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北朝鮮工作船

工作船の母船と小型船

今回引き上げられた工作船には、各種装備を備えた母船と、そこから発進して潜入工作に使われる小型船の二種類があります。

どちらも漁船風の偽装が施され、実際に存在する(した)日本の漁船の名前が付けられていたようです。


ここでは、それら二種類の工作船の船体やエンジン、内部の様子などをご紹介します。



北朝鮮工作船の母船「長漁3705」

普段は北朝鮮の工作船と一括りにされていますが、実際には「母船」と「小型船」の二種類があったようです。
「長漁3705」と呼ばれるのが母船というわけです。

資料によれば、通常時は母船の中に小型船を搭載し、沿岸に近づくと小型船が分離して接岸・上陸する流れのようです。

また、敵から逃走するときには母船のみならず小型船のエンジンも使用するとのこと。


船の科学館 小型工作船
船の科学館 小型工作船

*画像をクリックすると大きな画像が表示されます。


周囲の人と比べると分かりますが、外洋を航行するだけあって、母船はかなり大きいですね。
だいぶ破損していますが、照明などを多数付けてイカ釣り漁船などに偽装していたようです。

右下の写真にある黄色い棒状の物は、引き上げ作業時に取り付けた補強剤です。


工作船が被弾した跡。 機銃弾の跡。

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海上保安庁の巡視船と銃撃戦を繰り広げた後に沈没した「長漁3705」。
引き上げられた船体の至る所に、巡視船から発射された機銃弾の弾痕が見られます。

なんとなく母船の後部と前部に弾痕が集中している気がしますが、前部は威嚇射撃、後部はエンジン停止を狙った射撃が行われたからかもしれません。


巡視船が装備している機銃は12.7mmと20mmだと思われますが、いずれも船体の鉄板をたやすく貫通しているのが分かります。
さらに巡視船の乗組員によるライフル射撃が有ったわけですが、その時の船内は修羅場だったことでしょう。



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「長漁3705」の船体画像各種

母船「長漁3705」に関する他の画像をご紹介します。

巡視船の銃撃、自爆時の爆発、長期にわたる水没による痛みなど、全体的に損傷が激しい様子が分かると思います。

「長漁3705」の船体1。 「長漁3705」の船体2。
「長漁3705」の船体3。 「長漁3705」の船体4。
「長漁3705」の船体5。 「長漁3705」の船体6。
「長漁3705」の船体7。 「長漁3705」の船体8。
「長漁3705」の船体9。 「長漁3705」の船体10。

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資料によれば、この「長漁3705」に関するスペックは「総トン数44トン」「全長約30m、全幅約4.6m」となっています。
エンジンは1000馬力のロシア製ディーゼルエンジンを4機搭載し、3翼固定ピッチプロペラ4機、最高速度は推定33ノットとのことです。



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北朝鮮工作船の母船「長漁3705」の後部

母船である「長漁3705」の後部には巨大な開口部があり、そこから小型船の出し入れなどを行っていたようです。

巨大な扉の様子や、銃撃で空いた穴などから光が差し込む様子が分かると思います。

「長漁3705」の後部格納庫。 「長漁3705」の後部扉。
「長漁3705」の船内1。 「長漁3705」の船内2。

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「長漁3705」の乗員を弔う花。 日本財団の会長名義で献花。

*画像をクリックすると大きな画像が表示されます。


任務とはいえ、若くして散っていった工作船の隊員達。
彼らを弔うため、日本財団の会長名義で花が添えられていました。



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「長漁3705」に搭載されていた小型船

前述の通り、「長漁3705」はあくまで母船であり、沿岸に近づいたら小型船が分離して潜入する手はずになっています。

母船と一緒に小型船も引き上げられて展示されていました。

「長漁3705」に搭載されていた小型船。 小型船の船体。
小型船のエンジン1。 小型船のエンジン2。
小型船のエンジン1。 小型船のエンジン2。

*画像をクリックすると大きな画像が表示されます。


資料によると、この小型船のスペックは「総トン数2.9トン」「全長11.21m・全幅2.5m」。
エンジンはスウェーデン製のガソリン船内外機1機(300馬力 x 3)となっており、推定速度は50ノット(時速93km)と高速です。



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