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祖母山・風穴コースとは?
祖母山には山を取り囲むように複数の登山口とルートが存在します。
今回紹介する「風穴コース」も、その数ある登山ルートの一つです。
千間平コースと同じく北谷登山口から始まり、終着点も同じく祖母山山頂で、標準コースタイムもほぼ一緒。
単調な千間平コースと異なり、こちらは徒渉や梯子・ロープ場など変化に富んで歯応えの有るコースです。
北谷登山口から登る際は、是非とも両コースを組み合わせた周回登山のプランを組んでみてください。
- あくまで私個人が趣味で収集したデータを公開している場です。
- 情報は日々変化しており、内容の正確性の保証はしません。
- 無断転載・改変盗用等は厳禁。 判明した場合は対処します。
頂上近くの分岐点から風穴コースへ入る
*画像クリックで拡大。(撮影:2016年5月頃)
風穴コースの入り口は祖母山の山頂から直ぐの場所に有ります。
他のコースの分岐も有るので、見落としたり間違ったりしないよう、地図と看板を確認しましょう。
コースに入ると直ぐに急斜面となり、千間平コースと雰囲気が異なる事に気づくと思います。
*画像クリックで拡大。(撮影:2016年5月頃)
他のコースと同様、祖母山はとにかく篠竹が密集しており、まるで藪漕ぎの様な雰囲気です。
幸いにも踏み後は明瞭で、案内板やテープも多いので、注意していれば迷う事は無いと思います。
*画像クリックで拡大。(撮影:2016年5月頃)
千間平コースとの最大の違いは、急斜面や梯子・ロープなど、地形が険しく変化に富んでいるという点です。
中には大きな岩場をロープを使用して通過する場所も有るので、小柄な人は大変かも知れませんね。
*画像クリックで拡大。(撮影:2016年5月頃)
個人的には大変嬉しい梯子場も登場!
数や難易度は大崩山程ではありませんが、楽に高度を稼げるので助かります。
*画像クリックで拡大。(撮影:2016年5月頃)
風穴コースも樹林帯や篠竹が多いですが、展望が開けた場所も有ります。
また、五月の連休頃には満開のアケボノツツジが見事な美しさ!
この時期はまださほど暑くなく、展望も比較的効くのでオススメですね。
*画像クリックで拡大。(撮影:2016年5月頃)
それにしても祖母山の篠竹は密度も高さも凄い!
メジャーな百名山の主要ルートなのに、まるで藪漕ぎでもしている気分です。
五月上旬でこの有様だと、真夏の最盛期(?)は一体どうなるのでしょうか?
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風穴コース最大のポイントである「風穴」
*画像クリックで拡大。(撮影:2016年5月頃)
風穴コースの由来ともなっている風穴入り口に到着しました。
コース途中から分岐して直ぐの所に有ります。
この季節の凍結は無いと思われますが、一応万全を期す為に出直すことにします。
樹林帯の渓谷沿いに変化する風穴コース終盤
*画像クリックで拡大。(撮影:2016年5月頃)
風穴を過ぎていくつかの梯子を越えると、だいぶ降りてきたのか、篠竹はともかく傾斜は幾分緩やかになります。
この辺が概ねルートの中間地点で、再びコースの地形が様変わりします。
*画像クリックで拡大。(撮影:2016年5月頃)
風穴コースの終盤は沢沿いとなり、再び地形が険しくなります。
何度かロープで下るのですが、上から来るとロープが見えにくいの注意。
*画像クリックで拡大。(撮影:2016年5月頃)
コースと沢が一体化している場所も多く、濡れや転倒に注意しましょう。
ルートを外れる心配はまず有りませんが、足場や手がかりを何処にするかの判断力が問われます。 足下だけでは無く、少し先にも気を配る事が肝心です。
*画像クリックで拡大。(撮影:2016年5月頃)
コースの最終版に何カ所かの大規模な徒渉地点が有ります。
一応ロープが有りますが、ご覧のように手で掴むには低すぎる位置です。
これをどうやって活用すべきか迷いますね。
巨大なパイプが設置してありますが、一体何処に繋がっているのでしょうか?
*画像クリックで拡大。(撮影:2016年5月頃)
徒渉地点を過ぎると、程なくして北谷登山口に続く林道に出ます。
ここから駐車場までは数分程度の距離です。 お疲れ様でした。
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