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「Left 4 Dead 2(以下L4D2)」には多彩なモードが有るが、その中でも特にオススメするのが「サバイバルモード」だ。
マップを進んでクリアしていくキャンペーンモードとは違い、サバイバルモードでは特定の地点に留まってひたすら敵を迎え撃つというシステムになっている。
システム上「クリア」という概念は無く、プレイヤー達はいつかは力尽きて全滅する事になる。
敵の猛攻に味方が1人1人力尽きていく中、いかに一分一秒でも長く生存できるか?
これこそがサバイバルモードの難しさであり、面白さであると言えるだろう。
なお、当サイトでは「初心者のためのサバイバルモード攻略」をテーマに記事を書いている。
右も左も分からない初心者、言うなればnoob達に向けたコーナーだ。
マルチプレイに参戦した際に色々やらかして「このnoob野郎が!」とキックvoteを喰らうことが無いように。
苦労しつつも楽しくプレイして、見事全マップでゴールド実績(生存10分以上)を獲得できるように。
当サイトの記事がその手助けとなれば幸いだ。
このコーナーは上記のコンセプトで書かれた記事であるため、上級者向けの内容では無い。
ベテランサバイバーはサバイバルモードのコミュニティーなどに参加して頑張ってくれ!
本サイトではサバイバルモードを中心に解説しており、L4D2の基本的な部分に関しては深く解説していない。
何事も基本が大事なので、まずはキャンペーンモードをプレイするなどしてL4D2の基本を学んで欲しい。
こちらのページではサバイバルモード専用マップについて解説している。
是非とも合わせ読んでみて欲しい。

- L4D2・サバイバルモードの現状
- サバイバルモードのプレイの仕方
- ゲームに参加した直後にやるべき事
- 自分の好みとマップの特性に有った武器を選ぼう
- サバイバーに襲いかかる感染者共
- 【戦いの基本・キャンプ編】 持ち場を決めて死守する事の大事さ
- 【戦いの基本・マラソン編】 速く走ることも敵を倒すことも重要では無い
- 【タンクの誘導とは?】 タンクを誘導して活路を見出せ!
- 【起死回生のキット回収】 ハイリスクハイリターンの博打
- 【報連相は大事です】 何かあったら味方に伝えよう
- 【やるべき事の優先順位】 どの敵を倒す? それとも味方を助ける?
- 【やってはいけない迷惑行為】 これをやったらnoob確定
- 【迷惑プレイヤーに出会ったら】 対処法を覚えて快適なゲームライフを
- 【フレンド作成の勧め】 野良プレイの限界とフレンドのありがたさ
- L4D2・サバイバルモードのまとめ
L4D2・サバイバルモードの現状
L4D2は2009年にValve Softwareから発売されたFPSゲームで、名前の通りシリーズ二作目になる。
基本はPC向けだが、過去には家庭用向けゲーム機にも移植されている。
FPS界屈指の名作で有り、このジャンルを語る上で外せない程の傑作だと言っても過言では無いだろう。
既に発売から10年以上が経過しているが、未だに多くのプレイヤーに愛されているタイトルだ。
さて、名作とは言え既に発売からかなりの年月が経過しているため、アクティブユーザー数はかなり減っている。
現状、最もユーザーが集まる時間帯で大体3万人前後がプレイしており、セールの直後などはプラス1~2万程になる。
発売日を考慮すると十分驚異的な数字ではあるが、問題は「サバイバルモードはプレイ人口が少ない」という点だ。
L4D2には多彩なモードが有るが、ユーザーの大半はキャンペーンモードと対戦モードをプレイしており、その他のモードはあまりプレイされていない。
上記2モードに比べるとサバイバルモードは人が少ない訳だ。
それでもスカベンジモード等に比べると遥かにマシだ。
スカベンジモードはマジで人が居ない。マッチングすることすら難しいレベルで寂れている。
この様にサバイバルモードはプレイ人口が少ないため、オンラインでマッチングするためには人が多い夕方~夜間を狙ってプレイすると良いだろう。
また、一緒にプレイしてくれるフレンドを造るのも非常に有効だ。
サバイバルモードのプレイの仕方

ひとまずL4D2を起動して適当に遊んでみよう。
ゲームメニューのアイコンを左右へスライドしていき、サバイバルモードを選択。
幾つかメニューが表示されるが、その内容は大体以下のような感じだ。
■「クイックマッチ」
参加可能なオンラインマッチにランダムで飛び入り参加するモード。
■「シングルプレイヤー」
bot3人とチームを組む1人プレイ用のモード。
botのAIが馬鹿すぎてゲームにならないので、基本プレイする事は無いだろう。
■「オンラインでプレイ」
検索で出てきたゲーム一覧から好きなマッチを選んで参加するモード。
ただし、「参加枠が空いているマッチのみ」が表示される。満員だったりフレンド専用のゲームは表示されない。
■「フレンドと一緒にプレイ」
フレンドがL4D2をプレイ中の場合に表示され、直接そこに参加出来る。(空きがあれば)
ただし、断りも無くいきなり乱入するのはマナー違反だろう。
また、サバイバルモード以外をプレイしているフレンドも表示されるので注意。
■「Steamグループサーバーでプレイ」
自分が参加しているグループのサーバーが稼働中であれば表示される。
■「ランキング」
フレンドがサバイバルモードをプレイ済みの場合、マップ毎の生存タイムが表示される。
なお、ゲーム一覧に表示されるのは、steamに登録した自分の居住エリアに該当する物だけである。
日本人の場合、アジア圏のサーバーでプレイされているマッチしか表示されないわけだ。
北米・南米・ヨーロッパ・オセアニアなどは別地域なのでリストアップされる事は無い。
仮に参加したとしても、ping値が高くラグが多すぎてまともにプレイできないだろう。
ゲーム自体が古い上にサバイバルモードはプレイ人口があまり多くない。
その為、タイミングによってはゲームを検索しても全くヒットしない事も有り得る。
こういった事態を避けるため、なるべくたくさんの「サバイバルフレンド」を見つけよう。
一緒に遊んでくれるフレンドが多ければ、それだけ安定してプレイできるからだ。
ゲームに参加した直後にやるべき事
サバイバルモードはゲーム開始直後は敵が全く存在せず、タイムのカウントも始まっていない。
スタート地点に有るスイッチ(他の形状の場合も有る)を押すことでカウントが始まると同時に敵が出現し始める。
途中参加の場合、既に乱戦状態となっている場合も有るが、その際はひとまず味方の動きを見守りつつプレイに専念しよう。
好みの武器やアイテムを持っていない可能性も有るが、それは次のラウンドまで我慢だ。
なお、自分が割り当てられたキャラが既に事切れている場合も有るが、まあ、ドンマイ。
ラウンドが終われば当然復活するので、暫く味方のプレイを見物しつつ待機だ!
【禁止事項】 突然スタートしてはいけない

前述の様に、サバイバルモードはスタートボタンを押さない限り始まらない。
この平穏な時間を活用し、ガス缶などのアイテムをキャンプ地へ運び込むなどの準備をするわけだ。
しかし、noobに良く有る行動なのだが、何の断りも無しに突然スタートさせてしまう奴が結構多い。
アイテムの運搬なども終わっていないだろうし、なによりスタート直後に数匹の特殊感染者が湧くので、下手すると開始早々に誘拐されて大ダメージを受ける危険性も有る。
「無断で即スタート」は超弩級の大迷惑行為だと認識しよう。
追放voteされても文句は言えないのである。
■迷惑度:無期懲役レベル
■noob度:殿堂入りレベル
■理由:準備が終わっていないだろうし、突然敵に拘束される危険も有る、超迷惑行為。
スタート前にアイテムをキャンプ地へ集めよう
スタート前の平穏な時間を利用し、キャンプ地にガス缶などのアイテムを集めよう。
これらのアイテムを有効活用すれば戦いが有利になり、より長く生き延びることが出来るだろう。
ガス缶はマップ内に広く点在しているので、まずどこに置いてあるのかを把握することが重要だ。
また、1人で集めるのは苦行なので、みんなで仲良く分業しよう。

マップ内に点在するアイテムを集めるのはなかなか骨の折れる作業だ。
折角集めたのに直ぐに全滅し、また集め直し・・・ ハッキリ言って心が折れる。
その対策として、マップを改造してアイテムを集め終わった状態でスタートするというテクニックも有る。
これを初期状態に出来るため、毎回ガス缶集めに奔走する必要も無くなる。

拾いに行くのが地味に面倒な近接武器も、この様にキャンプ地に集めておくことも可能だ。
アイテム集めに余計な時間を取られること無く、純粋なプレイに時間を使うことが出来るわけだ。
ただし、マップの改造を行うためには、自分でサーバーを立て、さらにその上でデータをいじる必要がある。
当然ながらサーバーやネットワーク、各種カスタムツール類に関する技術や知識が必要となる。
当サイトではサーバー構築などに関する解説は行っていない。
説明も大変なので、質問されても対応する予定は無いです。 自分で頑張って勉強して欲しい。
自分の好みとマップの特性に有った武器を選ぼう
敵と戦い勝利を収めるためには、何はなくとも銃火器で武装する必要がある。
初期状態ではピストルのみというほぼスッピン状態なので、スタートまでに各自武器を拾い集めておこう。
なお、どの武器を使用するかは基本的に各プレイヤーの自由なのだが、武器の特性やマップの構造などに応じて、やはり最適な武器という物が存在する。
また、戦況に応じて複数の武器を使い分ける事も必要だし、そもそもマップ毎に使用出来る武器も限定されている。
武器の特性やマップの構造を把握し、状況に応じて最適な武器を使用できる様に練習しよう。
メイン武器にはティア1とティア2のグレード的な物が有り、基本的には後者を使う事になる。
移動しながら戦うマップの場合、初期エリアには弱いティア1の武器しか置いてない場合がある。
途中で忘れずにティア2の武器と交換しておこう。
プレイヤーが同時に所持可能な武器はメインウェポン・サブウェポン・投擲武器の3種類に分かれる。
それぞれ特性や使いどころが異なるため、状況に応じて使い分けられるように覚えておこう。
【アサルトライフル】あらゆる状況に対応可能な万能武器

フルオート射撃が可能な突撃銃で、威力や精度などのバランスが良く、接近戦から遠距離戦、雑魚の群れから対大型まで、あらゆる状況に対応可能な万能武器だ。
ほとんどのFPSゲームに共通することだが、アサルトライフルを選んでおけばまず間違いは無い。
迷ったらアサルトライフル、これはFPSゲームの基本と言っても良いだろう。
L4D2ではM16、SCAR、AK-47の三種が基本で、それぞれ威力・連射速度・精度・リロード速度等で一応差別化されている。
しかし、総合的に見るとAK-47が優秀で、これを選択可能なマップにおいて、敢えて他を選ぶ意味を見出しにくい。
正直なところ、この辺のバランスはあまり良くない。
似たような武器にMAC10やUZI等のサブマシンガンも有る。
こちらはティア1の武器であり、アサルトライフルに比べると威力や精度が劣る。
積極的に使う必要は無いが、連射力やマガジン容量はこちらの方が優秀なので、状況によっては活用しても良いだろう。
また、同じくフルオート射撃が可能な武器としてM60という物もある。
よくランボーやシュワちゃんがぶっ放しているアレだ。
リロード無しで150発連射可能な上に、雑魚は確定即死という強力な武器だ。
しかし、M60は使い切り前提の武器なので補給が出来ず、撃ちきったら消滅してしまうので要注意。
残念ながらサバイバルモードでは使いにくいと言わざるを得ないだろう。
最初はアサルトライフルを使用してゲームに慣れ、徐々に他の武器も使っていくと良いだろう!
【狙撃銃】遠距離戦のエキスパート

スコープを覗くことで正確な遠距離射撃が可能な遠距離戦のスペシャリストとも言える武器だ。
FPS界では、伏せた状態でひたすら狙撃している奴の事を「芋虫」と呼ぶ。
遠距離戦においては比類する物の無い優秀な武器で、交戦距離の長いマップでは非常に役に立つ。
一方、フルオート射撃が出来ないので接近戦、特に雑魚の群れを相手にするのは苦手。
また、スコープを使わない状態だと精度が落ちるので、移動しながら戦うマラソンとの相性は最悪と言って良い。
おまけにこの系統の武器は総じてリロードが長めなのも辛い。
得手不得手がハッキリとした武器なので、初心者にとっては扱いが難しい武器と言えるだろう。
なお、狙撃銃には主にハンティングライフルとスナイパーライフルの二種類が有る。
前者は精度が高いものの、マガジン容量が半分しか無く、しかもリロードが長い。
特に理由が無ければ後者を使った方が良いだろう。
L4D2にはこの他にもステアースカウト等の狙撃銃が有るが、全て使い物にならない地雷ばかり。
戦力的にマイナスにしかならないので、間違っても使わないように注意だ!
【ショットガン】長所と短所がハッキリした扱いが難しい武器

アメリカの農家は必ず所持しているらしい(?)ショットガン。
L4D2にはティア1・ティア2に各2つずつ、系4種類のショットガンが有る。
この内、ティア1の物はいずれもゴミ性能なので、間違ってもサバイバルモードでは使用しない様に。
ショットガン共通の特徴として、低威力の弾丸を一度に大量に発射し、それが標的に多数命中することで大きな総合ダメージを与える仕組みになっている。
つまり、標的にたくさん命中させることが出来なかったらただの弱い武器という事になる。
弾丸は放射状に広がって拡散しつつ飛ぶので、遠くの標的に届く頃には拡散しきっていてほとんど当たらない。
加えてショットガンには距離による威力減衰が有るので、結果として遠距離戦ではピストルより弱い。
さらにまずいことに、1マガジン分を撃ちきったらかなり長いリロードが発生する。
撃ちきるまでに敵を倒しきらなかった場合、冗談抜きで最弱武器になりかねない弱点を持っている。
なんだか使い物にならない武器かと思うかもしれないが、接近戦における瞬間的な火力は圧倒的最強で有る事は間違い無い。
固定武器を拾いつつ戦えるような場面では、まさしく鬼神のごとき活躍を期待できるだろう。
また、移動しながらの射撃でも精度がほとんど変化しないので、マラソン時の武器としても大いに頼りになる。
キャンプ地にショットガンが固定配置してある場合、基本はアサルトライフルなどで戦い、乱戦になったらショットガンに持ち替えるなど使い分けてみよう。
接近戦最強であり、多数の弾丸を発射するという性質上、同士討ち(所謂FF)をした際の被害も甚大である。
乱戦時に所構わず撃つと大惨事になりかねないので要注意。
武器の性質上、レーザーサイトを装着しても全くと言って良いほど意味が無い。
それどころか持ち替え補給の障害になるので装着しないようにしよう。
【近接武器・ピストル】好みが分かれるサブウェポン

これまではメインウェポンを紹介してきたが、こちらはサブウェポンである。
大きく分けてピストル系と近接武器系の二種類有り、その性質は全く異なる。
サバイバルモードでは二丁拳銃が標準装備で、必要に応じて他の武器に持ち替えることが出来る。
ピストル系だったらマグナムが有り、威力が高く雑魚は一撃、特殊に対しても大きなダメージを与える事が可能。
一方の二丁拳銃も数の暴力で結構なダメージが期待できるので侮れない。
補給が難しいマップでは、ピストル系でメインウェポンの弾薬を節約するのも効果的だろう。
一方、近接武器には色々有るが、全て威力は同一で、チャージャー以外の特殊と全ての雑魚を一撃で倒す事が出来る。
チャージャーは2発(ヘッドショットなら一撃)、タンクに対しては総体力の5%(200)のダメージを与える。
武器によって差が出るのは射程や攻撃範囲、振りの早さなどで、それぞれ個性が有る。
また、日本刀やバールなどの刃物系の武器はスモーカーの舌を切断することが可能だ。
とっさの場合に身を助けることになるので、可能であれば刃物系の近接武器を持つと良いだろう。
接近戦専用の武器なので使い方は難しいが、敵に取り囲まれたような状況では無類の強さを発揮するだろう。
サブウェポンにピストル系と近接武器のどちらを使用するかは悩ましいが、基本は自身のプレイスタイルに応じて選んでも構わない。
接近戦やスモーカー対策を重視するなら近接を、メインウェポンを節約しつつ戦う様な場合はピストル系を選ぶと良いだろう。
近接武器を持っている場合、ダウンした際の武器はシングルピストルのみとなり、ほぼ無力である。
それに対してマグナムを持っている場合、群がる敵を排除できる程の強さを発揮できる。
ダウン時の事を重視するならマグナム一択となるだろう。
この他にもサブウェポン枠の武器としてチェーンソーも有るが、こちらはM60と同様に使い切り型の武器なので、サバイバルモードで使用するのは止めておこう。
【投擲武器】起死回生の可能性を秘めた重要アイテム

投擲武器は銃火器や近接武器などとは別枠で、1人一つしか所持できない。
また、BOTは投擲武器を所持・使用する事は無い。
パイプボム・火炎瓶(モロトフ)・胆汁の三種類が有り、「投擲」の名前の通り遠くに投げることが可能だ。
パイプボムや胆汁は敵を一定時間着弾した場所に引き付ける効果が有ある。
火炎瓶は一定時間着弾場所に炎の海を造りだし、触れた敵に着火して継続ダメージを与える。
いずれもアイテム回収や味方の救助などを行うような場合に非常に便利だが、1人一つしか所持できない上に使用するタイミングが難しい。
場合によっては全くの無駄になるどころか、下手するとピンチを招きかねない。
それぞれの特性をしっかり把握し、使用するべきタイミングを考えよう。
【グレネードランチャー】noobまっしぐらの困ったアイツ

グレネードランチャーはメインウェポン枠の武器で、擲弾を発射する一種の大砲みたいな物だ。
弾丸は30+1のみの使い切り武器で、撃ち尽くしたら消えてしまう。
敵や地形などに当たった時点で炸裂し、そこを中心とした半径数メートル以内の相手にダメージを与える。
「爆発属性」なので雑魚は即死だし、タンクにも最大で1000(体力の1/4)という破格のダメージを与えることが可能だ。
一見非常に強力で役立つように思えるのだが、癖が強い武器なので正直使いづらい。
まず、連射が出来ない上にリロードが非常に長い。
また、弾速が遅い上に放物線を描いて飛ぶので、狙った相手に命中させるのは至難の業だ。
タンクに対して1000ダメージと言っても、それは「直撃したら」の場合で有って、直撃しなかったらカスのような微々たるダメージにしかならない。
ハッキリ言ってアサルトライフルなどで撃った方がよっぽど効率が良い。
おまけに着弾地点に黒煙が立ちこめるので、しばらくの間敵の様子が全く見えなくなるという問題が生じる。
乱戦の中で使用すると同士討ちのリスクが大きく、保管しておいたガス缶などを誘爆させる危険性も有る。
この様に、様々なリスクを抱えた武器であり、弾丸を補給できない点も含めてサバイバルモードで積極的に使用する武器とは言いがたい。
しかし、noobに限ってこういった扱いが難しい武器を好む傾向があるのが困りものだ。
本人は派手な爆発を見て悦に浸っているのだろうが、他のプレイヤーからすると役に立っていないどころか大迷惑でしかない訳だ。
あまりにもnoobホイホイな迷惑ウェポンなので、私のサーバーでは存在を抹消しているほどである。
サバイバーに襲いかかる感染者共

サバイバルモードで好記録を出すためには、何と言っても敵である感染者達の特性を把握することが重要だ。
敵を知り己を知れば百戦殆からずという諺にも有る様に、それぞれの敵がどのような特徴を持っているかを知れば、その状況毎にどう対処すれば良いかがおのずと分かってくる。
全ての敵はそれぞれ個性を持っており、強さも弱点も有る。
めまぐるしく変化する戦況に臨機応変に対応出来る様、まずは敵を熟知するのだ!
サバイバルモードは全ての敵がこちらの所在を把握している状態なので、奴らは常に全力疾走してこちらへ向かってくる。
なので、隠れてやり過ごすという事は不可能だ。 キッチリ弾丸をたたき込んで歓迎してやれ!
【一般感染者】弱いが数の暴力で攻めてくる侮れない奴ら

キャンペーンモードでもお馴染みの一般感染者。
なお、こいつらのことをゾンビと呼ぶ人も居るが、生きている人間が感染してこの状態になっているので、厳密にはゾンビという表現は間違っている。
これと言った特技は無く、攻撃力も体力も最弱で、倒す事自体は簡単だ。
一部の銃火器や近接武器に加え、火炎瓶やグレネードランチャー等の炎・爆発系武器を使用すれば確殺する事が出来る。
こうしてみると特に脅威では無いように思えるが、決してそうではない。
こいつらの恐ろしさは数の暴力でせめて来るという点に有る。
雲霞の如く湧いてきて纏わり付いてくるのでとにかく鬱陶しい。
攻撃力が低いと言ってもしっかりダメージは喰らうので、積もり積もって馬鹿にならないダメージになる。
しかも、攻撃されるとこちらの行動が阻害されるのが最大の脅威。
群れに纏わり付かれるとまともに移動出来なくなるので非常に厄介だ。
足止めを喰らっている内にタンクがやってきて殴られるというケースは良く有る光景である。
また、ダウンした味方の救助作業中に殴られると、救助メーターがリセットされるので要注意。
投擲武器で遠ざけるか、味方の援護を貰うなどの対策が必要である。
雑魚だからと言って油断せず、確実に倒すようにしよう。
動きが速いので、相手の動きが一瞬遅くなるタイミング(障害物を乗り越える瞬間など)を狙って撃つと良いだろう。
【特殊感染者】場合によってはタンク以上に危険な強敵

その名の通り特殊な能力を持った感染者で、場合によってはタンク以上に危険な強敵である。
なお、サバイバルモードには特殊感染者の一種であるウィッチは登場しない。
一部のアドオンマップには登場するが、公式マップには居ないので安心して欲しい。
特殊感染者の能力は種類によってそれぞれ異なるが、サバイバルモードは「高台に陣取って戦う」のが基本なので、拘束して下に引きずり落とす系の敵が最も恐ろしい。
スモーカーを筆頭にジョッキーやチャージャーなどがそれに相当する。
スモーカーによる狙撃は非常に恐ろしいが、奴が攻撃してくる位置は大体決まっている。
プレイを重ねる内に定番の狙撃ポイントが分かってくるので、こまめにチェックして先手を打とう。
また、狭い場所に固まって陣取る事も多いので、チャージャーのタックルやスピッターの酸も非常に脅威だ。
場合によっては一撃でチームが壊滅する事も有り得る。
同様に拘束された瞬間などに衝撃波が発生するジョッキー・ハンター・ブーマーも恐ろしい。
衝撃波によってまとめて無力化され、キャンプ壊滅の原因になる事は多い。
空中に居れば衝撃波を無効化することが出来るため、危険を感じたらジャンプする等の対策を取ろう。
特殊感染者は状況によってはタンク以上に危険で、短時間でプレイヤー達を壊滅させる危険性を秘めている。
タンクと同時に襲来した場合、基本的にタンクよりも特殊感染者の方を優先して倒すようにしよう。
【タンク】圧倒的強さを持つ最大最強の敵

L4D2における最強の敵であるタンク。
Killing Floorシリーズにおけるフレッシュパウンドと同様に、タンクはこのゲームを象徴する敵である。
キャンペーンモードと同様に、サバイバルモードにおいても最強の敵としてプレイヤー達の前に立ち塞がる。
タンクの恐ろしい点は何と言ってもその攻撃力であり、パンチと岩投げ、そのどちらも一撃で体力の1/4程を奪われてしまう。
加えて確定でノックダウンしてしまうので、壁際で殴られるとダウン→パンチの永久コンボで確殺されてしまう。
また、パンチを喰らうと大きく吹き飛ばされるので、場所によってはマップ外などに飛ばされて即死・退場となるのも恐ろしい。
高台やフェンスの上に陣取る場合、殴られないことが何よりも重要だ。
あと、タンクのパンチは車や大型ゴミ箱などを吹き飛ばす事が可能であり、飛んできたこれらの物体に触れると即ダウンしてしまう。
まとめて複数のプレイヤーがダウンする場合も有り、瞬時に壊滅する危険性もあるので脅威である。
タンクのパンチで吹き飛ぶ車は4ドアセダン等の小型車に限定される。
トラックやバス、ハンヴィーなどの大型車両は動く事は無いので、障害物として活用しよう。
キャンペーンモードでは各ステージで1~2匹程度しか出現しないタンクだが、サバイバルモードでは怒濤の如く大量に湧いてくる。
特に10分以降はほぼ常時タンクが湧いている状態になり、戦いが終わった頃には数十~数百ものタンクを倒す事も珍しくない。
困った事に、タンクが湧いている時でも、大量の雑魚や特殊感染者も同時に襲ってくる。
全ての敵を同時に倒す事は不可能なので、瞬時に優先順位を決めて的確に処理していくことが重要だ。
ここで重要なのは、「タンクは常に最優先目標ではない」という事だ。
たしかにタンクは最大最強の敵だが、特殊感染者の項目でも書いたように、タンク以外の敵も時としてチームを瞬時に壊滅させる危険性を秘めている。
例えばスピッターの酸をまともに浴びると、複数人が僅か数秒でダウンするほどのダメージを受ける。
タンクに気を取られ、特殊感染者への対処をおざなりにする様なチームは長生きできないだろう。
また、タンクは最大で2匹同時に出現するという事も重要なポイントだ。
前方にタンクが一匹居た場合、もしかしたら背後に別のタンクが居るかも知れない。
特に10分以降はほぼ常時二匹のタンクがステージ内に居るので、常に二匹のタンクの所在を把握しておく必要がある。
視界内のタンクだけに気を取られていると、背後から突然殴られて転落死・・・こんな惨状も珍しくないのだ。
二匹が同時に別々の方向から襲ってくることも珍しくないので、どちらのタンクが先にこちらへ到達するかを見極め、脅威度が高い方から集中攻撃する必要がある。
もちろん、同時にやってくる雑魚や特殊感染者も含めて、攻撃優先順位を決めないといけない。
どのタンクから先に倒すのか? そもそもタンクを優先すべき状況か?
この優先順位をいかに素早く判断できるかが大事だ!
【戦いの基本・キャンプ編】 持ち場を決めて死守する事の大事さ
サバイバルモードでの戦い方は定点キャンプとマラソンの大きく二つあるわけだが、今回は前者に関して解説しよう。
ほとんどの場合、足場や建物などの高い場所に陣取って戦う事になる。
敵を早期発見・早期攻撃する事が可能で、感染者がよじ登ってくる時間を稼げるというメリットが有る。

ここはコールドストリームの「東水道」の定番キャンプ地で、高い櫓の上という典型的なキャンプ地だ。
敵の進入路は階段に限定されるので非常に守りやすい。

やぐらから下を見下ろした様子で、ここから一方的に敵を狙撃できる。
こういう高台で戦う際に最も恐ろしいのは「特殊感染者に引きずり下ろされる」という事。
敵が犇めく地上に落とされた場合、まず無事には戻れない。良くて大ダメージ、最悪そのまま死んでしまうだろう。
黄色い丸で囲った部分はスモーカーの定番狙撃ポイントだ。
定点キャンプの場合、スモーカーが狙撃してくる定番のポイントがマップ毎に決まっている。
注意深く観察し、姿を見かけるか攻撃開始時の声を耳にしたら素早く処理し、間に合わない場合は隠れてやり過ごそう。

屋上に狙撃班を配置する一方で、敵が登ってくる階段にも足止め係を配置する必要がある。
接近戦となるのでショットガン&近接武器がベストだろう。
この足止め係は全ての敵を受け持つ最も厳しいポジションなので、味方の援護は欠かせない。
狙撃班は足止め係の状況を細かく確認し、必要に応じて援護する必要がある。
マップだけではなくポジションによっても適切な武器は違ってくる。
事前に自分のポジションを確認し、最適な武器を装備しておこう。
自分を含めた味方がどこに陣取っているかを確認し、常に味方の状況を把握することが重要だ!

こちらは同じコールドストリームの「ジャンクヤード」だ。
ご覧のように橋桁の途中に設置されている足場が定番のキャンプ地である。

先ほどの足場の様子で、見ての通り狭い通路となっている。
この様な場所はチャージャーのタックルが最も恐ろしく、まともに喰らったら全員被弾し、文字通り一網打尽にされかねない。
特にこの場所は地上からの高さが大きく、吹き飛ばされた勢いで落下したら即死は免れない。
仮にAEDを持っていたとしても、敵が犇めく地上で救助活動をするのは現実的に不可能だ。
どの敵を優先して倒すべきかは状況によって異なる。
マップの構造や戦況に応じて最優先目標を素早く判断し、相手の攻撃が発動する前に処理しよう。

こちらはデッドセンター「アトリウム」の様子。
定番のキャンプ地は階段を上りきった3階渡り廊下付近で、概ね丸で囲った部分に陣取る。
定点キャンプで重要なのは、それぞれが持ち場を定め、そこを守るという点だ。
持ち場に応じて役割が分かれており、各自がそれを全うすることでチームは存続できる。
この場合だと階段を守る係、階下や遠くに居る敵を狙撃する係、左からの敵を阻止する係など、役割が明確に分担されている。
弾薬補給などで一端持ち場を離れる際は、ちゃんと味方に通知すること、そして他のプレイヤーはカバーに入る事が重要だ。
持ち場を決めて繰り返しプレイする事で敵の出現位置や侵攻ルート、それに対する対応の仕方などが分かってくる。
また、時々ポジションを変更してプレイすることで、それぞれのプレイヤーがどのような役割をになっているのか、自分はどう援護すれば良いのかが分かり、チームプレイの質が向上するだろう!
ポジションを交代しつつ反復練習すべし!
高台に陣取る際に下に落とされる事の恐ろしさは既に説明した通りだが、ここでは他の注意点について解説しよう。

ここはノー・マーシィ「病院」での定番キャンプ地だ。
この様な閉所に陣取る場合、敵の侵攻ルートが限定されるという意味では非常に戦いやすい。
背後や側面から襲われる心配が無く、正面に全火力を集中できるからだ。

一方、閉所故に万が一突破された場合に逃げ場が無く、何も出来ずに壊滅する場合が多い。
開けているキャンプ地は守りにくい反面、いざという時の逃げ場が存在すると言う利点が有る。
こういった状況で慌てて火炎瓶を投げると、高確率で部屋の中に着弾して地獄絵図になってしまう。
既にタンクが目の前に居る状況で火炎瓶を使用するのはオススメしない。

また、こういう閉所ではスピッターに酸を吐かれた場合に逃げ場が無く、なすすべ無く大ダメージを受ける場合が有る。
全員が瞬時にダウンする事すら有り得るので、当然ながら最優先目標はスピッターである。
閉所でのキャンプは文字通り背水の陣で挑もう。
突破された際は高確率で壊滅が待っている。 奮戦せよ!
スピッターの酸はフェンスの上など高い場所に居ると安全な場合が有るが、確実に安全という訳では無いので、飛んできたら基本的に避けた方が良い。
【戦いの基本・マラソン編】 速く走ることも敵を倒すことも重要では無い
サバイバルモードのもう一つの戦い方であるマラソン。
文字通りマップ内を周回しつつ戦うモードで、定点キャンプとは全く異なる戦い方が求められる。
基本的には最初のタンクが出現すると同時に出発し、敵を倒しつつ周回、必要に応じてアイテム回収などを行うという流れになる。
どのルートを通るのかが肝となるので、定点キャンプ以上にマップの構造を把握する事が重要だ。
ここではマラソンマップとして高い人気を誇るデッドセンター「アトリウム」を題材に解説しよう。
マラソンはとても楽しいのだが、難易度的には定点キャンプよりも遥かに難しい。
マップの構造を把握するのも大変だし、初心者には荷が重すぎるだろう。
まずは定点キャンプでサバイバルモードに慣れてから挑戦するとよいだろう。


ご覧のようにアトリウムは3階建ての巨大なショッピングモールであり、通路や階段が絡み合った非常に複雑な構造をしている。
基本的には反時計回りで走ることになるが、各所に非常時に使えるエスケープルートが多数存在する。
敵からの逃走やアイテム回収などに活用出来るが、降りる際は落下ダメージに注意が必要だ。
このエスケープルートを知っているかどうかで生存率が激変するので、しっかり覚えて臨機応変に対応できる様に練習だ!

ここは3階のスタート地点から降りて直ぐの場所である。
通常は黄色の矢印に沿って奥の方へ進むが、水色矢印の場所から1階に降りることも可能だ。
前方からタンクが来た場合などに活用しよう。

上記の場所から奥へ進んだ所にある渡り廊下の上だが、ここにも左右にエスケープルートが存在する。
やはりタンクに夾撃された様な場合に活用出来るが、予めガラスフェンスを破壊しておく必要がある。
こういったエスケープルートで階下に降りる場合、直接降りると落下ダメージを受け、最悪ダウンしかねないので要注意。
基本的には何か足場になる様な物を経由して降りることになる。
また、一定以上の高低差が有る場所から歩いて降りようとすると「ぶら下がり状態」になって行動不能になってしまう。
降りる場合はぶら下がり対策を行ってから降りること。
*手前でジャンプし、ジャンプボタンを押し続けたまま降りるとぶら下がり状態にならなくて済む。
基本テクニックなので覚えておこう。
降りる瞬間にジャンプするという意味ではないので注意。
もし降りる瞬間にジャンプすると、落下距離が増えるのでダメージを受ける可能性が有る。
敵を倒すことは必ずしも重要ではない
サバイバルモードの目標は敵をより多く倒す事では無く、どれだけ長く生き延びるかだ。
結果的に敵をたくさん倒すことになるが、それは生き延びることの副産物に過ぎない。
マラソンサバイバルに関してはこれが重要で、特にタンクは基本的に倒す必要は無いのだ。
というのも、キャンペーンモードと違ってサバイバルモードではタンクは無限に湧いてくる。
特に10分以降は常時マップ内にタンクが存在している状態になる程だ。
なので、折角タンクを倒したとしても、すぐさま次のタンクが湧いてくるので、ハッキリ言って無駄である。
無駄なだけならまだ良いのだが、下手をすると壊滅する原因になりかねない。
具体的に言うと、マラソン中にタンクを倒してしまうと、次のタンクが湧いた際に至近距離から出現したり、逃げ場の無い通路の正面から出現する恐れがある。
そのような状況では悲惨な目に遭う危険性が極めて高い。
タンクは同時に二匹までしか存在できないという点に注目しよう。
常に二匹の所在を把握し、安全な距離を保ちつつ走ることが重要なのだ。
これは特殊感染者についても同様で、タンク同様に特殊感染者にも同時に存在できる数の上限が決まっている。
なので、比較的脅威の少ない敵に関しては敢えて倒さず、出撃枠を潰すというテクニックも重要になってくる。
ハンターやスモーカーなどの拘束系は可能な限り処理すべきだが、ブーマーやスピッター等は場合によっては敢えて放置するのも手だ。
もちろん、攻撃される恐れがある場合はその限りでは無い。臨機応変に対応しよう。
火炎瓶でタンクに着火すると基本的に確殺してしまう。
炎上中は移動速度が落ちるので、体勢を立て直すという目的では役に立つが、前述の様に次のタンクが何時どこから出現するか不明な以上、なるべく燃やさない方が安全だ。
速く走ることは重要ではない
敵を必ずしも倒す必要が無いのと同様に、マラソンサバイバルでは必ずしも速く走る必要は無い。
時々タイムアタックでもしているかの如く突っ走る人を見かけるが、下手すると迷惑行為になりうる。
これも主にタンクとのやりとに関わる事なのだが、運動場のトラックをプレイヤーとタンクが追いかけっこしている場面を想像して欲しい。
基本的にタンクよりもプレイヤーの方が足が速く、プレイヤーが全力で走った場合、どんどんタンクとの距離は開いていく。
一見良い事のように思えるが、実はそうではないのだ。
走れば走るほど互いの距離が広がるが、周回している関係上、その内周囲遅れとなったタンクに追いつくような形になる。
タンクの立場からすると、前方に進んで追いかけるよりも、反転して後ろから追いついてくるプレイヤーに向かった方が近いという位置関係になる訳だ。
再びプレイヤーの立場で考えると、後ろから追いかけてきていたはずのタンクが、何時の間にか正面から向かってくるという状況が発生する事になる。
不意に前方から襲われて混乱し、逃げようにも後ろからもタンクが・・・ もはや詰みである。
マラソンが出来るマップは幾つか有るが、この様な状況は特にアトリウム(デッドセンター)で発生しやすい。
不意の遭遇を避ける為、タンクの位置を把握しつつ、近すぎず遠すぎず、適度な距離を保ちながら走ることが重要だ。
体力40以上を死守せよ!

これはサバイバルモードに限らずL4D2の基本知識でも有るのだが、プレイヤーは体力が40未満になったら移動速度が低下してしまう。
0に近づくほどに足が遅くなるが、基本的に40を切った時点でマラソンサバイバルにとっては致命傷と言っても過言では無い。
なるべく早く体力を回復させたいところだが、救急キットを使うか、それともピルやアドレナリンを使用するかは判断が難しい所だ。
ピルやアドレナリンは即座に回復するのは便利だが、これらで回復した体力は時間と共に減り続けるので、いずれは元の体力(減った状態)に戻ってしまう。
特にアドレナリンは「移動速度や救助作業などが高速化する」という特性を有効活用する為にも、僅かな体力を回復させる用途で使うのは避けたい。
一方、救急キットなら恒久的な体力を大幅に回復できるが、使用には長い時間を必要とするため、マラソン中に使用すると敵に追いつかれて窮地に陥るリスクが有る。
使用する際は投擲武器を使って敵を遠ざけたり、味方の支援を仰ぐなどして極力安全な状況を造ろう。
救急キットの使用中に特殊に襲われると対処が難しい。
特にチャージャーのタックルやスピッターの酸は危険なので、使用する場所とタイミングが重要だ!
【タンクの誘導とは?】 タンクを誘導して活路を見出せ!

防衛線が突破され、キャンプ地にタンクが侵入!
生存を図るサバイバーにとっての由々しき事態である! 早急に対処せよ!!
さて、どうやって対処するかが重要なのだが、この様な状況で活躍するのが通称「タンク釣り師」である。
タンク釣り師とは、侵入してきたタンクを引き付けて誘導し、戦線が崩壊するのを防ぐ大変有り難いお方の事である。
サバイバーはタンク釣り師に足を向けて寝られないのである!

タンク釣り師の活躍の場は色々有るが、ここではデッドセンター「アトリウム」を例に解説しよう。
タンクは一直線にターゲットに向かって来るので、そのままだと目の前まで来られて殴られてしまう。
そこで、タンクが通過できない障害物を盾にして誘導するという訳だ。
ここでは床のガラス板を破壊することで穴を造りだし、それを活用している。(初期状態では壊れていない。)
タンクのターゲットになった釣り師が壁と穴の間を往復することで、それに釣られたタンクが穴の反対側をウロウロし、実質的に行動を封じ込めるという訳だ。
一見簡単なように思えるかもしれないが、実際は非常に危険で難しい作業であり、高度な技術が求められる。
アトリウムの場合、足場が狭い上に柱が突き出ているのでぶつかって転落する危険性が有り、さらに誘導中も他の敵が容赦なく襲いかかってくる。
タンクに殴られるリスク、雑魚の群れや特殊に捕まるリスク、下に転落するリスク。
様々なリスクを抱えながらタンク釣り師は奮闘しているのである!
さて、タンク釣り師が誘導している間、他のプレイヤーは何をやるべきか?
タンクを攻撃して処理する? 半分正解で半分間違いだ。
さっきも書いたように、タンクの誘導中にも他の敵が襲ってくるわけだが、タンクに殴られないように誘導しながらそれらに対処するのは非常に難しい。
同時になだれ込んでくる敵を放置すると、結局キャンプが崩壊してタンク誘導どころでは無くなる。
他のプレイヤーはタンクを撃つ前に敵の進入口の制圧を継続し、キャンプ地を安定させなければならない。
他の敵の進入を阻止することで、結果的にタンク釣り師が誘導に専念できる環境を作る事が出来るのだ。
状況によっては、他の敵の侵入が激しく、誰もタンクへの攻撃を行えない場合も有る。
その際はタンク釣り師が1人で誘導と攻撃を受け持つ必要がある。
しかし、他の敵の制圧が完璧ならば、時間は掛かったとしても釣り師1人でタンクを処理することは十分可能だ。
重ねて言うが、タンク釣り師が誘導に専念できる環境を作る事が一番重要なのだ。
タンクを誘導するためには、当然ながら釣り師がタンクのターゲットになっている必要がある。
誘導中に他のプレイヤーがタンクに不用意に近づくと、タンクがそっちをターゲットに変更してしまう危険性が有る。
誘導中は絶対に近づかない事が重要だ。
一匹目のタンクを誘導中に二匹目のタンクが出現した場合、他のプレイヤーで早急に処理しよう。
もし二匹目の侵入も許した場合、別のプレイヤーが別の場所で誘導を試みる。
それが不可能な場合、可能であれば一旦キャンプを放棄してマラソンに移行し、体勢を立て直すことも検討しよう。
【起死回生のキット回収】 ハイリスクハイリターンの博打

各マップのスタート地点には豊富な武器弾薬・アイテム類が置いてある。
ここでキャンプ出来たら非常に便利なのだが、基本的にスタート地点とキャンプ地は離れた場所に有る。
スタートして戦闘が激化すると共にダメージが蓄積し、やがて所持している救急キットやピルも使い果たしてしまう。
そんな時、スタート地点にアイテム類を回収に行くことは可能だろうか?
結論から言うと可能だが、その道中で敵に襲われる危険性が高く、極めてリスクが高い。
下手するとアイテム回収に行ったが為に壊滅する事になりかねない。
では、どうすれば少しでもリスクを減らしてアイテムを回収出来るかを考えてみよう。
敵の勢いが収まる「凪」を見計らって回収に行く
スタートと同時に大量の敵が突撃してくるわけだが、そんな状況でアイテム回収に向かうのは自殺行為でしか無い。
出発早々に雑魚の群れに捕まり、足止めを喰らっている間に特殊感染者やタンクに倒されるのが目に見えている。
一部の狭いマップでは味方の援護下という条件付きで強行回収も可能だが、基本的には無謀と言える。
ではどうするのかというと、敵の勢いが収まる隙を突いて素早く回収に行くのである。
敵の動き、特にタンクの様子を観察していると分かる事だが、奴らは常に目の前に居るわけでは無く、僅かだがマップ内に存在しないタイミングがある。その瞬間を見計らって回収に向かうのだ。
ゲームをスタートすると、最初の40秒が経過した時点で最初のタンクが出現することが分かるだろう。
この様に、タンクは実は出現するタイミングが決まっている。
タンクとタンクの合間を狙ってアイテム回収に向かうというわけだ。
*サクリファイス「電車」のみ例外で、スタートと同時にタンクが出現する。
一つの例として、6:00、9:00、12:00頃が回収に向かうチャンスとして知られている。
ただし、このタイミングは絶対に安全という訳では無い。
あくまで直前に出現したタンクを速やかに処理した場合に限り、出発するチャンスが訪れる、という意味だ。
処理に手間取った場合、直ぐに次のラッシュやタンクがやってきて出発するのは不可能となる。
時々、特定の時間になったら絶対安全だと勘違いして突撃し、まんまと特殊に捕まって死ぬプレイヤーが居るが、根本的に勘違いしているので注意してほしい。
こうした特定のタイミングではタンクと雑魚感染者は出現しないが、特殊感染者に限っては引き続き出現するので完全に安全というわけでは無い。
また、マップの各所には地形に引っかかってスタックした特殊感染者が潜んでいる場合が多く、油断していると突然拘束されて悲惨な目にあるので要注意だ。
敵が沈静化する時間は基本的に20秒程度と非常に短い。
回収に向かうルートを完璧に把握し、最短ルートで行動することが求められる。
絶対に1人で回収に行かない! 絶対に1人でキャンプ地に残らない!
スタート後にアイテム回収に向かう場合、絶対にやってはいけないことが二つある。
一つは「1人で回収に向かう事」であり、もう一つは「1人でキャンプ地に残る事」だ。
理由はもちろん、孤立しているところを特殊に拘束された場合、絶対に助からないからだ。
1人で回収に向かい、遠く離れたところで拘束されて死亡・・・
1人でキャンプ地に居るところを拘束され、みんなが戻った頃には屍に・・・
悲惨過ぎて目も当てられない。
アイテム回収に限った話しでは無いが、単独行動は絶対に避けよう。
【報連相は大事です】 何かあったら味方に伝えよう
各プレイヤーがそれぞれの持ち場に散って戦っている最中、あなたの担当場所からタンクが出現したらどうするか?
1人で素早く処理出来る相手ではないだけに、味方に連絡して支援を仰ぐ必要がある。
チャット機能を使って任意のメッセージを入力すると言う手段が有るが、激しい戦闘中に文字を打つ余裕など有るはずも無く、これは選択肢から真っ先に外れてしまう。
では、どうやって味方に連絡するかを考えてみよう。
使えそうで使えないラジオチャット

L4D2には「ラジオチャット」と呼ばれる機能が有り、指定したメッセージを文字とキャラボイスで再生してくれる。
一見なかなか便利そうに思えるのだが、実はこれが使い物にならない。
何故かというと、この機能は選んだメッセージがそのまま再生されるのでは無く、そのカテゴリーに属する複数のメッセージの中からランダムに再生されてしまうからだ。
状況に合致しない物が再生される場合も多く、相手に意味が通じるかは甚だ疑問である。
しかも、各キャラクターはラジオチャットを使用せずとも勝手に喋りまくるので、そのメッセージがプレイヤーの意思で発せられた物なのかが判断できない。正直言って役に立たない残念機能と化している。
場を盛り上げる賑やかしとしては使えるが、サバイバルモードでの実用性は無いと言っても良いだろう。
設定が必要だが便利に使えるキーバインド

お次は「キーバインド」機能を使った方法をご紹介しよう。
これは任意のキーを押した際に、予め登録しておいたチャットメッセージを表示するという機能だ。
任意の文章を確実に表示できるため、意思表示手段としては最も手軽で堅実な方法だと思われる。
メッセージの登録はPCゲームではお馴染みのコンソール画面から行う。
L4D2においてコンソール画面は「半角/全角」ボタンを押す事でコンソール画面が開けるが、押す度に入力モードが切り替わるので不便というか面倒極まりない。
なので、先ずはコンソール画面を開くためのボタンを別のキーに変更しよう。
ひとまず「半角/全角」キーを押してコンソール画面を開いたら、
bind “任意のキー” “toggleconsole”
と入力してリターンを押す。(「任意のキー」の箇所には自分の好きなキー名を書く。)
これによって指定したキーを押すとコンソール画面が開く様になる。
また、「半角/全角」を押した際にコンソール画面が開かないようにもしておこう。
コンソール画面を開き、以下のように入力してリターンを押す。
unbind “`”
先にこっちを行うとコンソール画面が開けなくなるから注意だ!
なお、F12キーはSteamの基本機能としてスクリーンショット用に割り当てられているので、他のキーを指定しよう。
コンソール画面に関する設定を行ったら、後は任意のキーに好きなメッセージを登録しよう。
移動などの通常操作に使用しないキーで、かつ押しやすい場所に有るキーが好適だ。
bind “0” “say Help me please.”
この例だと、「0」キーを押した場合に「Help me please.」とメッセージが表示される。
「say」はチャットメッセージを表示するための命令で、実際には表示されない。
この他の手段としては、ヘッドセットを使用したボイスチャットを使うという方法も有る。
機材さえ有れば比較的手軽に使用出来るので検討してみよう。
ヘッドセットはそれなりの値段がするし、肉声で会話するというのは結構度胸が要るので敷居は高いと言えるが、意思伝達の手段としては最も有効だ。
【やるべき事の優先順位】 どの敵を倒す? それとも味方を助ける?

前に「どの敵から倒すか?」という話しをしたが、それを含めて「今、何を優先して行うべきか?」という問題について考えてみよう。
プレイヤー達の仕事は感染者を倒す事はもちろんだが、状況によっては自身の体力回復や、ダウン(或いは死亡)した味方の救助等も行わないといけない。
複数の行為を同時に行うことは出来ないので、何かを優先し、一方で何かを後回しにする必要がある。
例えば味方がダウンした場合、状況に関わらず即刻救助しようとする人をたまに見かけるが、ちょっと待って欲しい。
プレイヤー陣営は4人居るので、1人ダウンした時点で戦力の25%が失われたことになる。
この時点でかなりの戦力ダウンなので早急に救助したい所だが、救助活動中はそのプレイヤーも戦闘に参加出来ない。
つまり、ダウンしたプレイヤーと救助作業中のプレイヤー、合計50%の戦力が失われる事になる。
戦力が半減した状態で敵を押さえ込むのは相当厳しく、敵の大群やチャージャーのタックルなどを防ぎきれずにキャンプが崩壊してしまう危険性が有る。
つまり、場合によっては味方の救助は後回しにする必要があるという訳だ。
ダウンしても、ダウン時専用の体力(?)が300も有るため、仮に酸を撒かれても簡単には死亡することは無く、多少後回しにしたところで問題は無い。
それよりも、残されたプレイヤーがやられてチームが完全崩壊するのを防ぐ方が重要だ。
それを避ける為に、場合によってはダウンしたプレイヤーを見捨てる必要すら有り得るだろう。
激しい戦いの中で物事の優先順位を判断するのは簡単な事では無い。
しかし、敵やアイテムの特性、マップの構造など、様々な情報に精通する事でそれが可能になる。
繰り返しプレイして上達することが一番の近道だ!
【やってはいけない迷惑行為】 これをやったらnoob確定
オンラインゲームはベテランから初心者まで色んな人が入り乱れてプレイし、日々様々なドラマが生まれる。
初心者だからといって必ずしも下手なわけでは無いし、ベテランにも悪い意味でとんでもない行動をするプレイヤーは多い。
しかし、やはりゲームのルールや常識を把握していない初心者ならではの問題行動という物が存在する。
特にFPS界隈ではそんな彼らの事を「noob」と呼んでいる。
ここでは、これをやったらnoobと呼ばれても仕方が無いという、L4D2における問題行動をご紹介しよう。
もし自分に心当たりがあったならば、早速練習して改善だ!
ガス缶やアイテム類の無駄遣い
道中で次々とアイテムを拾えるキャンペーンモードと事なり、サバイバルモードでは基本的にスタート時に所持しているアイテム以外は使えないことが多い。
特に体力回復系のアイテムは貴重で、救急キットとピル(アドレナリン)はまさに命綱と言える。
また、起死回生のチャンスを作れる投擲武器もたった一つしか所持できず、ここぞという場面での使用が求められる。
しかし、noobはまるで江戸っ子の銭かと思うくらい遠慮無く使ってしまう傾向にあるから困りものだ。
敵の姿を見るやすぐさまパイプボムを投げ、すぐさまガス缶に着火。
まるで親の敵を見つけたかの如く、次から次へと投げる燃やすで手が付けられない。
苦労して集めたガス缶も次々に浪費して使い切ってしまう、まさに放火魔状態である。
火付盗賊改方の平蔵親分にお出まし願いたいくらいである。
このアイテムの浪費は回復アイテムに関しても同様で、体力がまだ60とか十分に残っている状況でも使用したりする。
ある時など、とあるnoobが体力70でピルを使ったかと思ったら即座に救急キットを使用し始め、思わず開いた口が塞がらないどころか、顎が外れそうになってしまった。
正直勘弁して欲しい。アイテムは大事に使おう。
■迷惑度:終身刑レベル
■noob度:終身名誉会長レベル
■理由:貴重なアイテムを開始早々に浪費する大迷惑行為。
キャンプ地の目の前を燃やす
一般感染者は炎系の攻撃で確殺出来るので、火炎瓶やガス缶で炎の壁を造るのは非常に有効だ。
また、タンクに対しても着火することで移動速度の低下とダメージ蓄積という二重の効果を発揮する。
サバイバルモードにおいては非常に有効な手段なのだが、やはりnoobはここでも迷惑行為を働いてしまう。
その内容を具体的に見てみよう。

敵の侵入ルートに火炎攻撃を行う場合、最適な距離は大体この位だ。
重要なのは「キャンプ地と着火点の間に十分な距離が有る事」という点である。
着火すると激しい炎で向こう側が見えなくなるという問題が生じるが、これくらい距離があれば、仮に向こう側からタンクの岩やチャージャーのタックルが飛んできたとしても十分対処出来る。

一方、noobが着火すると大抵この様な状況になる。
目の前どころかキャンプ地その物が炎上しており、ダメージを受けた上に後退する羽目になっている。
おまけに弾薬置き場まで炎上しているので補給が出来ない。
最もまずいのは、直ぐ目の前の視界が失われている点だ。
この状況でタックルや岩が飛んできても、それを認識する頃には既に命中してダメージを受けていることだろう。
「目の前を燃やすな」という鉄則は、タンクに着火する際にも関係してくる。
炎上は瞬間的なダメージは少ないが、長時間燃やすことでダメージを蓄積できる。
加えて炎上すると足が遅くなるので、相乗効果でキャンプ地に到達する頃には瀕死になっているだろう。
つまり、遠くで着火して長時間燃やすことが重要なのだ。
目の前で着火したところで大したダメージは期待できないと言う事になる。
■迷惑度:懲役30年レベル
■noob度:首位打者レベル
■理由:目の前を火の海にしてキャンプ地を大混乱に陥れる、超迷惑行為。
味方の移動経路を塞いで射撃する

ここはデストール「教会」のキャンプ地だが、このプレイヤーのポジションには問題が有る。
このキャンプ地における弾薬補給場所は救急車の後部車内に有る。
ここに陣取って発砲されると、他のプレイヤーが補給に行く際に誤射される危険性が高い。
AK-47の場合、一発当たりのFFダメージは2だ。
一件少ないように思えるかも知れないが、Killing Floorシリーズと違って体力回復手段が限られるL4D2にとって、2というダメージは非常に大きい。
AK-47はフルオート射撃を行うので、数発分のFFダメージを受ける可能性も有る。
FFダメージを避ける為に左側から迂回する必要が有るが、かなりの大回りになるので迷惑極まりない。
キャンプ地に陣取る場合は、味方の邪魔になっていないかの確認が重要だ!
■迷惑度:人足寄場送りレベル
■noob度:月間MVPレベル
■理由:味方の移動経路で射撃することにより、FFダメージの危険を生じさせ、迂回を強いる迷惑行為。
ラジオチャットを乱用する
上の「報連相は大事です」の所で触れたが、L4D2にはラジオチャットという機能が有り、ボイスとメッセージを再生することが出来る。
また、コンソールコマンドでこの機能を拡張することも可能だ。
使い方によっては場を盛り上げたりする事も可能なのだが、もちろんnoobは間違った使い方をするから困る。
そう、むやみやたらに連発してうるさくて仕方が無いのだ。
特にnoobが好むのが絶叫や断末魔の悲鳴などで、とにかくうるさい。
単にうるさいだけならまだしも、特殊感染者のバクテリア音などもかき消すので超迷惑である。
【バクテリア音とは?】
特殊感染者がスポーンした際に再生されるジングルで、特殊感染者の種類毎に個別の物が有る。
これを聞くことで存在や大まかな位置などを把握することが出来る、とても重要な物だ!
使用している本人からすると、標準では再生できない絶叫を連呼して「俺すげーだろ?」と悦に浸っているのだろうが、ハッキリ言って小学生レベル、いやそれ以下である。
私のサーバーでは、ラジオチャットを一定回数以上連続で再生できないようにしている。
また、目に余る程多用する奴はサーバーから叩き出す事にしております。
■迷惑度:炭鉱送りレベル
■noob度:小学生レベル
■理由:うるさくてしょうが無いボイスを連発する、超迷惑行為。
弾薬置き場に特殊弾薬を設置する

L4D2には火炎弾・爆発弾という二種類の特殊弾薬が存在する。
どちらも雑魚感染者に対しては即死属性が有り、特殊感染者やタンクに対しても炎上などの効果を発揮するので、ここぞと言うときに役立つ代物だ。
この特殊弾薬は地面に展開することで設置され、任意のタイミングで取得して使用することが可能だ。
ここで注意すべきは、弾薬や設置してある武器の近くに展開すると、武器弾薬を拾おうとした際に間違って特殊弾薬の方を拾ってしまう危険性が有ると言う事だ。
しかも、この特殊弾薬は全員が取得しない限り消えないうえに、「既に爆発パックは使っている」等のアラートが表示されてしまう。
乱戦のさなかに補給を邪魔されると致命傷になりかねず、ハッキリ言って超迷惑どころではない。
特殊弾薬を設置する際、場所は慎重に選ぶ必要があるのだ!
■迷惑度:市中引き回しレベル
■noob度:沢村賞レベル
■理由:弾薬補給を邪魔して戦闘に支障を及ぼす超迷惑行為。
使いもしないAEDを持ち歩く

救急キットと同じ枠のアイテムとしてAEDという物が有る。
ダウンを通り越して完全死亡したプレイヤーを蘇生できる優れものだ。
現実社会でもお馴染みの医療機器であり、学校や職場、商業施設などに設置されている事も多い。
ちなみに、外国人プレイヤーに対してAEDと言っても伝わらないことがある。
彼らは「defibrillator」と呼ぶ事が多いので、もしかしたら海外ではAEDと呼ぶ事は少ないのかも?
もっとも、AEDとは「automated external defibrillator」の略なので、伝わりそうな気もするのだが。
さて、救急キットと同じ枠のAEDだが、初期装備の救急キットを使い切ったプレイヤーが、その代わりとばかりに初期配置されているAEDを持ち歩くことが多い。これが凄まじく迷惑行為なのだ。
AEDを持ち歩くことの何が迷惑なのかというと、何時の間にか持ち出されると、使いたい人が使いたい時に使えないのである。
「あれ、AEDどこいったの??」って具合に。
持ち出した奴が適切なタイミングで使用してくれるならまだ良いのだが、そういう奴に限って使い方が下手でまともに活用してくれない。
それどころか、持ち出した奴がどこか遠いところでダウンしてAEDの所在が分からなくなったり、最悪の場合はマップ外に飛ばされて退場し、AEDの回収が不可能になる事すら有る。
使用する時以外はAEDを持ち出してはいけない!
なお、AEDで蘇生された場合、蘇生直後はしばらく硬直して一切の行動が出来ない上に、全ての武器・アイテムを紛失している(足下に散らばっている)ので回収しない事には何も出来ない。
なので、蘇生する際はタイミングが重要だし、責任を持って援護する必要がある。
時々、蘇生だけしてすぐ立ち去る奴が居るが、援護しないと復活早々に敵に袋叩きに遭ってすぐ死亡しかねない。
蘇生だけして満足している奴は紛れもないnoobと言えるだろう。
■迷惑度:島流しレベル
■noob度:オールスター選出レベル
■理由:蘇生の機会を逸し、ADE自体の紛失もしかねない超迷惑行為。
特定の方向しか見ない・特定の敵しか見ない
既に書いてきた通り、大抵のキャンプ地には敵の侵入ルートが複数有る。
ほとんどの敵は主要ルートからやってくるが、側面や背面からも来るわけで、決して疎かには出来ない。

ここはパリッシュ「橋」のキャンプ地で、敵のほとんどはこの正面方向からやってくる。

こちらは背後の様子で、数は少ないながらもタンクを含めた全ての敵がスポーンする。
場合によっては一発目のタンクから湧くことも有るので要注意である。
この様に、例え数は少なくても、敵が湧いてくる以上は必ずチェックする必要が有る。
背後から特殊感染者に襲われた場合、最悪の場合大惨事になりかねない。
しかし、noobはと言うと特定の方向しか見ず、側面や背面のチェックを怠ることが多い。
また、タンクが出現した場合、そのタンクばかりに気を取られて全体の状況を確認しようとしないのが困りものだ。
何度も書いている通り、タンクは最大で二匹同時に出現する。
常に全てのタンクの所在を把握しておかないと、気が付いたら背後から夾撃される事になりかねないのだ。
■迷惑度:不名誉除隊レベル
■noob度:新人賞レベル
■理由:特定の方向ばかりに気を取られて全体を見ようとしない、超迷惑行為。
持ち場を定めずに徘徊する

各プレイヤーが持ち場を決めてそこを守る事の大事さは既に説明した通りだ。
「定位置」が有るからこそ互いの連携が可能になり、非常の際にも対応しやすくなる。
しかし、自由を謳歌するnoob様は世の理に縛られず、勝手に持ち場を離れるから困る。
そう、あっちウロウロ、こっちウロウロで、一時たりともじっとしていない。
最初だけ持ち場に着くどころか、終始動き回っている場合すら有る。
「お、アイツは後ろに陣取ったな。じゃあそっちは任せて俺はこっちを守るか。」
てな具合に相手を信頼して戦っていると、いきなり背後からタンクに殴られて吹っ飛ばされる。
「え、アイツどこいったの??」と見れば、何時の間にか全然違う場所に居るという・・・
「気が付いたら居なくなっている味方」ほど迷惑な物は無い。 頼むから持ち場を守ってくれ。
■迷惑度:逆さ磔レベル
■noob度:アカデミー賞ノミネートレベル
■理由:持ち場を勝手に離れて陣形を崩壊させる超迷惑行為。
敵を恐れて奥に引っ込む

再びデッドセンター「アトリウム」を例に解説するが、ここの定番キャンプ地は渡り廊下の縁の部分だ。
ここに陣取る事で階下のフロアに居る敵や、柱や階段を上ってくる敵を一方的に攻撃することが出来る。
仮に倒しきらなくても、登り切る頃には瀕死になっており、後はとどめを刺すだけの状態となっているだろう。

一方、高台の縁で戦うと言う事は、相手から見れば狙いやすい標的になるという意味も持っている。
先ほどのキャンプ地を一階フロアから見た様子だが、スモーカーはこの位置からでも容赦なく狙撃してくる。
また、階段を上ってくるハンターやジョッキーからも狙われる位置であり、危険要素は多い。

特殊に捕まることを恐れ、水色の丸の位置に引っ込んで戦うプレイヤーを見かけることがある。
一見安全な位置のように見えるが、実際はポジションとしては問題が有りオススメ出来ない。
奥に引っ込むと確かに攻撃を受けにくいのだが、その代償として下のフロアや柱を登っている敵が見えない。
見えないと言う事は攻撃できないという事であり、せっかくの先制攻撃のチャンスを放棄する事になる。
相手が柱や階段を上りきった時点でようやく視認(攻撃)出来るわけで、タンクが相手だったら迎撃はまず間に合わないだろう。
結果としてダメージを受けるリスクが高まり、寿命を縮める事になってしまう。
「前に出ると攻撃を受けやすいじゃないか!」と思うかも知れない。
確かにその通りなのだが、そもそもリスクの全く無いキャンプ地など存在しない。
攻撃を受けたくなかったら上達しろ、ただそれだけの話しだ。
■迷惑度:往復ビンタレベル
■noob度:主演男優賞レベル
■理由:敵を恐れるあまり、チームの火力を押し下げる超迷惑行為。
味方に密着しすぎる
以前「単独行動をすると危険だ」という話しを書いたが、かといって密着しすぎるのも問題が有る。
何がどう問題なのかを説明しよう。

意外と知らない人が多いようだが、実はプレイヤー同士にも当たり判定(コリジョン)が存在する。
体同士がぶつかると軽く弾かれてしまうのだ。
相手プレイヤーにゆっくり触れてグイグイと押すことが出来る事からもそれが確認できる。
プレイヤー同士が密着しすぎると、例えば高台から飛び降りて階下に移動しようとした際などにぶつかって弾き飛ばされ、予定外の場所に着地して大ダメージを受ける危険性が有る。
また、ハンターやジョッキー等に拘束された際、密着しているとまとめて衝撃波でよろめいてしまう。
そこにタックルや酸を喰らうと目も当てられない。
一つの攻撃で一網打尽にされるのは何としても避けなければならないのだ。
密着の例で最もやってはいけないのが「背後に陣取る」という物だ。
タンクの岩やチャージャーのタックルを避ける際、ターゲットになったプレイヤーがフェイントをかける事が重要だ。
しかし、何時の間にか背後に陣取った他のプレイヤーがターゲットになっており、予想とは違う方向に岩などが飛んできてダメージを喰らう事が有る。
もちろん、背後に居る奴はのうのうとノーダメージとなる訳で、腹立たしいことこの上ない。
また、背後に居る奴が突然ガソリン缶などを投げ込むことが有るが、これも超絶迷惑行為である。
射撃中に視界外から突然ガソリン缶を投げ込まれると、高確率で誤射してその場で爆発炎上してしまう。
当然ながらキャンプ地は地獄絵図になってしまう訳で、キックされても文句は言えない行為である。
離れすぎるのも駄目だが、密着しすぎるのはもっと駄目だ。
誤射が発生する危険性が高まるし、ハッキリ言って何もいい事は無い。
キャンプ地に陣取るときは、互いの位置関係をしっかり確認しよう!
■迷惑度:打ち首獄門レベル
■noob度:三冠王レベル
■理由:味方に密着することで行動を阻害したり、被害を拡大したりする超迷惑行為。
究極の駄目プレイヤー的行為「萎え落ち」

「萎え落ち」というゲーム用語が有り、意味を調べてみると、主に以下のような意味が有る様だ。
「対戦ゲームにおいて、彼我の戦力差が大きいときにやる気を無くしてゲームを離脱する行為」
ゲームの展開が一方的になった場合に萎えてしまい、ゲームを抜けるという訳ですな。
L4D2においても萎え落ちに相当する行為をするプレイヤーが非常に多い。
サバイバルモードにおいては、自分がダウン、もしくは死亡した際にゲームを抜ける行為がそれに当たる。
これは初心者に限った話しでは無く、数百時間以上プレイしている様なプレイヤーにも萎え落ちする奴は多い。
ダウンなり死亡なりした場合、ほとんどの場合は自分のプレイに原因が有る。
チームメイトの至らないプレイが原因となる場合も有るが、大抵は自分自身が原因だろう。
それにもかかわらず、ダウンするやいなやゲームを抜けるのは失礼極まりない行為だ。
例え死亡しても味方を信じて待てば、その内救助される可能性は有る。
にも関わらず、彼らはゲームを放棄して萎え落ちするのである。
この行為が褒められたものではないという事は、2秒くらい考えれば誰でも分かる事だ。
もしプレイに死んでしまった場合は暫く暇になるし、気持ちも萎えるかもしれない。
しかし、まだ諦めるのは早い。味方の救助を信じて待とう。
死亡中はカメラをある程度自由に動かせるので、他のプレイヤーのプレイを見物して参考にするのも良いだろう。
■迷惑度:一族郎党根絶やしレベル
■noob度:人間国宝レベル
■理由:自分の下手さを顧みずゲームを放棄する、最低最悪な超絶迷惑行為。
【迷惑プレイヤーに出会ったら】 対処法を覚えて快適なゲームライフを
オンラインゲームの経験者なら恐らく誰もが経験したと思うが、しばしば迷惑なプレイヤーに遭遇することが有る。
下手すぎてイライラするという様な場合も有るが、中には意図的に迷惑行為を行うユーザーが居るのだ。
L4D2の例だと、例えば以下のような奴が居る。
- 意図的にFF(同士討ち)をする。
- 折角集めたガソリン缶を意図的に炎上させる。
- わざと飛び降りて自殺を図る。
- ラジオチャットなどのボイスコマンドを乱用する。
- プレイを放棄して長時間放置する。
「お前は小学生か?」と思う様な行為、いや小学生に失礼か。
ともかく、そのような低俗な行為を平然と行うようなプレイヤーが居るのだ。しかも結構な数で。
この様な輩と一緒にプレイしても不愉快で時間の無駄なので、不快な行為を確認したら直ぐに行動に移そう。
具体的にはそのセッションから相手を追い出すか自分が出ていくかの二択なのだが、まずは前者に関して。

ゲーム中にメニューを表示し「投票アクションを開始」から「プレイヤーを追放」を選び、対象者を選択する。
すると投票が始まるのだが、賛成票が半数を超えないと可決されない。(対象者は自動的に拒否投票を行う。)
もめ事に関わりたくないプレイヤーは投票に参加しない事も多く、結果として追放投票は役に立たないことも多い。
「なんだ使えないじゃん!」と思うかも知れないが、簡単に可決されるシステムだと悪用されかねないので難しい所だろう。
あからさまな迷惑行為をしている場合、賛同してくれる場合も有るのでひとまず投票してみるのも手だ。
投票が否決されたり、或いは最初から仕切り直したい場合は、自ら部屋を出てセッションを作り直した方が早い。
この際、その迷惑プレイヤーと二度と遭遇しないように、相手をキッチリと「ブロック」しておこう。
Webブラウザーで自分のSteamプロフィール画面へ進み、「フレンド」→「最近一緒にプレイ」を選ぶと、一定期間内にマッチングしたプレイヤー一覧が表示される。
該当するプレイヤーのプロフィールを表示し、画面右の「その他」→「全ての連絡をブロック」を選べば完了だ。
ゲーム中なら「Shift + Tab」を押してメニューを表示し、「ゲーム概要」→「プレイヤーを表示」と進み、リストから該当するプレイヤーのプロフィールを表示し、後は同様にブロックを選べばOK。
これで理論上は二度とそのプレイヤーとマッチングする事は無いはずだ。
以前はブロックした相手のフレンドが同じセッションに居る場合、そのフレンドを辿って入室できるという抜け穴が有ったが、現在では修正されている模様だ。
自前のサーバーを持っている場合、管理者メニューから対象者を即座に追放することが可能で、永久追放(所謂BAN)設定も出来る。
より快適なサバイバルライフを送りたいなら、自分のサーバーを立てるのも良いだろう。
【フレンド作成の勧め】 野良プレイの限界とフレンドのありがたさ

このゲームは4人でチームを組むことを前提にゲームが設計されており、他のプレイヤーが居ない場合はコンピューター(BOT)が代わりを勤めてくれる。
しかし、BOTのAIはあまり賢くなく、キャンペーンモードはともかく、サバイバルモードでは全くと言って良いほど役に立たない。
サバイバルモードはオンライン前提のゲームだと考えた方が良いだろう。
しかし、前述の様に元々サバイバルモードはプレイ人口があまり多くない。
おまけに発売から十年以上経過しているので、既にL4D2自体を引退している人も多いと思われる。
また、プレイ自体はしているものの、フレンド専用ルームやグループサーバーで遊んで居る人も多く、結果としてマッチングするのがなかなか難しい状況だ。
ようやくマッチングしたと思ったのに、相手が迷惑なプレイヤーだったら目も当てられない。
この様な状況から脱するためには、とにかくサバイバルモードを一緒に遊んでくれるフレンドを造る事を強くオススメする。
正直なところ、野良(ランダムでマッチングした相手)と一緒にプレイしても、ゲームが滅茶苦茶になってまともにプレイできないことが多い。
しかし、フレンドであれば意思疎通が可能であり、例え全滅したとしても「次はこうしてみよう」「今度は俺が後ろを受け持つ」などの試行錯誤を一緒にやってくれるだろう。
なにより、事前に申し合わせて一緒にプレイできるので、安定してプレイできるのが非常に大きい。
どうやってサバイバルモードのフレンドを造るかだが、野良プレイで出会ったいい感じのプレイヤーにフレンド申請を送るのも良いし、コミュニティーに参加して募集してみるのも良いだろう。
フレンドになってくれた相手が他のサバイバル仲間を持っている場合もある。
最初の1人が見つかれば、後はどんどんサバイバル仲間が増えていくことだろう。
自分から求めるだけでは無く、相手から「こいつとフレンドになりたいな」と思われるプレイを心がけることも重要だ!
例え下手でも一生懸命プレイし、「gg」や「thx」などの挨拶をするなど、マナーを守ったプレイを心がければ自然とフレンドも出来るだろう!
L4D2・サバイバルモードのまとめ
長々と初心者向けのL4D2・サバイバルモード解説を書いてきたが、如何だっただろうか?
少しでもサバイバルモードに興味を持ってくれたら幸いだ。
既にレトロゲームと言っても過言では無い作品だが、それでも日々数万人ほどがプレイしている。
そしてサバイバルモードはやればやるほど熱中できる素晴らしいモードだ。
他のページではサバイバルモード専用マップに関して軽く解説しているので、合わせて読んでくれたら嬉しい。
たくさんプレイして、是非とも全マップゴールド実績を獲得しよう!

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