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上海の自動車 その4 【日系メーカー編1】
日本国内では海外メーカーの車のシェアは微々たるものですが、ここ上海では状況は異なります。
北米・欧州・アジア系の各メーカーの自動車が入り乱れており、まさに群雄割拠の様相を呈しています。
もちろん日系メーカーの自動車もたくさん走っており、日本国内ではあまり普及していない車種をたくさん見かける事もあります。
ここでは、上海を走る日系メーカーの車をご紹介しましょう。
- 私個人が収集した情報を公開しており、内容の正確性は保証しません。
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上海で大人気のマツダのアクセラとアテンザ
マツダは中規模の自動車メーカーで、国内におけるシェアはそれほど大きくはありません。
主力車両のアクセラ(Axela)とアテンザ(Atenza)に関しても、国内では見かける頻度はあまり高くはないです。
しかし、これらの車種は北米や欧州では大きな売り上げを記録しており、完成度の高さから様々な自動車関連の賞を受賞しています。
ここ上海でもたくさん普及しているようで、アクセラ・アテンザ共にたくさん走っていました。
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上海におけるグレード設定が国内と同様かは不明ですが、私が見た限りでは、セダンとスポーツがそれぞれ走っていました。
また、マイナーチェンジ前とマイナーチェンジ後、オプションパーツの有無も色々でしたね。
右下の写真のように、複数のアテンザを同時に見かけるほどたくさん走っていました。
これを撮影した2008年当時はデビュー間もない現行型はまだ居ませんでしたが、すぐにでも普及すると思われます。
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こちらは同じマツダのアクセラですね。
私が目撃した割合ではアテンザの方が多かった気がしますが、アクセラも結構走っていました。
先日デビューしたばかりの二代目アクセラも、すぐに中国でも普及することでしょう。
このアテンザとアクセラ、実は個人的にも非常に気になる車種だったりします。
中国でも大人気なのですが、早くも模造車が出現していることからも、その人気が伺えます。
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フィットやスイフトなど、コンパクトカーも人気
中国では、大型セダンやミニバンなど、サイズの大きい車ほど所有欲を満たすという事らしく、確かにそういった車両がたくさん走っていました。
しかし、その一方でヴィッツやフィットなどのコンパクトカーも普及していました。
これらの車種は価格が安いのはもちろん、燃費も良いので、まだまだ自動車が普及していない中国では「最初の一台」として人気があるのかもしれません。
「QQ」など、中国国内メーカーのコンパクトカーも人気があるようです。
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左はホンダの「フィット」、右はスズキの「スイフト」ですね。
欧米などではそれぞれ「ジャズ」「イグニス」という名前で発売されている訳ですが、ここ中国では日本と同じ名前で発売されているようです。
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左の車はスズキの「ワゴンRソリオ」でしょうか?
右の車は日産の「ティーダラティオ」ですね。
この様に、大型車が好まれる中国においても、こういったコンパクトカーは人気をのばしているようです。
この他にも、ヴィッツやデミオなどもたくさん見かけましたし、それらの模造車も登場しているようです。
雑誌ではイストとヴィッツをくっつけたような模造車が有名ですね。
上海で大人気のエスティマとオデッセイ
日本国内では、かつてのセダンの地位をミニバンが席巻していますが、ここ上海でもミニバンはたくさん走っていました。
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上海に行って一番驚いたのは、日本のメーカーの各種ミニバンがたくさん走っていた事です。
特に多かったのがトヨタの「エスティマ(現行型)」と、ホンダの「オデッセイ(一つ前の型)」で、幹線道路を眺めていたら次々とやってくるくらい普及していました。
この両車種は日本円で三百万円前後もする、決して安くは無い車種なのですが、中国ではそれだけ準富裕層が増えたという事なのでしょうか。
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右側はマツダの「プレマシー」ですね。 左は日産の「リバティ」か「ラフェスタ」でしょうか?
先ほどのエスティマ・オデッセイ程ではありませんが、そこそこ見かけました。
この他、三菱の「グランディス」やトヨタの「スパシオ」らしき車種も目撃しました。
特にグランディスの方はほとんどソックリな模造車を目撃しました。 写真を撮る暇が無かったのが残念です。
エンブレムも三菱のロゴのパーツを組み替えただけのような、関係者が見たら卒倒しそうなほどソックリでした。
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次は上海で見かけたレクサスなど、日系メーカーのセダンをご紹介します。