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FPSの超大御所「Doom」とは?

FPS(Fast Person Shooting)ゲームとは、その名の通りプレイヤーの主観視点で展開するシューティングゲームの事で、ゲームのジャンルの一つにもなっています。

主に北米で人気のあるジャンルで、毎年多数の新作が発表され、人気作の存在はゲーム機のシェア争いの行方も左右すると言っても過言ではありません。

そんなFPSの草分け的存在がDOOMというわけです。
DOOM以前にもFPSゲームは有りましたが、このジャンルを爆発的に普及させ、後発タイトルにも大きな影響を与えたという意味では、DOOMこそが元祖と言っても過言では無いでしょう。

では、FPSを語る上で外せない存在である「Doom」をご紹介しましょう。


  • 初回公開日:2008年
  • 最終更新日:2018年5月
  • あくまで私個人が趣味で収集したデータを公開している場です。
  • 情報は日々変化しており、内容の正確性の保証はしません。
  • 無断転載・改変盗用等は厳禁。 判明した場合は対処します。

FPSゲームの草分け的存在であり、今なお影響力を持つ傑作

ここで紹介する「Doom(ドゥーム)」は、1993年にidSoftware社からMS-DOS向けに発売された、FPSゲームの草分け的存在とも言えるゲームです。

主観視点ならではの圧倒的な迫力、モンスターとの行き詰まる戦い、聞き応えのあるサウンド、燃える隠し部屋&アイテム探索など、ユーザーを虜にさせる要素が満載の内容で、様々な社会現象を引き起こした程、世界中で大ヒットしました。

Doomを模倣したゲームも多数登場し、「Doomタイプのゲーム」という言葉も登場したほどです。
その中には名作も多く、機会があれば紹介したいですね。

  • 一つのジャンルを築いたエポックメイキング的作品と言えます。

激しいバトル。 激しいバトル。
激しいバトル。 激しいバトル。

*画像クリックで拡大。

DOOMの魅力は単純明快で、ひたすら繰り広げられるモンスター達とのバトル! これに尽きます。

一口にFPSゲームと言っても、ゲーム毎に作風が色々有り、中には謎解きやストーリーを重視した物も有りますが、DOOMにおいてはストーリーは無いに等しく、ゲーム中にストーリーを意識する事などまず有りません。

謎解きに関しても同様で、ステージ毎にキーやシークレットを探す探索の要素は有りますが、いずれもそこまで難解な謎解きは要求されません。

シークレットに関しては探し当てなくてもゲームの進行には問題無く、それ故にゲームの本分である熱いバトルに没頭できるという訳ですね。

アイテムやスイッチに触れた瞬間に襲ってくるモンスターの群れ、付近を徘徊している時に聞こえてくる醜悪な雄叫びなど、海外ゲームならではの強烈なインパクトは今でも忘れられません。

  • 初めてプレイした時、悔しいけど日本人には作れないゲームだと思いました。

陰湿なマップ。 熱いシークレット探し。

*画像クリックで拡大。

モンスター達とのバトルがこのゲームの本分だと書きましたが、一方でシークレット探しも楽しめるのがDOOMの魅力です。

確かに無理して見つける必要は無いのですが、もし首尾良く発見できたならば、強力な銃火器を早い段階で入手出来たり、時にはシークレットステージに行けたり等、その見返りは十分有ります。

ゲームの進行に過度の制約を与えず、それでいて思わず没頭してしまう程の中毒性も有る。
この辺のさじ加減の絶妙さもDOOMの魅力と言えるでしょう。

  • 無理に探す必要は無いけどつい熱中してしまう、ここが肝ですね。

Doomの歴史と発売ハード

Doomその1。 Doomその2。

*画像クリックで拡大。

1993年にMS-DOS向けに発売された初代DOOM以降、移植版や続編が様々なハードで発売され、2010年代に至ってもなお新作や拡張エンジンが登場しています。

ここまで多くの人に愛され、かつ長く続いているゲームはそうそう無いと言えるでしょう。
DOOMがFPSを代表するゲームと言われる理由はここに有ります。

  • 今でも新作が登場し続けているのが凄すぎます。

私が最初にプレイしたのはメガドライブのパワーアップキットである「スーパー32X」版です。
恐らく最初に家庭用ハードに移植されたのが、この32X版だったと思います。(もしかしたらアタリ・ジャガー版だったかも?)

最初に知り合いから紹介された時は「何だこのあくの強いゲームは・・・」と思った物ですが、気が付くとすっかり虜になっており、とにかく強烈な中毒性があるゲームでしたね。

メガドライブで遊んだ時間の半分位をDOOMとスーパー大戦略が占めていたような気がします。
本体を二個用意し、大戦略の思考時間の合間にDOOMを遊ぶみたいな事をしていました。

  • 特にアドバンスド大戦略の思考時間は長かった・・・

DOOMはこの32X版や初代MS-DOS版以外にも、多種多様なハードに移植されています。

私が知っている限りでは、

  • MS-DOS(PC用OSの一種)
  • Windows(PC用OSの一種)
  • Linux(PC用OSの一種)
  • MacOS(PC用OSの一種)
  • BeOS(PC用OSの一種)
  • Irix(PC用OSの一種)
  • NextSTEP(PC用OSの一種)
  • スーパー32X(Super32X)
  • スーパーファミコン(SNES)
  • ジャガー(ATARI Jaguar)
  • セガサターン
  • プレイステーション
  • ニンテンドー64(Nintendo64)
  • 3DO(3DO規格のマシン、Realなど)
  • ゲームボーイアドバンス

等々、実に多種多様なゲーム機・パソコンに移植されており、恐らくもっとあると思われます。
もしかしたら移植された種類に関してはゲームソフトの中でも随一かもしれませんね。


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Doomのバリエーションと入手方法

Doomはシリーズ化されていますが、大まかな物として、

  • 「DOOM」: 記念すべき初代Doom。 各8ステージのエピソードが3個ある。
  • 「Ultimate DOOM」: 初代に若干の変更を加え、4個目のエピソードが追加された物。
  • 「DOOM2」: 続編。 新たな武器やエネミーが追加され、エピソード制は廃止された。
  • 「Final DOOM」: 32ステージずつのエピソード2個からなる続編。
  • 「DOOM64」: Nintendo64向けに作られた完全新作の異色作。 1997年登場。
  • 「DOOM3」: 続編ですが、ほとんど別物なので、ここでは取り扱いません。
  • 「DOOM(2016)」: さらなる続編で、初代風のゲームシステムを持つ作品。

この様に、いくつかの続編が発売されています。
「2」でモンスターや武器・アイテムが大幅に追加されましたが、それ以降は基本的にマップとサウンド以外は共通です。

各種家庭用ゲーム機版もオリジナルマップ以外はPC版に準拠した造りですが、Nintendo64版の「Doom64」はグラフィックやサウンドが大幅にアレンジされており、最終ボスを含め、いくつかの新モンスターも登場する異色の存在です。

既にレトロゲームに含まれる過去のハードですが、その64版を元にした「BRUTAL DOOM 64」というWADが公開されているので、気になった人は是非!

  • BRUTAL DOOMのシステムでDOOM64を移植したWADです。

さて、既に30年近く前に発売されたゲームと言う事もあり、現在ではDoomのパッケージ版を店頭などで購入するのは困難な状況となっています。

しかし、悩めるDOOMer達の強い味方、ダウンロード販売サイトでDL購入が可能です。
「レトロゲームを遊ぶ方法」のページ紹介していますので、気になる方は是非。


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