現在地   Topページ登山コーナートップ > 地獄の急登「大倉尾根」を登る。



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丹沢山地イメージ

丹沢・大倉尾根とは?

「大倉尾根」とは、丹沢山地の名峰「塔ノ岳」へ繋がる尾根道の一つで、
多彩な山とルートがある同山地において、最も人気のあるコースです。
コースは全域にわたって良く整備されており、ルートも明瞭。
さらにコース上には多くの山小屋が点在し、休息や宿泊の拠点として便利です。

しかし、この大倉尾根は別名「バカ尾根」と呼ばれる地獄道。
片道7km、標高差約1200mも有り、岩場や梯子場の様な難所こそ有りませんが、
その辛さは富士山やアルプスと同等以上かもしれません。
時々北アルプスの「合戦尾根」と比較されますが、個人的には大倉尾根の方が辛いと感じました。

とはいえ、しっかりと準備をして登れば誰でも登れます。
事実、年間を通じて子供からお年寄りまで多数が登っています。
私はここで鍛えられたので、その後の合戦尾根・東鎌尾根経由の北ア縦走も楽でした。
歯応えはありますが、それが病みつきになる不思議な尾根道です。







塔ノ岳・鍋割山への拠点となる大倉バス停

広大な丹沢山地には多くの山とルートが有りますが、中でも人気が高いのが「塔ノ岳」。
その塔ノ岳へのルートもいくつか有りますが、今回紹介する大倉尾根から登るのが一般的です。
最寄りの小田急渋沢駅からバスが多数出ており、約15分で大倉に到着します。

大倉バスターミナル付近の様子。 登山道の分岐点。

*画像をクリックすると大きな画像が表示されます。(撮影:2014年5~11月頃)

大倉バス停の周辺には複数の飲食店が有り、下山後の食事や打ち上げに活用できます。
自販機もありますが、自分が知る限り弁当や行動食はあまり取り扱っていないので、
渋沢駅周辺で購入しておいた方が無難です。

また、入山届け提出口の他、トイレや下山後に靴やストックを洗う水場も有ります。
登山口としてはかなり充実していると言えます。
駐車場も有りますが、営業時間帯や台数は事前に確認しておきましょう。

ここから大倉尾根(塔ノ岳)方面と鍋割山方面への道が分岐しています。
右側写真の左奥方向が鍋割山、右上方向が大倉尾根への道です。


登山口の様子。 丹沢クリステル。

*画像をクリックすると大きな画像が表示されます。(撮影:2014年5~11月頃)

大倉バス停から舗装路を五分ほど歩くと登山道入り口に到着します。
この付近には数体のリアルな人形が設置してあり、その内の一体には「丹沢クリステル」という、
どこかで聞いた様な正式名称が付けられています。


登山口の様子。 最初の分岐点。

*画像をクリックすると大きな画像が表示されます。(撮影:2014年5~11月頃)

塔ノ岳まで約7km・標高差1200mに及ぶ登山道のスタートです。
基本的に明瞭で分かりやすい道ですが、途中に数カ所分岐点があります。
右写真は最初の分岐点ですが、どちらを通ってもほぼ同距離で合流します。
この付近で唯一のテン場がある「大倉高原の家」へは左に進みましょう。


大倉尾根の様子。 大倉尾根の様子。
大倉尾根の様子。 大倉尾根の様子。

*画像をクリックすると大きな画像が表示されます。(撮影:2014年5~11月頃)

距離や勾配はともかく、全域に渡って整備が行き届いて歩きやすい大倉尾根。
急勾配の合間には緩やかな場所も有り、休息用のベンチも設置されています。


途中の分岐点。 途中の分岐点。

*画像をクリックすると大きな画像が表示されます。(撮影:2014年5~11月頃)

途中に数カ所有る分岐点の様子です。
左は「天神尾根分岐」で、戸沢を経由して大倉バス停へ至ります。
右は山小屋「堀山の家」の前から分岐する、二俣・西山林道を経由して大倉へ至るルートです。
こちらは道迷いが多く、注意を要するルートの様ですね。


花立付近の急登。 花立山荘からの眺め。

*画像をクリックすると大きな画像が表示されます。(撮影:2014年5~11月頃)

体力的な難所が続く大倉尾根ですが、多くの人が「最大の難所」と語るのが、花立付近の急登です。
急角度の階段がひたすら延々と続く、まさしく悪夢の様な(笑)場所です。
登りはもちろん大変ですが、疲れた膝に優しくない下りもなかなかの物です。

しかし、この付近から一気に展望が開けるため、秦野市街や周囲の山海が一望できます。
一番疲れる場所ですが、一番展望が楽しめる場所でもあります。
また、階段を上りきった場所に翻る、花立山荘名物であるかき氷の旗は一種のランドマークと言えます。


花立から頂上へ。 花立から頂上へ。
花立付近のザレ場。 金冷シの分岐点。

*画像をクリックすると大きな画像が表示されます。(撮影:2014年5~11月頃)

花立山荘から塔ノ岳までは約1.2kmの距離ですが、さらなる急登やザレ場が待ち受けます。
出発前に休憩や行動食を取っておきましょう。 山荘の裏にはバイオトイレも有ります。

最初に登った時は既にへとへとで、もう引き返そうかと本気で考えました。
しかし、頑張って登った結果、かなり鍛えられたと思います。 今では良い思い出です。

なお、ここから頂上までの間に鍋割山方面への分岐点が有ります。
鍋割山へは距離約2.3km、標準コースタイム1時間半となっています。


崩壊地の迂回路。 崩壊地の迂回路。
最後の急登。 丹沢名物の木道。

*画像をクリックすると大きな画像が表示されます。(撮影:2014年5~11月頃)

花立から頂上への道は明瞭で歩きやすいですが、一箇所だけ崩壊地が有ります。
迂回路が設置されていますが、狭いので渋滞する場合も有ります。



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ついに塔ノ岳(1491m)に到着!

塔ノ岳の頂上。 塔ノ岳の頂上。

*画像をクリックすると大きな画像が表示されます。(撮影:2014年5~11月頃)

地獄の大倉尾根(バカ尾根)を登り切り、ついに塔ノ岳(1491m)の頂上へ到着です。
素晴らしい景観に疲れも吹き飛ぶ事でしょう。 いつ来ても老若男女大勢の登山者で賑わっています。


塔ノ岳の頂上。 塔ノ岳の頂上。
塔ノ岳の頂上。 塔ノ岳の頂上。

*画像をクリックすると大きな画像が表示されます。(撮影:2014年5~11月頃)

塔ノ岳の頂上はかなり広大かつ平坦な地形になっています。
また、木製の段差が設置されているので休息や食事を取るのにもってこいの場所です。

山頂には通年営業の「みやま山荘」が有り、宿泊や休息が出来ます。
名物の猫「ミー君」や「丹沢のチャンプ」として親しまれる歩荷の達人に出会えるかも知れません。


塔ノ岳から望む富士山。 塔ノ岳から望む富士山。

*画像をクリックすると大きな画像が表示されます。(撮影:2014年5~11月頃)

地獄の大倉尾根を走破したご褒美と言えば、やはり富士山の眺めでしょう。
塔ノ岳頂上はほぼ全周囲が開けており、近くの蛭ヶ岳や表尾根、遠くは富士山までが展望できます。
夏場は靄が掛かることが多いので、冬を中心とした晴れた日がベストでしょうか。


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