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DOOMを100倍楽しくしてくれる神MOD「Brutal Doom」とは?

DOOMには多彩なMODが存在するが、それらのMODの中では後発ながら、圧倒的なクオリティーと過激さで異彩を放っているのが「Brutal Doom」だ。
このMODを導入することにより、システム面に加えてグラフィックや演出など、ゲーム全般が大幅に変化する。
他のゲームで例えるならば、「7 Days to Die」におけるオーバーホールMODみたいな物だ。
(7dtdの「Darkness Falls」みたいな物だな!)
Brutal Doomを導入することで、システム面は最近のFPSに準じた物になり、さらに演出面が大幅に強化される。
演出がより細かくリアルになるのはもちろんだが、特に「過激になる」という点が特徴だ。
また、それでいてグラフィックや演出のテイストはオリジナルのDOOMに忠実なので、古参のDOOMファンにも違和感なく受け入れられるという点も特筆される。
どのように変化するかは以下で紹介するが、とにかく劇的に変化というか進化する。
あまりの面白さに、もはやバニラ(MODやアドオン無しの状態)には戻れなくなるだろう!
Brutal Doomの導入方法
まずはBrutal Doomの導入方法をご紹介しよう。
Brutal Doomは既存のWAD(IWAD・PWAD問わず)と組み合わせて遊ぶ事も出来るが、必要なデータを一纏めにした「Brutal Doom – Hell on Earth Starter Pack」という物も存在する。
こちらは多くのマップを含めた所謂メガWADに相当する物で、オリジナルのギミックやモンスターなども登場する、実に気合いの入った逸品に仕上がっている。
プレイするに当たり、折角なので「GZDoom(UZDoom)」や「Doom Runner」と組み合わせてプレイしてみよう。
この記事を書いている「2026年3月」現在、Brutal Doomの最新版は「Brutal Doom v22 Beta Test 4」となっている。
名前の通りβ版だが、一通りプレイしたところ、特に問題無く動作した。
データはお馴染みの「Mod DB」からダウンロード出来る。
ページの中央付近に有る「Download Now」のリンクからDLし、適当な場所へ解凍するのだ!
また、一纏めになった「Brutal Doom – Hell on Earth Starter Pack」も同じくMod DBからダウンロード可能だ。
なお、単体版と「Hell on Earth Starter Pack」ではバージョンが異なるので注意。
β版から安定版へ移行すれば改めてバージョンも統一されるだろう。

こちらは「Doom Runner」に「UZDoom」を組み合わせた状態だ。
(1)の所でIWADを指定し、(2)の所でMODとしてBrutal Doomを指定する。
この例だと「バニラのDOOM2をBrutal Doomを適用した状態でプレイする」という意味になる。
もし有志が作成したマップ(PWAD)をBrutal Doom仕様でプレイしたい場合、(3)の所でPWADを指定しよう。
「Hell on Earth Starter Pack」で遊ぶ場合もここで指定する。
なお、前述の様にBrutal Doom単体の最新版と「Hell on Earth Starter Pack」のバージョンは異なる。
「Hell on Earth Starter Pack」を遊ぶ場合は(2)の箇所で適切なバージョンを指定する必要が有る。
(2026/3現在、V21~V22辺りが良い様だ。)
「UZDoom」や「Doom Runner」の導入に関しては以下のページで詳しく紹介している。

起動した瞬間から熱いBrutal Doom

今回は最新版の「Brutal Doom v22 Beta Test 4」をプレイしてみよう。
起動するとカッコイイBGMと共にタイトルロゴが登場!
既に熱い。熱すぎるよ!
しかし、まだまだ序章というかスタートすらしていないのである。
興奮を抑え、まずはシステム面をチェックだ!

Brutal Doomを導入したことにより、トップメニューには専用の項目が追加された。
ここからBrutal Doomに関する各種設定を変更出来る。


詳細は後述するが、Brutal Doomではアイテムやモンスター、演出やシステム面など、ゲーム全般にわたる追加・変更点が有る。
それらはゲームを面白くする上で重要な役割を果たしているのだが、中には肌に合わない(初代DOOMっぽくない)と感じる人も居るかも知れない。
そういう場合、このオプションからBrutal Doomで追加された新要素をオフにする事も可能だ。
なお、全ての要素をオフに出来る訳では無いので注意。
オプション画面は全て英語だが、FPSファンならば大体理解できる様な内容なので特に問題は無いだろう。

UZDoom側の設定を日本語にすると、ゲーム内のメッセージも日本語になる。
そのメッセージだが、なんかこう凄く、マゾ心をくすぐる様なテイストなのだ。
開発者の心遣い(?)に感謝しつつプレイするのだ!
DukeやQuakeのテイストが溢れるBrutal Doom
少しプレイしてみると直ぐ分かると思うが、Brutal Doomでは一部の効果音やギミックなどが別の物に置き換えられている。
例えば「Duke Nukem 3D」や「Quake3」などの物が色々取り入れられている様だ。
個人的にDOOMと並ぶお気に入りのタイトルばかりなので、思わずニヤリとしてしまう。


こちらは「Hell on Earth Starter Pack」専用マップなのだが、マップのデザインといいギミックや演出といい、凄く「Duke Nukem 3D」を豊富とさせますな!

「なんか「Duke Nukem 3D」に似ているよな~」とか思っていたら、なんとそのDukeのマップそのものを発見!
こちらは「Hell on Earth Starter Pack」のとあるステージなのだが、いかにもなシークレットステージへ繋がる扉を発見!
こ、このロゴはぁ!? もしかして!

うおおお、これは紛れもなく「Duke Nukem 3D」のステージ1ではないか!
このスタート地点の屋上、忘れもしないあの場所だ!
しかも流れるBGMまでもがそのまんまである。
Duke in Doom、この衝撃に私の興奮も最高潮である。

このやたらとセクシーな看板の数々。 特徴的なゴミ箱。
もう間違い無い。 これは紛れもなく「Duke Nukem 3D」のステージだ!

マップの構造は基本的にオリジナルの「Duke Nukem 3D」のままで、ご丁寧にもシークレットの位置までもが同じだ。
スタート地点付近に有るロケットランチャーのシークレットまでもが、ご覧の通りに一緒である。
まさかDOOMの中でDukeを楽しめるとは・・・
これが終わったら久しぶりにプレイしてみるかな。
Brutal Doomにより大幅に強化された演出


前述の様にBrutal Doomを導入することで既存のIWADも強化される。
ここは「DOOM2」のステージ13なのだが、ご覧のようにバニラには存在しないマップオブジェクトが大量に追加されている。
まさに激しい市街戦といった様相で、マップの雰囲気は激変している。




Brutal Doomではエフェクト面も大幅に強化されており、ひとたび武器を発射すれば、ド派手な効果音と共に薬莢が飛び散るなど、もはや別ゲームと言って良いくらいに変わっている。
また、モンスターに関連する演出も強化されていて、例えばミニガンで攻撃すると、飛び散る肉片・滴る血しぶきと言った具合に、まさに「阿鼻叫喚・木っ端微塵」といった感じのド派手演出が繰り広げられる。


「Hell on Earth Starter Pack」ではマップ内の演出が特に凝っており、時々味方の航空機が飛来して空爆支援してくれる。
上はF-22がサイバーデーモンを空爆している様子で、この後サイバーデーモンは木っ端微塵になって死亡する。
つまり、プレイヤーが倒す必要は無いのだ。 助かるね!
下はB-2の絨毯爆撃の様子だが、まるで映画「クローバーフィールド」の様だ。
Brutal Doomを彩る今風のシステム


前述の様にBrutal Doomでは昨今のFPSでお馴染みのシステムが色々採用されている。
その際足る物がADSモードで、セカンダリファイアーボタンを押すことで発動する。
発動中は視界や移動に一定の制限が掛かるが、射撃精度が大きく向上するため、中~遠距離戦で役立つ。
特にショットガンは連射速度や精度が劇的に向上し、もはや別の武器かと思うくらいに強化される。
遠距離に居るインプ共も瞬殺だ!

なお、全ての武器にADSモードが有る訳では無く、武器によっては別の機能が発動する場合がある。
ロケットランチャーの場合、この様にスコープモードになり、遠距離精密射撃が可能となる。
何故か暗視モード的な物も備わっているので有効活用しよう。
また、一部の武器では連射モードを単発・バーストの様に切り替えたりも出来る。
武器によって機能は様々なので一通り確認しておこう。
特に面白いのがコンバットショットガンだ。
この武器は通常2発同時に発射するが、セカンダリファイアーを押すと1発のみ発射する。
2発撃つまでも無く倒せる雑魚相手には弾の節約になって嬉しい。
その状態で再び発砲すれば残りの一発を発射出来るし、リロードして2発装填された状態にする事も可能だ。
この他にも、昨今のFPSではお馴染みのリロードやリコイルの要素も追加されている。
純粋に射撃を楽しむことが出来なくなるので敬遠する人も居ると思われるが、リロードやリコイルを制御して敵を倒す事による独自の楽しさが有るのも事実。
前述の様に一部の新システムはオプションからオフに設定することも出来る。
まずは一通り初期設定のままで遊び、その後細かい部分を自分色に作り上げていくと良いだろう。
人気FPS「SeriousSam」シリーズにおいても、3作目からこれらの要素が追加された。
爽快シューターとして人気だったシリアスサムのゲーム性を大きく変化させる変更だったので賛否両論有ったが、個人的にはまあ有っても良いかなという評価である。
ただひたすらに生き残れ! 新たなモード「Horde Mode」


「Brutal Doom v22 Beta Test 4」からは新たに「Horde Mode」が追加された。
これは閉鎖されたマップの中で、次々に出現するモンスターを倒しつつ戦い続けるという物だ。
他のゲームでも時々見かけるので、FPSファンにとってはお馴染みのモードと言えるだろう。
例えば「シリアスサム」シリーズでは「3」辺りから似たようなモードが追加された。
短時間で手軽に楽しめるため、なかなか人気のようだ。
Brutal Doomでは専用のマップで敵とひたすら戦い、一定の敵を倒すか時間の経過(恐らく敵全滅)で次のwaveに進む。
waveが進む毎に敵が強化されるが、マップのエリアが開放されてより多くの武器・アイテムにアクセス出来るようになる。
最後はボスwaveとなり、それを倒すとクリアだ。
このモードはまだ未完成の状態と思われ、今後も仕様が変化するだろうが、一風変わった熱いバトルが楽しめる事は間違い無い。
息抜きがてら、是非とも一度遊んでみて欲しい。
なお、この「Horde Mode」では敵同士の攻撃判定がオフに設定されているようだ。
つまり、敵は同士討ちを起こさないという事になる。
これにより、逃げ回りながら敵が同士討ちで弱るのを待つという、DOOM最大のテクニックが通用しなくなっている。
生き残るためには自らの手で敵を倒す必要が有るという、まさにプレイヤーの腕が試されているわけだ。
死にたくなければ敵を倒すのだ!
Brutal Doomで強化されたモンスター共


Brutal Doomでは敵が大幅に強化されており、それに伴う演出も追加されている。
例えばバロンは新たにエネルギー弾を2発同時に発射するようになったし、カコデーモンは高速移動でこちらの攻撃を回避したりする。
また、完全にオリジナルのモンスターも追加されており、「Hell on Earth Starter Pack」だけではなく、Brutal Doomを導入することでIWADをはじめとした既存のWADにも登場する。
追加分を含めたモンスターの種類と特徴については以下のページを見て欲しい。


敵に関して強化されたのは攻撃パターンやそれに伴う演出だけでは無い。
こうちらの攻撃に対するリアクションも大幅に強化されている。
例えば上記のインプは、こちらの攻撃で致命傷を負い、苦痛にのたうち回っているところである。
この状態になれば確定で死亡するが、中には最後の瞬間まで健気に反撃してくる奴も居る。
倒したと思っても油断せず、更なる追い打ちをお見舞いして引導を渡してやるのだ!
なお、Brutal Doomで追加される新モンスターはオプションでオフにすることも出来る。
好みに応じてシステムをアレンジしよう。
敵を強化するなら俺も強化しろ! ニューウェポンで敵を血祭りに


Brutal Doomでは敵も大いに強化されているのだが、それならばとプレイヤー用の武器も大幅に強化されている。
例えばチェインガンはバニラだと威力が低く、効果音もいかにも弱そうで頼りない物だった。
しかし、Brutal Doomでは轟音と地響きと共に、雑魚の群れを一瞬で粉微塵にする程に強化された。
追加された武器の中で特に興味深いのが上記の二つだ。
バロンやカコデーモンを倒すと時々謎のアイテムをドロップするのだが、これを取得すると、なんとプレイヤー自身が奴らに変身することが出来る。(プレイヤーの顔画像が変化しているのに注目!)
この状態では独自の体力が与えられると共に、誘導弾やエネルギー弾など、奴らお馴染みの攻撃を繰り出すことが可能だ。
威力も申し分なく、もちろん弾数無制限なので、遠慮無く敵を血祭りに上げてやろう。
この変身モードの仕様はバージョンアップ毎に変化しているので、最終的にどのような仕様になるかは不明だが、とりあえず爽快である。
君も地獄の戦場でバロンになって暴れてみないか!

個人的に嬉しいのが、この火炎放射器だ。
兵士やインプなどの雑魚に着火すると、相手はのたうち回って確定で死亡する。
例え大群で出てこようとも、一振り浴びせるだけで一網打尽だ。
もちろん大型モンスターにも有用だが、エフェクトで画面が見にくくなる点には注意すべし。
なお、火炎はプレイヤーにもダメージ判定が有るので要注意。
しかもシャレにならないダメージ量なので、下手すると自らを瞬殺しかねない。
着火した敵に触れたり、狭い場所で使用すると極めて危険なので気をつけよう。
FPSにおける火炎放射器は、古くは「MARATHON」や「Serious Sam The Second Encounter」にも登場した。
しかし、その後はあまり見かけない気がする。
炎の処理が重いだろうし、倫理的にも問題が有るとかなのだろうか?


新武器のトリを飾るのは、コイツを置いて他に無いだろう。
そう、見てそのまんま、戦車である。 こいつはただの飾りでは無く、乗車して戦う事が出来るのだ!
武器は主砲と機銃の2種類が有り、武器の特製や性能は想像の通りである。
銃火器を使わずとも、敵に体当たりすれば匹殺すことも可能だ。 無慈悲!
戦車に乗り込めばもはや無双状態。 群がる敵を蹂躙すべし!
FPSの戦車は「ShadowWarrior(初代)」や「BatleField1942」にも登場し、意外とその歴史は古い。
古参のFPSユーザーなら直ぐに使いこなす事が出来るだろう。
操縦のコツとしては、車体と砲塔の動きは独立しているという点に留意すれば分かりやすいだろう。
なお、戦車は最強の武器だが、無敵の存在では無い。
大火力の攻撃を受けるとやがて壊れてしまう。
しかし、どうせ次のステージには持ち越すことは出来ないし、そもそも狭い通路や部屋にも入れないので、使い潰す前提で派手に暴れてやろう。
プレイヤーは1人じゃ無い! 味方と共闘せよ!

Brutal Doomでの最大の変更点の一つが「味方の存在」かもしれない。
マップ中にはご覧のように味方のドゥームガイが捕らわれている事が有る。
近寄ってアクションボタンを押すことで救出することが可能だ。
今までマップのあちこちにドゥームガイの死骸が転がっていたが、彼らが絶命する前の状態というわけだな!
彼らは大抵の場合隠しアイテム的な位置づけで、マップ内の分かりにくい場所に居る。
しかし、時々これ見よがしにマップの目立つ場所に居る場合も有る。
救助前に敵に攻撃されると彼らは死んでしまうので、見つけ次第速やかに救助すべし!

救助したドゥームガイ達はプレイヤーと共に戦ってくれる。
服の色によって所持している武器が事なり、グレーがアサルトライフル、グリーンがショットガン、レッドがチェインガンで青がプラズマライフルだ。(弾薬は無制限)
特にレッドとブルーは超強力で、しばしば敵の大群を一網打尽にしてくれることも!
持つべきものは友だな!

ドゥームガイは次のステージに持ち越すことが可能で、大事に使えば(?)、ご覧のように大所帯となる事も。
もはや一個小隊と言った様相である。
ただし、ドゥームガイは無敵ではなく、手持ちの体力100が尽きてしまうと死んでしまう。
特にバロンなど大型モンスターの攻撃で直ぐに死んでしまうので、ここまで集めるのは至難の業だ。
ドゥームガイは基本的にプレイヤーに追従して行動するが、近づいてアクションボタンを押すと「その場待機」と「追従」を切り替える事が出来る。(ステージクリアでリセットされる)
愛着を感じて大事にしたい場合は、敵の居ない場所で待機させておくと良いだろう。
前述の戦車に搭乗している場合、迂闊に動くと味方のドゥームガイを轢き殺してしまう様だ。
大事な味方、くれぐれも取り扱いは慎重に!


「Hell on Earth Starter Pack」ではこの様に味方の大部隊が登場し、共にモンスターと戦ってくれる。
兵士だけではなく戦車や装甲車も登場し、さらには航空機による空爆支援も!
彼らと共に闘い、モンスター共を地球から一掃せよ!
戦車の火力は実に頼もしいが、どうやらプレイヤー自身にも当たり判定が有るらしい。
味方の戦車が居るエリアで敵と接近戦をすると、敵もろとも木っ端微塵になりかねない。注意!
神MOD「Brutal Doom」まとめ
Brutal Doomの魅力を簡単に説明してきたが、如何だっただろうか?
Brutal Doomはとても拘って作られており、制作者の並々ならぬ技術とセンス、そしてDOOMに対する愛情を感じずには居られない、素晴らしい完成度のMODである。
これが無料で配布されているというのが未だに信じられない。
十分にお金を取れるレベルの完成度なのだ。
このMODを適用することで、これまで遊んできたDOOMを過去の物とする程の進化を遂げるのは間違い無い。
個人的には、もはやバニラのDOOMでは遊べないと思う。 それくらいに楽しい。
Brutal Doomの魅力はまだまだ有るが、後は実際にプレイして体験して貰った方が良いだろう。
みんなも是非、Brutal Doomを導入して刺激に満ちたDOOMライフを送って欲しい!

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