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国見岳イメージ

九州の最奥に鎮座する名峰・国見岳へ登ろう

今回ご紹介するのは宮崎県と熊本県に跨がる「国見岳(くにみだけ・1739m)」です。

九州本島ではトップクラスの標高が有り、宮崎県内では祖母山(1756m)に次ぐ高さを誇る国見岳ですが、頂上へ至る登山道は複数有り、反対側の熊本県側からも登頂可能です。

今回は宮崎県側からの主要登山ルートである萱野(かやの)登山口からのコースをご紹介しますが、宮崎県の西端に位置するだけ有って、まず登山口へ行くのが非常に大変。
さらにそこから始まる山行もまた長丁場であり、余裕のある日程と健脚が求められます。

しかし、稜線の気持ちよさは折り紙付きで、頂上からの展望もまた最高なので、是非とも一度は登ってみて欲しいですね。


  • 最終更新日:2019年5月
  • 私個人が収集した情報を公開しており、内容の正確性は保証しません。
  • 無断転載・改変(リライト)等は厳禁。 判明した場合は対処します。


果てしなく遠い国見岳の萱野(かやの)登山口へ

今回は宮崎県側の「萱野(かやの)登山口」から登る訳ですが、前述の様に、まず登山口に行くのが凄まじく大変で、場合によっては登山口への行き帰りの方が長く辛い旅になるかもしれません。

国見岳は宮崎県の西端、丁度熊本県との境に位置していますが、この付近は九州山地のど真ん中、もっと言うなら九州のど真ん中付近に位置し、登山口が有る椎葉村(しいばそん)自体が非常に山深い場所に位置します。

宮崎県の平野部・市街地は基本的に東端の太平洋側に集中しているので、国見岳が有る反対側(西側)は九州本島の最奥という訳ですね。


東九州自動車道などから国道265号線経由で椎葉村に来る場合、手前に有る諸塚村から先は見通しの悪い隘路が連続する区間が多くなっているので注意が必要です。

現在この区間はトンネル工事が進められており、近い将来にはかなり便利になると思います。

登山口までは全線舗装されていますが、登山口に近づくにつれて隘路が多くなり、そもそも距離が非常に長いため、場合によっては椎葉村で前泊無いし後泊すると良いでしょう。


椎葉村及び萱野登山口関連のデータ

  • 椎葉村内のコンビニ:無し
  • 椎葉村内の宿泊施設:複数有り
    詳しくは「椎葉村観光案内」を参照。
  • 椎葉村中心部から萱野登山口まで:全線舗装路、車で約50分
  • 萱野登山口への公共交通機関:無し
  • 萱野登山口付近の設備:トイレ無し、駐車場無し

萱野登山口までは基本的に自家用車での移動になると思いますが、登山口をナビで検索してもまず出てこないので、ひとまず椎葉村の中心部へ移動しましょう。

村役場などが有る中心部には平家にまつわる「鶴富屋敷」が有り、この周囲に公衆トイレや自販機などが有るので、ここで休息していくと良いでしょう。

なお、私が知りうる限りでは村内にコンビニは無いので、買い出しは事前に済ませておいてください。

村内には複数の宿泊施設が有るので、前泊無いし後泊し、村内観光を楽しむのもオススメです。


椎葉村は村としては国内有数の面積を持ち、しかも全域が山間部なので、結果として中心街から登山口までは更に約50分程度かかります。

椎葉村役場の少し手前(東側)にある交差点にて、国道265号線から県道142号線に入ります。
ここから先は隘路が続くので、くれぐれも対向車には注意してください。

しばらく登ると上椎葉ダムを見下ろす場所を通過するので、そのままダム湖(日向椎葉湖)の左岸を道なりに進みます。

そして不土野橋を渡った直後に有るT字路を右折します。
間違って左折しないよう、案内板などを見落とさないように。


水無橋バス停付近。 水無橋バス停付近。

*画像クリックで拡大。(撮影:2019年4月頃)

前述のT字路を右折して耳川の右岸を道なりに進むと、「村営バス水無橋バス停」が有るので、そこを左折して「村道椎葉五家荘(ごかのしょう)線」に入ります。

この交差点の近くには不土野簡易郵便局が有りますが、バス停共にナビで出てくる可能性は低いので、やはりルートは把握しておいた方が無難でしょう。


萱野登山口への道。 萱野登山口への道。

*画像クリックで拡大。(撮影:2019年4月頃)

国見岳は椎葉村の公式観光案内サイトでも紹介されている為、道中には案内板が点在します。
この付近の案内板は萱野登山口へ導いてくれる物なので、併せて参考にしてください。


村道御手納線へ。 村道御手納線の終点。

*画像クリックで拡大。(撮影:2019年4月頃)

五家荘線を暫く進むとT字路に突き当たり、ここを右折して「村道御手納線」に入ります。
登山口の他、民宿の案内板も設置してあるので目印にしてください。

なお、看板は「御手納」ですが、「尾手納」と書かれている資料も有り判然としません。
右折して道なりに進むと、突然道が途絶えて村道の終点が現れます。


村道御手納線の終点。 萱野登山口。

*画像クリックで拡大。(撮影:2019年4月頃)

尾手納線の終点が萱野登山口ですが、ご覧のようにトイレや電話ボックスはおろか、駐車場すら有りません。

最低限のスペースしか無く、数台も駐車すると転回すら困難になる様な場所なので、既に他の車が駐車してある場合は停める場所に注意。

既に山深い場所に有る萱野登山口ですが、付近に民家があるためか、スマホ(docomo)の電波はしっかりと入りました。


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いきなり登場する最大の難所・徒渉地点

登山口付近。 徒渉地点。

*画像クリックで拡大。(撮影:2019年4月頃)

萱野登山口からいよいよ国見岳を目指して出発する訳ですが、今回のコースは距離が往復約14kmと長いことを除けば、大崩山の様な派手な難所は存在しません。

しかし、唯一の難所と言える徒渉地点がスタートして早々に登場します。
川幅はそこまで広くは有りませんが、水量や地形が少々厄介なのです。


徒渉地点。 徒渉地点。

*画像クリックで拡大。(撮影:2019年4月頃)

この徒渉地点を下調べした際、過去には木製の板で簡易的な橋を作っていた事も有ったようですが、大雨で増水した際に流されたのか、案の定何も残っていませんでした。

水深や水量の関係上、岩を伝って進む必要が有るのですが、濡れていたり苔むしていて滑りやすいので要注意。

対岸に渡してある二本のロープを補助的に使うのですが、あまり頼りすぎると体が振られて逆に危険なので、あくまで補助程度と割り切って進んでください。

水量が多い時に無理をすると危険なので、椎葉村の天気予報を注視し、降雨の有った翌日などは避けた方が無難です。


造林と自然林が交互に。 造林と自然林が交互に。
造林と自然林が交互に。 造林と自然林が交互に。

*画像クリックで拡大。(撮影:2019年4月頃)

徒渉地点を過ぎると、ひとまず稜線を目指してひたすら登ります。
暫くは人工林と雑木林が交互に現れ、勾配もさほどキツくありません。

手元の資料に拠れば、稜線に至るまでに水場が二箇所ほど有るとの事ですが、タイミング的な問題か、水量は余りなかったので、必要分は持参しましょう。


点在する巨大な倒木。 点在する巨大な倒木。

*画像クリックで拡大。(撮影:2019年4月頃)

今回このコースを歩いて感じた事は、倒木が多いと言う事と、笹藪が濃いという事。

倒木は撤去や切断などの処理がされていない事が多く、大抵は上や下をくぐったり、横を迂回して進む事になります。

場所によっては転倒防止の為に切れ込みが入っている場合も。
苔むした倒木を踏み越える際には転倒に要注意です。


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笹藪の生い茂る稜線を歩いて五勇山へ

石堂屋分岐付近。 石堂屋分岐付近。

*画像クリックで拡大。(撮影:2019年4月頃)

スタートから約1時間半、稜線に出た頃に石堂屋方面からのルートと合流。
このルートはどうやら通行量が少ない様で、利用する際には注意が必要そうです。


五勇山方面。 かなり濃い笹藪。

*画像クリックで拡大。(撮影:2019年4月頃)

国見岳を目指して分岐を左折するわけですが、ご覧のようにこの付近は非常に笹藪が密であり、本当に宮崎県側からの主要ルートなのか不安になる程でした。

さすがにバリエーションルートという程ではありませんが、GW中でこの様子だと、夏場とかに来ると凄いことになっていそう・・・

当然ながら笹藪が体に当たりまくるので、長袖・長ズボンはもちろんのこと、雨天後にはゲイターの着用をオススメします。


かなり濃い笹藪。 かなり濃い笹藪。

*画像クリックで拡大。(撮影:2019年4月頃)

藪漕ぎと言うほど酷くは有りませんが、それにしてもこの笹藪の密度!
有る意味、九州の山らしい風景と言えばそうなのかもしれません。


笹藪の中の五勇山。 笹藪の中の五勇山。

*画像クリックで拡大。(撮影:2019年4月頃)

今回の目的地はもちろん国見岳ですが、ルート上には複数のピークが点在し、その一つがこの「五勇山(ごゆうざん・1662m)」です。

しかし、なだらかな稜線の中に突然頂上が出現するため、あまり登頂したという感覚は無く、遠くから見ても山座同定に苦労するそうですね。


展望所からの眺め。 展望所からの眺め。

*画像クリックで拡大。(撮影:2019年4月頃)

笹藪に囲まれた五勇山の頂上ですが、直ぐ近くには南側の展望が開けた場所があるので、せっかくなので展望を満喫していきましょう。


烏帽子岳との分岐点。 烏帽子岳との分岐点。

*画像クリックで拡大。(撮影:2019年4月頃)

五勇山の頂上近くには烏帽子岳方面への分岐があるのですが、この付近もかなりの笹藪!

特に烏帽子岳方面のルートは藪漕ぎかと思うほどの様相であり、帰りに烏帽子岳に足を伸ばしてみようかなと思っていた心をへし折るのに十分でした。

丁度この日、これから烏帽子岳方面へ縦走するというソロの女性に出会ったのですが、無事にたどり着けたのでしょうjか・・・
まあ、この笹藪がずっと続いているのかは不明ですが。(続いていたらどうしよう)

なお、このルートにはご覧のようなしっかりとした案内板が点在するため、整備度という点ではかなり安心できます。


烏帽子岳との分岐点。 藪の濃い稜線。

*画像クリックで拡大。(撮影:2019年4月頃)

五勇山で休息したら、一路国見岳を目指して出発!
とは言え、相変わらずの笹藪で半分気持ちが萎えていたのも事実・・・ この先大丈夫なのか?


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五勇山を過ぎるとようやく快適な稜線トレッキングが始まる

巨木の点在する稜線。 巨木の点在する稜線。
巨木の点在する稜線。 巨木の点在する稜線。

*画像クリックで拡大。(撮影:2019年4月頃)

五勇山を過ぎると徐々に笹藪も少なくなり、一方で展望が開けてきます。
特に点在するブナの巨木が見事で、枯れ木や倒木に至るまで、その存在感は見応えがあります。


各所に点在するレスキューポイント。 各所に点在するレスキューポイント。

*画像クリックで拡大。(撮影:2019年4月頃)

五勇山から先には「レスキューポイント」と呼ばれる場所が各所に設置されており、看板にはポイント番号や緯度・経度、緊急連絡先などが記載してあります。

万が一の際にこの番号を伝達する事で救助作業を円滑に行えるという訳ですね。
いずれのポイントもヘリが降下しやすい様な開けた場所に設置されていました。

ただ、国見岳の頂上も含め、この辺はdocomoですら電波圏外だったのが困りましたが。


爽快な国見岳への稜線。 爽快な国見岳への稜線。
爽快な国見岳への稜線。 爽快な国見岳への稜線。
爽快な国見岳への稜線。 爽快な国見岳への稜線。

*画像クリックで拡大。(撮影:2019年4月頃)

前半の笹藪地獄でうんざりしていた私ですが、何時の間にか笹藪も姿を消し、一方で周囲は素晴らしい展望に包まれていました。

この付近は森林限界より下ですが樹木の密度は少なく、季節的な事もあってか展望は最高でした。
地面と空、そして程良い樹木の量。 森林限界より上では味わえない絶妙な風景が楽しめます。


真っ二つに割けた巨木。 真っ二つに割けた巨木。
真っ二つに割けた巨木。 真っ二つに割けた巨木。

*画像クリックで拡大。(撮影:2019年4月頃)

今回の山行で最も新章深かったのが、この真っ二つに避けたブナの巨木です。

まるで巨大な斧で叩き割ろうとしたかの如く、見事なまでに割けており、このコースにおける一種のランドマーク的な存在でした。


爽快な稜線歩き。 爽快な稜線歩き。

*画像クリックで拡大。(撮影:2019年4月頃)

今回の山行において、登山道の周囲で何度となく目にしたこの植物。
まるで畑で栽培されている野菜のようですが、残念ながら名前が分かりません。

おそらく花が咲くと思われるのですが、シーズンを調べようにもまず名前が不明なので、なんとか正体を知りたいと思っている所です。


倒木がアクセント。 爽快な稜線歩き。
爽快な稜線歩き。 爽快な稜線歩き。

*画像クリックで拡大。(撮影:2019年4月頃)

私は縦走が大好きでして、今まで色々な山を歩いてきましたが、今回の様にここまで雰囲気や風景が素晴らしいコースはなかなか有りません。

道を塞いでいる倒木すら絶妙な味わいを持っており、こんなに楽しいコースは久しぶりです。
さっきまでの鬱蒼とした笹藪は一体何だったのでしょうか?

国見岳の最大の魅力は、もしかしたらこの美しい稜線歩きにあるのかも知れません。


点在するレスキューポイントと案内板。 祝子川登山口付近の路駐。

*画像クリックで拡大。(撮影:2019年4月頃)

元々明瞭な登山道に加え、各所に設置された案内板のおかげで、萱野登山口~国見岳の区間で迷う事はまず無いと思われます。

敢えて言うなら笹藪の濃い序盤の勾配区間付近でしょうか。
とはいえ、慎重に歩けば問題有りませんが。


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手軽に立ち寄れる小国見岳(こぐるみだけ)

小国見岳分岐。 小国見岳への登り。

*画像クリックで拡大。(撮影:2019年4月頃)

ルート上に点在するピークの一つがこの「小国見岳(こぐるみだけ・1708m)」です。
縦走路から5分も登れば到着するので、是非とも立ち寄っていきましょう。

五勇山と同様に突出していないので、あまり登頂したという感覚は有りませんが、西側の展望が素晴らしく、立ち寄る価値は有ります。


小国見岳頂上付近。 小国見岳頂上付近。

*画像クリックで拡大。(撮影:2019年4月頃)

分岐からしばらく進むとやがて踏み跡が不明瞭になって登山道が判然としなくなりますが、概ね正面方向に五分も進めば頂上の看板が見えてくると思います。

なお、三角点は頂上の看板から北へ少し離れた場所に設置してありました。


小国見岳からの展望。 小国見岳からの展望。
小国見岳からの展望。 小国見岳からの展望。

*画像クリックで拡大。(撮影:2019年4月頃)

小国見岳の頂上からは主に西側の展望が開けており、晴れていれば遥か遠くまで見渡せます。
同じ様な標高の山が遠くまで広がっており、まるで地平線を眺めているようですね。


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ブナの巨木を堪能しつつ、国見岳を目指して縦走再開

巨大すぎる倒木。 国見岳の頂上。

*画像クリックで拡大。(撮影:2019年4月頃)

縦走路に戻ったら国見岳を目指して先へ進みましょう。
巨大な倒木が道を塞いでおり、こればかりは迂回して進むしかありません。

この付近から前方に国見岳の頂上が見えて来ます。
徐々に標高を上げますが、勾配は緩いのできつくはありません。


頂上手前の登り。 頂上手前の登り。

*画像クリックで拡大。(撮影:2019年4月頃)

相変わらず野菜のような植物が登山道の周囲を埋め尽くしています。
一斉に花開いたらさぞかし美しいのでしょうね。


頂上手前の登り。 頂上手前の登り。
頂上手前の登り。 頂上手前の登り。

*画像クリックで拡大。(撮影:2019年4月頃)

何度も言っていますが、この縦走路は本当に美しい!
時間があれば寝転がって昼寝でもしたくなるような美しさです。

紅葉の季節や雪の降り積もる冬も素晴らしいのでしょうね。
ただし、この付近はかなりの積雪が有るはずなので大変でしょうが。


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宮崎県内で二番目の高峰「国見岳」の頂へ

椴木登山口分岐。 樅樅

*画像クリックで拡大。(撮影:2019年4月頃)

国見岳の頂上手前には椴木登山口への分岐点が有ります。

国見岳には多数のルートが有り、分岐も多いので道間違いにはくれぐれも注意してください。
案内板が有るにも関わらず、この日も道を間違えた人が居ました。

分岐を過ぎれば頂上の祠が見えてきます。 頂上まではあと僅か。 お疲れ様でした。


国見岳頂上の様子。 国見岳頂上の様子。
国見岳頂上の様子。 国見岳頂上の様子。

*画像クリックで拡大。(撮影:2019年4月頃)

国見岳の頂上には祠や看板が設置されており、ここもレスキューポイントの一つとなっています。

頂上はあまり広くは無く、そのまま先へ進むと熊本方面へのルートが続いています。
帰る際は道間違いにご注意を。


頂上の祠。 頂上の祠。

*画像クリックで拡大。(撮影:2019年4月頃)

国見岳の頂上には祠が祀られており、これもまた国見岳のランドマークとなっています。

毎回思うのですが、こういった物ってどうやって持ち込むのでしょうか?
ヘリで搬入するのか、それとも分解して歩荷なのか?


寒すぎて霧氷が。 寒すぎて霧氷が。

*画像クリックで拡大。(撮影:2019年4月頃)

この日は快晴の予報だったのですが、天候回復が予定よりも遅れたのか、丁度頂上に着いた頃に天候が悪化し、僅かな雨に加えて強風が吹いてきました。

展望が開けた頂上では強風から身を守る物が何も無く、冬山かと思う様な寒さ!
辺り一面に白い樹木が見えるので、てっきり花でも咲いているのかと思ったら、なんと霜が降りていました。

GW頃の山間部は、天候が崩れると真冬のような寒さになる場合が有るので要注意です。
同様に10月の連休の頃も注意が必要です。

九州、特に宮崎県は暖かい南国というイメージが有りますが、場所や季節によってはかなり冷え込み、しっかりと雪も降ります。
特に九州山地は降雪量も多く、比較的近くにはスキー場も有る位ですからね。


国見岳からの展望。 国見岳からの展望。
国見岳からの展望。 国見岳からの展望。

*画像クリックで拡大。(撮影:2019年4月頃)

山の天気は変わりやすいと言いますが、悪化するのも早ければ回復するのもまた早い物。
一時はガスに包まれて真っ白でしたが、暫く待つと急速に視界が開けてきました。

もう少し晴れていれば、祖母傾山系はもちろん、霧島連山や雲仙方面まで見えるとのことですが、展望が拝めただけでもラッキーでした。

なにしろ、車での移動を含めて半日に及ぶ長旅でしたからね。
これで展望ゼロとかだった日には悲惨ですから・・・

まさに九州山地のど真ん中と言った風景ですが、周辺の山に混じって椎葉村や熊本県側の集落の様子も見えます。 熊本側の自治体は八代市の様ですね。

展望を楽しんだら名残惜しいですが下山開始です。
とはいえ、ここから帰宅するまでが実に長い・・・ およそ6時間程の旅の始まりです。

次回は他のコースも踏破してみようと思います。


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