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上海の自動車 その3 【北米・欧州系メーカー編】
日本では北米メーカーの自動車はほとんど普及していませんが、ここ上海では大量に走っています。
現地メーカーをはじめとしたアジア系メーカーの自動車と併せ、非常にバラエティに富んだ自動車が見られるのが上海の魅力のひとつでしょう。
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中国で大きなシェアを持つビュイック(Buick)の自動車
GM(ジェネラルモータース)のブランドのひとつであるビュイック(Buick)。
かつては日本にも導入されていたようですが、既に撤退しています。
しかし、ここ中国ではかなり大きなシェアを持っているようです。
私が見た限りでは、フォルクスワーゲンとビュイックの車を見かける割合が最も多かった気がします。
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上海市内で見かけたビュイックのセダンです。 車種名は不明ですが、高級感のある大型セダンで、トヨタのクラウンやセルシオの様な雰囲気があります。
中世ヨーロッパの騎士が持っていそうな盾を斜めに並べたようなエンブレムが格好いいですね。
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リアの右側には「上海通用」というエンブレムがあります。
「上海通用」とは、は現地の自動車メーカー「上海汽車」とGMの合弁企業で、この会社を通じてビュイックの車は販売されているようです。
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フォード(Ford)やシボレー(Chevrolet)も健闘
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日本ではフォード(Ford)やシボレー(Chevrolet)の車もサッパリ見かけませんが、ここ上海ではたくさん走っています。
中国ではサイズの大きな車ほどステータスが高いそうですが、北米メーカーお得意の巨大SUVはあまり見かけなかった気がします。
このシボレーのセダンは結構見かけましたが、パトカーとしても使用されていました。 後ほどご紹介しましょう。
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こちらはフォードのフォーカス(Focus)ですね。
数世代前のアコードワゴンみたいなリアのデザインが特徴的です。
ところで、上海では、右の画像の様なステッカーを貼った車を結構見かけました。
一体何のステッカーなのかは不明ですが、自動車をカスタムする文化が芽生えつつあるのかもしれません。
写真は取り損ねましたが、WRC風のステッカーを貼ったランエボ(三菱ランサーエボリューション)も居ましたよ。
上海のタクシーはフォルクスワーゲン(Volkswagen)の一人勝ち状態
上海は数多くのタクシーが走っていますが、私が見た限りでは全てフォルクスワーゲンの車でした。
ここまで同一メーカーの車しか使用されていないとなると、何か政治的な要因でもあるのでしょうか?
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メーカーがフォルクスワーゲンばかりというだけでなく、その車種も「サンタナ(SANTANA)」というセダンばかりです。
具体的には「SANTANA2000」と「SANTANA3000」を多く見かけました。 他の車種は記憶にありません。
カラーリングこそタクシー会社によって異なるようですが、車種がどれもほぼ一緒というのはいささか寂しい気もします。
日本のようにアルファードやセルシオまでバリエーション豊かなタクシーは居ないようです。
プジョー(Peugeot)やシュコダ(Skoda)等、フランスやチェコのメーカー製の車も
ベンツ等のドイツ製自動車はもちろん、フランスやチェコのプジョー(Peugeot)やチェコのシュコダ(Skoda)の車も居ました。
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写真はプジョーの206ですが、上海ではそこそこ見かけた車種です。
右の車両はなぜかイギリスのステッカーを貼っていますね。 206はフランス車ですが、ドライバーがイギリス好きなのでしょうか?
ところで、ご覧のように中国(上海のみ?)の自動車のナンバープレートは青の下地に白の文字で書かれています。
これはユーロ加盟国のナンバープレートのデザインとよく似ており、上海の欧州車を見ると、一瞬ヨーロッパに居るような錯覚を覚えます。
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こちらはチェコのメーカーであるシュコダ(Skoda)のオクタヴィア(Octavia)ですね。
このメーカーも日本ではまず見かけない、日本人にとってはレアな車両と言えるでしょう。
リアの左側には、おそらく現地の合弁会社と思われるメーカーのエンブレムが付いていました。
右端の文字はなんと読むのでしょうか?
ちなみに、Googleで「オクタヴィア」で検索すると、何やら萌えキャラしか出てきませんでした。
頑張れオクタヴィア!
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次のページでは上海で見かけた日系メーカーの自動車をご紹介します。