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フランスイメージ

パリの治安を守るパリ警視庁。 フランス自動車事情

シャンゼリゼ通りは非常に大きくて長い道路です。
パリ中から集まった自動車と、世界中から集まった観光客で終日ごった返しており、世界有数の観光地ならではの賑やかさです。

そんな中、突然サイレンの轟音が鳴り響きました。 いったい何が起こったのか!?


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パリ警視庁ご一行様、嵐のように登場

観光客でごった返すシャンゼリゼ通りに、突然鳴り響くサイレンの轟音。

何事かと思って音のする方向を見てみると、車の渋滞が左右に割れて、まるで歌舞伎の花道の様に一本の空間が出現!
そこにサイレンを鳴らしたパリ警視庁の白バイが突進してきました。


白バイが突進してきた 白バイが突進してきた

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なにやら無線で忙しく会話しながら、渋滞の隙間を縫うようにして白バイが走ってきました。
最初は速度違反車でも追跡しているのかと思ったのもつかの間、さらなる後続部隊が出現します。


トラック型パトカー トラック型パトカー

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白バイに引き続き、今度は総計10台ほどのパトカーが一列に連なって突進してきました。
パトランプを点灯し、サイレンを鳴らしながら突進してくる様は、まるで西部警察のオープニングのようです。

スカニア製のトラックの前後を、それぞれパトカー2台と白バイ1台、計6台程が挟むようなフォーメーションで突進してきました。
パトカーはワゴンかミニバンタイプで、車両はプジョー307等と思われます。


気になったのは、車列の中央に居た2台の大型トラックです。
このトラックにもパトランプが付いていたので、やはりパリ警視庁の所属車両だと思われます。

白バイや他のパトカーがトラックを挟み込むようにしてフォーメーションを組んでいた事から、どうやらこの車列はトラックを護衛して目的地へ向かっていたようです。


武装した警官。 武装した警官。

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ところで・・・
トラックの前後に居たパトカーの中には、スライドドアを持つミニバンみたいなパトカーも居ました。

で、よく見たらスライドドアから誰かが身を乗り出しているではありませんか。
この時の私は二階建て観光バスの二階席に居たので、いったい何事かと見てみると・・・


なんと、黒装束に身を包んだ警察官(兵士?)がアサルトライフル(MP5と思われる)を構えて身を乗り出しているではありませんか!!
まるで「悪・即・斬」とでも言わんばかりに、「近づく不届き者は撃ちますよ」的なオーラがビシビシと伝わってきました・・・
一瞬そのアサルトライフルを構えた警察官と目があったような、あわなかったような。


それにしても、ここまで厳重にガードされたトラックの荷台には、いったい何が積載されていたのでしょうか?
現金? 国を揺るがす大事件に関する重要な証拠? 謎は尽きません。


ところで、パトカーのボンネットにある「POLICE」の文字が左右反転したような状態になっていますが、これは先行する車のルームミラーで見た際に「POLICE」と読める様に、あえて左右反転で書いてあるそうです。
なるほど、言われてみるとミラーで見た場合に丁度良いですね。


ちなみに、今回のようなパトカーの車列は、フランスに到着した当日、シャルルドゴール空港からパリ市内に向かう途中でも見かけました。


また、パリ市内にはアサルトライフルを構えた警察官が普通に警邏しています。
パリの市街地をはじめ、サンラザール駅やRERの「Marne-la-Vallee Chessy駅(ディズニーランド最寄りの駅)」など、各地で見かけました。 パリ警視庁の警備局(DCSP)の人員かと思われます。


私がフランスに行ったのは、移民問題に端を発した大暴動が有ってから間もない時期だったので、武装警官による警備はその時の警戒態勢が続いているからだと思っていました。

しかし、過去にフランスに行ったことのある親類の話では、これが普通の光景だそうです。
一見物騒に思えますが、制服&武装を誇示することによる抑止力は絶大だと思います。


そういえば、フランスと言えば、ICPO(国際刑事警察機構・インターポール)の本部がありますね。
車とは何の関係もないですが、機会があれば行ってみたいです。(見学できるのかは不明ですが)


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シテ島の警察署など

パリはフランスの首都であるだけで無く、世界的な大観光都市でもあります。
そのせいか、終日あちこちでパトカーがせわしなく走り回っていました。


シテ島の警察署付近。 シテ島の警察署付近。

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こちらはパリ市内のシテ島にある警察署の様子です。
フランスのパトカーには色々な塗装パターンがあるようですが、これらのトラック系車両は車体が青、屋根が白というパターンです。

そういえばパトランプも青系の色ですが、何らかのルールでそういう色指定になっているのでしょうか?
日本は赤一色ですが、暖色系の色の方が視認性が良さそうな気がします。


警察署は随分とお洒落というか歴史のありそうな作りですね。
フランスではこれが普通なのでしょうが、一瞬何かの観光地かと思ってしまいそうです。


バンタイプのパトカー。 バンタイプのパトカー。

*画像クリックで拡大。


こちらはライトバンタイプのパトカーで、右の車両はパトランプの形状と設置場所が特徴的ですね。


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次ページではシャンゼリゼ通りや自動車関連ショールームの様子をご紹介します。

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