記事内に広告が含まれています。
Google AdSense

【日記】難波で遭遇! 陽気な大阪のおばちゃん

日記

 

  • 私個人が収集した情報を公開しており、内容が古かったり不正確である場合が有ります。

  • 当サイト内のコンテンツはキュレーションサイト等での利用を一切認めていません。
  • 無断転載・改変(リライト)等は厳禁。 判明した場合は対処します。

 


 

大阪のイメージ

それは 十年前 ひと月ほど前の事であった・・・


先日、母を連れて関西方面に旅行に行ってきた。

いつもならアルペンルートなどの北アルプス方面に行くのだが、今年は熊がヤバイという事で、奈良や京都を中心とした近畿地方の神社仏閣巡りに変更となったのだ。



初日は姫路に宿泊して姫路城等を観光した我々は、この日は大阪を経由して奈良へ移動し、東大寺や春日大社などを観光する予定だった。


姫路城ば貴重な天守閣が現存する事で知られ、国宝にも指定されている。
「暴れん坊将軍」等の時代劇でもロケ地としても有名だ!


姫路から奈良に移動するには、京都か大阪で新幹線と在来線を乗り換える事になる。
早さなら京都経由だが、大阪の街並みを楽しみたいと言う事で大阪乗り換えで行くことにした。

新大阪駅で地下鉄御堂筋線に乗り換え、さらになんば駅で近鉄奈良線に乗り換えた。
難波駅から近鉄奈良駅までは30分程の旅である。 目的地は近い!



難波で乗り換えた我々は、丁度空いていたロングシートに腰掛け、一路奈良を目指す。

私の横には1人分の空間が空いていたのだが、次の駅で1人のおばちゃんが乗り込んできた。
そのおばちゃんは私の横に空きスペースが有ることを確認すると、そこへ座ろうとした。


ロングシートなので、座る場合はシートに対して90度の角度で腰掛ける事になるわけだ。
・・・なのだが、なんとそのおばちゃんは75度くらいの角度で座ろうとしたのである!

「え、その角度で腰掛けたら、俺の上に腰掛ける事になるんだが??」

とか思った瞬間、案の定というか、そのおばちゃんは私の膝の上にちょこんと腰掛ける形になった。
あっと言う間の出来事だったので、ハッと思った時には既におばちゃんのお尻は私の膝の上であった!



比較的小柄なおばちゃんだったので、特に重くも無く、痛くも無かった。
ただ、思いがけない一瞬の出来事に、数秒ほどあっけにとられた様な感じだった。

するとそのおばちゃんも、シートとは違う感触にさすがに気が付いたらしい。
クルッと私の方を向いて、こう語りかけてきたのである。

あら~ ごめんなさいねぇ! 間違えて座っちゃったわ!


予想外の出来事に次ぐ予想外の出来事!
なんというか、その愛嬌溢れるオーラに面食らってしまった。

この一連の流れを受けて、私も隣に居た母も思わず笑ってしまった。
そしておばちゃんも笑い出す。

すっかり打ち解けた我々は、しばし世間話に花を咲かせた。

ほんの数分前までは面識が無い他人だったのに、不思議な物だ。


そのおばちゃんは途中で下車したので、会話していたのは五分程度だろうか。
おそらく一期一会、もう会う事も無いだろう。
それにしても、なんとインパクトの強いオバチャンだったことか。



こういった関西独特の元気で気さくな人柄の女性を「大阪のおばちゃん」と呼ぶ事が有る。

もちろん、人の個性なんて十人十色だし、大阪のおばちゃん全員がヒョウ柄の服を着ているわけでも無い。
(地域柄、同じネコ科ならヒョウ柄よりもトラ柄の方が好適な気もするが。)
私が「大阪のおばちゃん」に抱いているイメージも単なるステレオタイプなのかもしれない。

しかし、今回遭遇したこの女性はあまりにもイメージ通りの「大阪のおばちゃん」だった。
これ以上でもこれ以下でも無い、辞書を引いたら載っていそうなくらい、完璧な「大阪のおばちゃん」だったのである。


私が九州の地元から関東に引っ越して結構な年月が経つ。
東京は何をするにしても大変便利で快適な一方で、人工物だらけで人も多すぎて、心身共に何かと疲れる面も有る。

人が多くて騒々しいという点で言えば大阪を中心とした関西地方も似たような物だ。
しかし、個人的には何故か関西の雑踏はあまり疲れない。

この違い、その理由が何なのかは自分でもよく分からない。
ただ、関西地方独特の文化がプラスの方に影響しているのかも知れないな。 関西弁とかノリの良さとか。

そして、大阪のおばちゃんが放つパワーもそれに寄与していのかもしれない!
あの時出会ったおばちゃんも、もしかしたらマイナスイオン的な物を放っていたのかも・・・
(マイナスイオンの効力は確認されていないらしいが・・・ここでは問わないでおこう。)


今回の旅行で一番印象的だったのは、国宝の姫路城でもなければ東大寺の大仏でも無く、この「大阪のおばちゃん」だった。
たった数分の交流で、ここまでの衝撃と元気を与えてくれる人はそうそう居ないだろう。

「女性が膝の上に座ってくる」とか、まるでラノベのワンシーンみたいだ。
まあ、相手は若い女性とはいかなかった訳だが、それでも有る意味で貴重な体験だった。

ありがとう、大阪のおばちゃん! またどこかで・・・



コメント

error:
タイトルとURLをコピーしました