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高千穂鉄道イメージ

高千穂鉄道(TR)「第一・第二小崎(こざき)橋梁」の概要

高千穂鉄道「第1・第2小崎橋梁」は、TR吾味駅と日之影温泉駅の途中にある橋梁です。
名前からも分かるように「第1小崎橋梁」と「第2小崎橋梁」が連なって続いています。

五ヶ瀬川を挟んで県道237号線の対岸(右岸側)に有り、周囲は完全な山岳地帯です。
現地に向かうには、日之影温泉駅から県道237号線を延岡方面に下るか、国道218号線(日之影バイパス)の八戸小学校付近にある交差点から折れて県道237号線に合流し、吾味駅のさらに上流を目指しましょう。

車で現地に行くのは無理ですが、対岸の県道237号線からよく見えます。
橋梁近くに民家や畑が有りますが、徒歩で行くのはかなり困難でしょう。

近年、高千穂鉄道の橋梁は撤去が進んでいてとても寂しいですが、第1・第2小崎橋梁は立地の関係でそのまま残されそうですね。


「第1・第2小崎橋梁」概要

  • 【所在地】 宮崎県西臼杵郡日之影町
  • 【完 成】 1937年(昭和12年)
  • 【大きさ】 103.8m(第1)・51m(第2)
  • 【構 造】 無筋コンクリート充腹アーチ
  • 【周 辺】 日之影温泉駅、吾味駅、国道218号線、県道237号線、五ヶ瀬川、民家、他
  • 【車でのアクセス】 不可 
  • 【徒歩でのアクセス】 困難

  • 最終更新日:2018年6月
  • あくまで私個人が趣味で収集したデータを公開している場です。
  • 情報は日々変化しており、内容の正確性の保証はしません。
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県道237号線から五ヶ瀬川越しに見る「第一・第二小崎橋梁」の様子

下流方向から見た第一・第二小崎橋梁。 下流方向から見た第一・第二小崎橋梁。

*画像クリックで拡大。(撮影:2013年5月)

ここは第1・第2小崎橋梁から1キロほど下流の地点です。
写真には第1小崎橋梁の様子が写っています。

小崎橋梁は高千穂鉄道の橋梁の中でも特に美しい物の一つだと思うのですが、周辺地形の関係で、その姿を遠くから眺められる場所が有りません。
下流側から見える位置はこの場所くらいでしょうか?

この付近は五ヶ瀬川の左岸側に県道237号線が、右岸側に高千穂鉄道の線路が有ります。

  • 川の上流から見て右を右岸、左を左岸を呼びます。

下流方向から見た第一・第二小崎橋梁。 下流方向から見た第一・第二小崎橋梁。

*画像クリックで拡大。(撮影:2018年5月)

第1・第2小崎橋梁はその名の通り二つの橋梁が連なっており、右写真の大きな岩が有る辺りが、二つの橋梁を分ける境界部分だと思われますが、一見すると一つの橋梁に見えますね。

二つ合わせると結構な長さがある上に、橋梁を離れた場所から撮影できるスポットが無く、全体をフレームに収めようとしたらかなり苦労します。
広角レンズを使用して一応全体を納めることが出来ましたが、まだまだ不十分ですね。


第一小崎橋梁。 第一小崎橋梁。
橋梁の境目付近。 右側が第二小崎橋梁。

*画像クリックで拡大。(撮影:2014年5月~2014年5月)

手前に向かって湾曲しているのですが、撮影スポットが近すぎて全体図を撮影しにくいですね。
できれば俯瞰で見てみたいですが、上を走る国道218号線からは距離がありすぎて無理でしょう。
魚眼レンズを使用するか、パノラマ撮影で撮るしかなさそうですね。


橋梁の細部。 橋梁の細部。

*画像クリックで拡大。(撮影:2013年5月)

参考資料によると、この橋梁は無筋コンクリート製の充腹アーチという物らしいです。
第1小崎橋梁が12連で長さ103.8m、第2小崎橋梁が6連で長さ51mで、1937年に完成したとのこと。

多種多様な手法・形状で設計された高千穂鉄道の橋梁群。
中でもこの「第一小崎橋梁」と「第二小崎橋梁」は非常に美しい形状をしています。


橋梁の直ぐ上付近。 橋梁の直ぐ上付近。

*画像クリックで拡大。(撮影:2014年5月)

第一・第二小崎橋梁の直ぐ上流には別の小さな橋梁の様な物が有ります。
橋梁である以上、何らかの名前が付けられていると思われますが、詳細は不明です。


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