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上海イメージ

中国・上海自動車事情 画像集4(China Shanghai4)

ここでは、中国最大の都市である上海、及びその周辺部で撮影してきた写真を公開しております。
上海市内における交通マナーの様子などをご紹介しましょう。


  • 私個人が収集した情報を公開しており、内容の正確性は保証しません。
  • 無断転載・改変(リライト)等は厳禁。 判明した場合は対処します。

誰も赤信号を守らない! 恐るべし上海の歩行者。

初めて上海に来て色々カルチャーショックを受けましたが、その中でも強烈だったのが交通マナーに関する事です。

「シートベルトは締めない」「歩道を走るバイク」「超・積載オーバー」など、仮に日本の警察官がここで一日取り締まりを行ったら、検挙しきれないのではないかと思うくらい、日本の交通マナーにおけるタブーが守られていません。

もちろん、日本と中国では交通法規が異なるでしょうから、全てがマナー違反という訳ではないでしょう。
しかし、それでもシートベルト着用などは命に関わる重大な事なので、色々心配ではあります。

みんな信号無視。 あわや交通事故!

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そんな中で特に印象的だったのが「歩行者が赤信号を守らない」という点でした。

左の写真を見てください。 歩行者用信号は赤ですが、多くの歩行者がかまわずに道路を横断しています。
これが交通量の少ない道路ならともかく、この道路は片側3~4車線もあるような巨大な道路で、大型車を含む多数の交通量があります。

20人くらいの人と一緒に信号を待っていたら、みんなどんどん信号無視して渡ってしまい、気がついたら信号を待っているのは私だけという状況になってしまいました。


歩行者だけでなく自動車の方も強烈でして、歩行者が信号無視をしていても、クラクションを鳴らすものの、特に減速することなく突っ込んできます。
なんというか、信号無視する歩行者も、それに対する自動車も慣れっこという感じでした。

幸い、私が滞在している間に交通事故を目撃する事はありませんでしたが、これは運が良かっただけかもしれません。

バスの車体に象形文字が? よく見たら啓蒙の広告でした。

*画像クリックで拡大。


上海の交通マナーに驚愕していたある日、上海市内で見かけたバスに面白い広告が描かれていました。
車体に何か象形文字のような物が描いてあり、最初はテレビ番組か何かの広告かと思っていました。

よく見ると、交通マナーや助け合いなどを奨励する、政府(?)の啓蒙活動の広告だったようです。
「遵守交通」や「扶助弱者」などの文字が見えますが、これはおそらく「交通マナーを守ろう」「高齢者などの弱者を助けよう」という意味なのでしょう。 こういう広告活動は日本でも大いにやってほしいものですね。


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道路の合流ポイントは上海最大の激戦区!

上海の交通マナーは驚きの連続ですが、横断歩道と同じく驚愕するのは「合流ポイントでのバトルの凄まじさ」です。
どういう事かと言いますと、道路と道路が合流する地点での割り込みの強引さが凄まじいのです。

合流ポイントは激戦区 あり得ない割り込みッぷり

*画像クリックで拡大。


まずは左の写真を見てください。 この写真は都市高速に相当する道路をビルの中から撮影したものですが、中央にいる白いバンの割り込みの凄まじさはどうでしょう!

周囲の車が徐行している状態であれば、「図々しい奴だ」で済むのですが、実はここに写っている車は結構なスピードで流れているのです。 少なくとも50km以上は出ている感じでしたが、その速度、この密度の中に割り込んでくるのですから、ある意味あっぱれとしか言いようがありません。

ちなみにこの白いバンは上海では結構見かけました。 フロントマスクが妙にアルファードに似ており、アルファードとハイエースを足した様なデザインの車でした。


続いて右の写真を見てください。 中央に写っている三台のセダン、いずれも「そこのけそこのけ」と言わんばかりに突進しています。
まもなく道路が合流し終えるので、どう見ても外側の白いセダンがはみ出るように思えるのですが、実はこの直後、内側の二台を制して見事(?)本線に合流を果たしました。 もしかしたらA級ライセンスを持っているドライバーなのでしょうか!?

このように、上海における道路の合流ポイントは凄まじいバトルが普通に行われています。 強引な割り込みと急ブレーキの連続で、上から見ていると心臓に悪すぎる光景でした。
というか、二車線が同時に本線に合流するレイアウトもどうかと思うのですが・・・


モータースポーツにおけるピットレーン出口付近の攻防ではないのですから、彼らはなぜそこまで熱くバトルをしているのでしょうか!?


上海は自動車だけでなくバイク・自転車も猛者揃い。

中国と言うと自転車のイメージが強かったのですが、ここ上海の主役は自動車です。
車の時代に変わったのか、それとも自転車のイメージは単なる日本人の妄想だったのかは不明ですが、上海の街にあふれかえるのは自動車でした。

とはいえバイクや自転車も結構な数が走っており、市民の足として重要な役割を持っている事が伺えます。
しかし、そのバイクや自転車のマナーも自動車同様でして、もう自動車・自転車・歩行者全てを巻き込んだ交通戦争とでも言うべき様相でした。

群れをなす自転車。 あわや接触事故!

*画像クリックで拡大。


左の写真を見てください。 大量のバイクや自転車が信号待ちをしています。
このように、自動車に負けず劣らず大量のバイク・自転車が走っており、場所によっては外側のレーンはバイク・自転車専用レーンと化している場合もあります。


右の写真をご覧ください! 危うく車と自転車の接触事故が起きそうになりました。
そもそもこの道路は一方通行(画面手前方向への一方通行)だったはずですが、このセダンは一体どっちへ行こうとしているのでしょうか!?

危うくはねられそうになった自転車も、はねそうになった自動車も、お互い次の瞬間には何事も無かったかのように走り去ってゆきました。 おそらく、こういった出来事は日常茶飯事なのでしょう。
この信号は私が長期滞在していたホテルの近くなのですが、毎朝ここを渡る時は命がけでした。


このように、自動車も自転車も歩行者も、みんな強者ばかりで一瞬も気が抜けない状態でした。


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次のページでは上海市内を走っている車をご紹介します。

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