初回公開日:2014年
- 最終更新日:2018年4月
- あくまで私個人が趣味で収集したデータを公開している場です。
- 情報は日々変化しており、内容の正確性の保証はしません。
- 無断転載・改変盗用等は厳禁。 判明した場合は対処します。
大天井岳トラバースルートは表銀座における最初の難所
*画像クリックで拡大。(撮影:2014年9月頃)
喜作レリーフを過ぎると、程なくして分岐点に差し掛かります。
左折すると大天井岳・常念岳・蝶ヶ岳方面、直進すると槍ヶ岳方面です。
多少時間は掛かりますが、大天井岳を経由しても槍ヶ岳方面へ行くことは可能です。
大天井岳の頂上直下に有る「大天荘」にはテントの設営が可能なので、この付近でテント泊する場合はこちらへ進みましょう。 「大天井ヒュッテ」へは直進してください。
- 大天井岳経由でも大天井ヒュッテや槍ヶ岳方面へ行くことは出来ます。
- 大天井ヒュッテにはテント場は有りません。
*画像クリックで拡大。(撮影:2014年9月頃)
槍ヶ岳や大天井ヒュッテへのルートは大天井岳をトラバースする様に伸びています。
コースの標高差は少ないですが、切れ落ちた斜面が続くので慎重に行動しましょう。
危険箇所にはマーカーや鎖が設置されており、基本的にルートは明瞭です。
- 迷うような箇所は一切無いので、滑落と落石に注意しましょう。
*画像クリックで拡大。(撮影:2014年9月頃)
大天井岳も燕岳と同様に花崗岩が多数存在し、コースからの眺めは絶景その物。
景色に見とれて足を踏み外さないように注意してください。
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鎖場や急斜面が連続するトラバースルート
*画像クリックで拡大。(撮影:2014年9月頃)
分岐点から大天井ヒュッテまではおよそ40~50分程。
急登は少ないですが、途中に注意を要する岩場が多数存在します。
慎重に進めば問題有りませんが、道が狭いのですれ違いの際にはご注意を。
このトラバースルートの中で最も危険なのがここでしょうか。
*画像クリックで拡大。(撮影:2014年9月頃)
確かに危険な場所ですが、足場・手がかりは豊富に有り、頑丈な補助の鎖も有ります。
滑落とすれ違いに注意しつつ進みましょう。 ヘルメットの着用も推奨します。
- 表銀座有数の難所と言えるかも知れません。 すれ違いにも注意しましょう。
*画像クリックで拡大。(撮影:2014年9月頃)
難所が続くルートですが、梯子場はほとんど無く、有っても高さは低いです。
迷うような場所も一切無いので、慎重かつ着実に進みましょう。
表銀座の中継点「大天井ヒュッテ」
*画像クリックで拡大。(撮影:2014年9月頃)
しばらく進むと大天井岳西部に位置する峠に「大天井ヒュッテ」が見えます。
小屋から右手へ続いているのは「牛首展望台」へのルートで、こちらは縦走路ではありません。
*画像クリックで拡大。(撮影:2014年9月頃)
大天井ヒュッテの直前は急坂となっており、ここで大天井岳からのルートが合流します。
右の写真は大天井岳の様子で、左へ伸びるのが今歩いてきたトラバースルート、右へ伸びるのが大天荘や常念岳へのルートです。
表銀座を二泊三日で縦走する場合、初日にここまで進めば翌日の昼頃には槍ヶ岳へ到着できます。
その為には中房温泉を朝6時位までには出発する必要が有るので、体力や交通手段などと相談してプランを組んでください。
- 三泊四日で歩く場合、初日が燕山荘、二日目がヒュッテ西岳が良いでしょう。
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