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コンパクトでサクサク遊べる「CLAUSTROPHOBIA 1024」
数ある傑作WADの中でもバランス良くまとまっているのが、この「CLAUSTROPHOBIA 1024」です。
公式(?)の略称は「CLAUS 1024」、或いは「1024CLA」と呼ばれているようです。
2008~2010年頃に登場したWADで、2016年現在は2作目まで公開されているようです。
それぞれシークレットを含む33レベルで構成されており、エネミーやアイテムなどは基本的に本家を踏襲しています。
WAD名になっている「CLAUSTROPHOBIA」とは「閉所恐怖症」という意味です。
それが意味するのは「マップがコンパクト」だという事で、全マップがとにかくコンパクトに作られています。
タイトルに有る「1024」は、マップのグリッドサイズとかでしょうか?
- あくまで私個人が趣味で収集したデータを公開している場です。
- 情報は日々変化しており、内容の正確性の保証はしません。
- 無断転載・改変盗用等は厳禁。 判明した場合は対処します。
全てのマップがコンパクト! ちっちゃいことは良いことだ
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暖かみを感じる(?)オリジナルフォントを使用したタイトル画面。
難易度選択画面もグラデーションが効いており、とてもワクワクします。(笑
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前述の様に、「CLAUSTROPHOBIA 1024」はマップがとてもコンパクト!
全て正方形の同一サイズで統一されており、迷うような事は一切無いと思われます。
他のWADにも狭いマップは有りますが、このシリーズは全マップがコンパクトです。
一般的にゲームの後半になると広大なマップが連続してうんざりする事が有りますが、
このシリーズにはそんな物とは一切無縁で、実にテンポ良くプレイでする事が可能です。
基本に忠実な優等生!? DOOMと言えば敵の待ち伏せと敵の大群
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DOOMでは、スイッチを作動させたり、重要アイテムを取得した瞬間に敵襲が有るというのはお約束。
このシリーズでもそこはしっかりと踏襲されており、数え切れない程の奇襲攻撃を受ける大盤振る舞い!
長年DOOMで遊んでいる私ですら「ちょっと落ち着こうか」と言いたくなるくらい基本に忠実(?)です。
しかもステージが狭い為に大群と接近戦で戦う事が多く、否が応でもヒートアップ間違い無し!
ステージ開始と同時に修羅場に突入したり、何の前触れも無く至近距離に敵が湧いてきたりと、
戦闘状況の凶悪さに関しては上々(?)であり、狭くても決して楽なWADではありません。
コンパクトなマップ&敵の大群系の名作WAD「Hell's Bells」と比較してみると、
同時に出現する数やサイバーデーモンの数などは少なめだと思いますが、
襲撃される頻度と狭さ故の厳しさはこちらが上ですね。 スイッチやアイテム毎に襲来がある感じです。
とはいえ、武器弾薬は豊富に設置してあり、メガアーマーやソウルスフィア等も良く出現します。
ステージの途中で追加出現することも多く、思う存分各マップでバトルできるので安心です。
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謎の和風テイストとMARATHONの香り
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このシリーズには時々日本語と思われる謎の模様が出現します。
ステージ内に描いてある場合や、マップを表示させた際に隅の方に描かれている場合も有ります。
基本的に支離滅裂で何を意味しているのかは不明ですが、制作者に真意を聞いてみたいですね。
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ユーザー製のWADでよく見かけるこのスイッチのテクスチャーですが、
これって名作FPS「MARATHON(マラソン)」で使われていた物の様な気がします。
そういや「Duke Nukem 3D」の曲を使用していたWADも有りましたね。
ところでDOOMではスイッチを押すという作業が基本かつ重要な要素ですが、
このWADでは遠方に有るスイッチを撃つことで作動させるという場面が多いです。
本家のWADではあまり無い要素なので、忘れている(知らない)人は戸惑うかも?
ところで、1作目のMAP27「HELL SEWAGE」の曲がどこかで聞いたことがあるなと思ったのですが、
色々調べてみた結果、どうもSFC版「ゼルダの伝説の城内」BGMのアレンジっぽいですな。
弾薬は豊富だが重火器は質素系?
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「CLAUSTROPHOBIA 1024」はマップはコンパクトですが敵は多く、難易度は比較的高めと言えます。
それに対応するかのように武器弾薬も豊富に設置されており、派手で爽快感のある戦いが楽しめます。
一方でロケットランチャーやBFGなどは終盤までほとんど設置されていません。(「2」の場合)
私がロケットランチャーを発見したのはMAP20のシークレットが最初でした。
もっと手前のマップに隠れていたかもしれませんが、少なくともシークレット以外では見当たりませんでした。
そもそもロケットランチャー用の弾薬もほとんど見かけませんでした。(バックパック入手時に手に入る程度)
BFGを発見したのはさらに後のMAPですが、プラズマライフルは比較的序盤から入手できます。
マップが小さいので、これもバランス調整の一環なのかも知れませんね。
「CLAUSTROPHOBIA 1024」の魅力を簡単におさらいしましょう。
- 全マップ共通した超コンパクトサイズでテンポ良く遊べる。
- マップはコンパクトだが敵も弾薬も豊富で派手なバトルが楽しめる。
- 全33マップとステージが豊富でシリーズ2作目も有り。
ズバリお勧めのWADです。 是非!
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