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バトルフィールド1942(BatleField1942)とは?

「バトルフィールド1942」とは、2002年にWindows向けに登場したFPSゲームです。
とてつもない自由度、快適なオンライン対戦など、数々の優れた特徴により大ヒットし、瞬く間にFPSを代表する人気シリーズとなりました。

その後、移植版や公式の拡張パック・続編はもとより、ユーザー製の拡張データが大量に登場し、今なお高い人気を誇ります。

  • あくまで私個人が趣味で収集したデータを公開している場です。
  • 情報は日々変化しており、内容の正確性の保証はしません。
  • 無断転載・改変盗用等は厳禁。 判明した場合は対処します。

「バトルフィールド」シリーズの歴史

バトルフィールドシリーズはスウェーデンのゲームメーカー「デジタル・イリュージョン・クリエイティブ・エンターテインメント(DICE)」が開発し、エレクトロニック・アーツから発売されているFPSゲームです。
Windowsの他、家庭用ゲーム機も含め様々なプラットフォームで発売されています。

  • バトルフィールド1942
  • バトルフィールド・ベトナム
  • バトルフィールド2
  • バトルフィールド・モダンコンバット
  • バトルフィールド2142
  • バトルフィールド・バッドカンパニー
  • バトルフィールド1943
  • バトルフィールド・バッドカンパニー2
  • バトルフィールド3

等々、2002年に発売された初代「1942」を皮切りに、拡張パックを含めて多くの続編が発売されています。
実在の戦いをモチーフにした物も有れば、近未来がテーマの物まで有ります。



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「バトルフィールド1942」はどんなゲームなのか?

タイトルからも分かるように、第二次世界大戦の戦場を舞台にしたFPSゲームです。
「1942」とありますが、ゲーム中では第二次世界大戦全般の期間を扱っており、拡張パックではさらに前後の期間も登場します。


オフラインのストーリーモードとオンライン対戦モードの二つが有り、どちらも枢軸軍(日本・ドイツ・イタリア)か連合軍(アメリカ・ソ連・イギリス・カナダ)に分かれて戦います。
ストーリーモードはキャンペーンモード形式でマップが進み(分岐は無し)ますが、コンピューターのAIが貧弱すぎるので、あくまでゲームに慣れる練習の場といった感じです。


「バトルフィールド1942」のメインはなんと言ってもオンライン対戦モードでしょう。
最大60人が入り乱れて戦うこのモード、一度プレイすれば病みつきになる事間違いなし。 私もピーク時には毎晩のようにやっていました。

オンライン対戦が快適なのはもちろん、ファンクションキーを利用したメッセージシステムなど、様々な面で優れたシステムを持っているゲームです。



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驚愕のポイント1 ~恐るべき自由度の高さ~

このゲームの特筆すべき点は多々有りますが、その一つは驚異的な自由度の高さでしょう。
そのいくつかを紹介すると・・・

  • 選べる兵種と行動の多彩さ
  • プレイヤーがゲームに参加する際、所属する軍勢だけでなく兵種も選ぶ事になります。
    接近戦に強い「突撃兵」、救護キットで味方を治療できる「衛生兵」、戦車キラーの「対戦車兵」、狙撃銃と無線機を装備した「偵察兵」、爆薬や工具を使いこなす「工兵」の五種類です。

    それぞれ得手不得手がハッキリしており、各プレイヤーは自分のスキルや好みに応じて選べます。
    もちろん、陣営の内容が特定の兵種に極端に偏ると、その後の戦いが不利になる可能性が有るので、チームの状況も考慮して選ぶ必要があります。


    「突撃兵」はこれといった特殊技能はありませんが、強力な突撃ライフルは他の兵種を瞬時になぎ倒します。接近戦では最強です。
    また、所有している突撃ライフルは航空機や装甲車にもある程度のダメージを与えられるので、まさしく戦闘の主力です。


    「衛生兵」は戦闘能力自体は突撃兵に劣りますが、救護キットを使用すれば体力回復ができるので簡単には死にません。
    また、味方兵も治療できるため、衛生兵が居るかどうかで生存率が全然違います。 「縁の下の力持ち」的プレイが好きな人にもってこいの兵種です。


    「対戦車兵」はロケット砲を装備した兵士で、歩兵同士の戦いは苦手ですが、必殺のロケット砲が命中すれば、歩兵はもちろん戦車や航空機、果ては小型船舶すら破壊可能です。
    相手が戦車を繰り出してきた時にはもちろん主役になる兵種ですが、歩兵キラーとして待ち伏せ攻撃などに活用する人も居ます。
    ロケット砲での攻撃はスキルが求められるだけに、通好みの兵種と言えるでしょう。


    「工兵」も歩兵同士の接近戦を苦手としますが、それを補ってあまりある特殊武装を持っています。
    戦車はおろか、地上滑走中の航空機や浅瀬にやってきた舟艇すら一撃で破壊する地雷。 任意のタイミングで起爆できるTNT炸薬。
    いずれも使いこなせば超強力で、その破壊力に魅せられたら病みつきになる事間違いなしです。

    さらに工具を使って各種兵器を修理する事も可能。 戦車はおろか戦艦すら修理してしまう万能ぶり。周囲に工兵が居れば、兵器の寿命は倍増します。
    こちらも「縁の下の力持ち」が好きな人にもってこいの兵種です。


    「偵察兵」も接近戦は苦手ですが、スコープ付きのスナイパーライフルを持っています。
    いわゆる「狙撃兵」的なプレイが可能で、対空砲座に座っている敵兵や、戦車から顔を出している敵兵を狙撃して排除できます。
    「狙撃兵プレイ」に没頭しているプレイヤーも多いのですが、本当の役目は「偵察」です。
    双眼鏡で敵情を視察して味方の通報することで、砲台や戦艦の砲手は視界外の敵も砲撃可能になります。
    極めて地味ですが、後方支援的な役立つ兵種と言えるでしょう。


    このように、特徴の有る兵種の中からどれを選び、どのようなプレイをするかは各プレイヤーの自由です。
    突撃兵で文字通り突撃するも良し、工兵や偵察兵となって側面から味方を支えるも良し。
    どれかを極めるまで同じ物を選んでも良いし、状況や気分に応じて毎回違った兵種を選ぶのも自由です。

  • 正面から攻めるか、裏から攻めるか
  • このゲームは「敵のチケットをゼロにする」事で勝利できます。
    その為に、基本的に敵の陣地を占領する必要が有ります。

    その際、正面から攻めてもいいし、戦場を大きく迂回して背後の陣地を急襲してもOKです。
    飛行機を使って空挺降下をしたり、山を登り、海を泳いで背後に忍び込み、本拠地をいきなり占領するというプレイも可能です。

    なので、正面の敵ばかりかまっていると、何時の間にか忍び込んだ別働隊に背後の拠点が占領され、大ピンチに陥るという事も良く有ります。
    前後から挟み撃ちに遭うと十中八九負けます。 見える敵だけが驚異ではありません。 むしろ見えない敵の動向に気を配るべきでしょう。

    「見える敵」として正面から攻めるか、「見えない敵」として隠密行動するか。 もちろん各プレイヤーの自由です。

  • 「攻めて勝つ」だけが手段では無い
  • 先ほども書いたように、このゲームでは相手チームのチケット数をゼロにすることで勝利となります。
    (制限時間が尽きた際により多くのチケットを持っている状態でも勝利となる。)

    マップ内に存在する拠点を半分以上占領すると、その間に敵のチケットが減り始めるので、素早く拠点の過半数を抑え、かつその状態を維持することがポイントとなります。
    また、敵兵士を倒すことでもチケットが減少するので、純粋な戦闘に勝利することも重要です。

    なので、常に攻め続ける必要は有りません。 場合によっては守りに入って時間を稼ぎ、敵のチケットが尽きるのを待つという戦い方もできます。
    有利な拠点に籠もった側が守りに徹すると、相手は攻めあぐねて出血(チケット減)が増大してしまいます。
    攻めるだけでは無く、守り勝つという戦い方も可能です。



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驚愕のポイント2 ~マップに点在する多彩な兵器群~

バトルフィールド1942は歩兵同士の戦いが基本となるゲームですが、兵種以上に多彩な兵器が登場し、それを活用することで優位に戦いを勧めることができます。

  • 非常に多彩な兵器群
  • バトルフィールドの真の主役とも言えるのが、各マップに点在する兵器群です。
    装甲車両だったら戦車・装甲輸送車・自走砲、艦船だったら戦艦・駆逐艦・空母・潜水艦・魚雷艇、航空機だったら戦闘機・爆撃機・雷撃機・輸送機。
    これだけでも実に多彩ですが、他にも機銃・対空砲・高射砲・沿岸砲台、果ては対空ミサイルなどの珍兵器まで登場します。

    もちろん「大和」「T-34/85」「スピットファイア」など、実在した兵器がモチーフであり、リアルに再現されています。
    ゲームバランスを考慮し、同クラスの兵器は性能が均一化されていますが、操縦感覚などが差別化されていたりなど、こだわるところはこだわっています。

    マニアックなところでは、艦船は主砲や対空砲毎にプレイヤーが搭乗できるようになっており、爆撃機も操縦&爆撃手の他に各所の機銃手として複数のプレイヤーが搭乗できます。
    この様に、車両・航空機・艦船は複数のプレイヤーが同時に乗り込めるので、気の合う仲間同士で搭乗しても良いし、一人のプレイヤーが掛け持ちしてもOKです。

  • 種類が多彩なら使い道も多彩
  • 多彩な兵器が登場しますが、その使い道も多彩です。
    例えば戦車。 主砲や機銃を使っての戦闘はもちろんですが、戦車の車体を使って普段は上れないような屋根の上まで移動する事も可能です。

    航空機は戦闘だけで無く、主翼の上に歩兵を搭載して空挺作戦を行うことも出来ます。
    戦場を大きく迂回して後方の敵本拠地に奇襲攻撃をかける事もできますし、敵空母に降下して艦載機を奪取する作戦も有効です。

    対空砲や沿岸砲台は陸上目標に対しても有効なので、場合によっては水平射撃で敵をなぎ倒しましょう。

  • 対抗手段も多彩
  • これらの車両群は強力な火力と防御力を持っており、ベテランプレイヤーが乗り込むと頼もしい存在です。
    上手いプレイヤーが操ると、そのゲームの勝敗すら左右するほど効果が有ります。
    逆に敵が使用してくると厄介なので、可及的速やかに排除する必要があります。

    例えば戦車を倒す場合、手榴弾を大量に投げ込む、戦車には戦車で対抗する、空爆や砲撃にまかせる、バズーカ砲や地雷で倒す、等々、戦車の倒し方一つ取っても非常に自由度が高いのはさすがです。
    他にも「対空砲の水平射撃」や「ジープでの体当たり」などでも倒せてしまいます。
    状況に応じて、臨機応変に周囲にある武器を使って対処できるようにしておきましょう。


    相手が航空機だった場合、空中戦や対空砲の射撃はもちろんですが、突撃兵や戦車のマシンガンで攻撃しても良いですし、上手く狙えばロケット砲や戦車の主砲でも倒せます。
    ベテランプレイヤーは本気で狙ってきますので、ちんたら飛んでいると突然撃墜されてしまいます。
    ちなみに、私は艦船の主砲で撃墜するのが得意です。 撃墜した瞬間は最高です。

  • 敵の兵器を強奪せよ!
  • ある意味、これがバトルフィールドの最大の醍醐味と言えるかも知れません。
    なんと、敵の兵器を強奪できるのです。

    艦船など一部の兵器を除き、基本的に車両や航空機には属性の要素が無く、敵味方だれでも乗り込めます。
    なので、敵の陣地に忍び込んで車両を強奪すれば、その後の戦いは圧倒的に優位になります。
    特に重戦車や爆撃機を奪った時の爽快感はたまりません。 味方かと思った爆撃機から爆弾の雨が降ってくるときの恐怖・・・

    また、敵の戦車を破壊寸前まで追い込んで、敵の搭乗員が慌てて脱出してきた隙に奪うという方法もあります。
    戦車に乗っているプレイヤーは、敵に奪われないように文字通り戦車と運命を共にする覚悟が必要です。
    燃えさかる戦車から脱出もせず奮闘し、爆砕するまで戦い続ける戦車兵・・・ この時ばかりは敵も味方も拍手を惜しみません。

    この様に、敵に車両を奪われるとシャレにならないので、戦場では簡単に乗り捨てないようにしないといけません。
    また、後方拠点に忍び込んだ敵兵が兵器を強奪する恐れがあるので、戦場から離れた拠点も警戒する必要があります。



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驚愕のポイント3 ~プレイヤーの個性が出るゲームシステム~

簡単に(?)説明してきたように、「バトルフィールド1942」のシステムは非常に自由度が高いです。
それ故に、各プレイヤーの個性が発揮されやすく、毎回バラエティーに富んだゲームになります。

例えば、突撃兵でひたすら突撃してくる勇猛果敢なプレイヤーが居れば、その一方で工兵や衛生兵としてサポートに徹するプレイヤーも居ます。
航空機専門でほとんど空中に居るプレイヤーや、偵察兵で狙撃してばかりのプレイヤーも居ます。
また、敵の拠点に忍び込んで占領や兵器奪取を得意とするプレイヤーも居ますし、そんな破壊工作担当の敵を排除するのを得意とするプレイヤーも居たりします。


この様に、ゲームシステムが非常に自由度が高く、搭乗する兵種や兵器が多彩なので、各プレイヤーの個性が出やすいというわけです。
慣れてくると、相手のプレイヤー名を見れば、その人がどんな戦い方をするかが大体把握できるので、対策も立てやすくなります。

昔からゲームの楽しみ方は色々提案されてきましたが、ここまでプレイが幅広いゲームは珍しいのではないでしょうか。


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