現在地   Topページ登山Top大崩山 > 水に癒やされながらの渓谷歩き「三里河原ルート」



TegeYoka.comのトップへ戻る

登山のTOPへ戻る。

















大崩山イメージ

岩場と急登だけじゃない! 大崩山のもう一つの見所・三里河原

アルプスや八ヶ岳の山にも劣らない程、厳しい急登と険しい岩場を持つ大崩山。
一般的な大崩山のイメージは、やはり険しさや厳しさの印象が強いようです。

しかし、大崩山には険しく荒々しいコースと並ぶもう一つの顔があります。
ため息が出るような美し渓谷沿いのルート、それが三里河原コースです。
標高差はほとんど無く、美しく特徴的な地形と豊富な水・・・非常に癒やされます。
大崩山を満喫する為には外せないコースです。

尾根コースほどの難所はありませんが、樹林帯はルートを見失い易く、
増水や凍結の恐れが有るタイミングでは注意が必要です。







湧塚尾根コースと別れ、一路三里河原を目指す

三里河原への分岐。 三里河原への分岐。

*画像をクリックすると大きな画像が表示されます。(撮影:2016年8月頃)

祝子川登山口から入山し、二度目の分岐で三里河原方面へ進みます。
ほぼ一年ぶりに来たのですが、案内板が増設されて迷いにくくなっていました。


要注意箇所が続く。 要注意箇所が続く。

*画像をクリックすると大きな画像が表示されます。(撮影:2016年8月頃)

三里河原コースは和久塚・坊主尾根コースに比べると極端な難所は有りません。
が、段差の大きい岩場や不安定な木橋などが有るので、油断せずに行動しましょう。


喜平越谷の分岐。 滑りやすいトラバース地点。

*画像をクリックすると大きな画像が表示されます。(撮影:2016年8月頃)

途中で「喜平越谷」という小さな沢を徒渉するのですが、ここは「木山内岳(きやまうちだけ・1401m)」への分岐点でもあります。

さらに進むと、岩が露出した場所をトラバース気味に通過します。 滑りやすいのでロープも活用しましょう。
ここは常時水がしみ出しており、岩の上の土が流出してしまった様ですね。


スラブのトラバース地点。 スラブのトラバース地点。
スラブのトラバース地点。 スラブのトラバース地点。

*画像をクリックすると大きな画像が表示されます。(撮影:2016年8月頃)

しばらく進むと森が開けたスラブのトラバース地点が有り、展望も楽しめます。
高度感はさほど無く、花崗岩はグリップが効いており、ロープを使用せずとも問題無く通過できるでしょう。


トラバース地点2。 トラバース地点2。
トラバース地点2。 トラバース地点2。

*画像をクリックすると大きな画像が表示されます。(撮影:2016年8月頃)

スラブのトラバースを過ぎると、またしてもスラブのトラバース地点が出現!
傾斜はきついですが、極めて頑丈な鎖とプレートが設置してあり、難易度は低いです。
大崩山には多数の梯子やロープが有りますが、鎖やプレートは結構貴重な存在ですね。


直後の梯子場。 直後の梯子場。

*画像をクリックすると大きな画像が表示されます。(撮影:2016年8月頃)

続いてお待ちかね(?)の梯子場も出現! これぞ大崩山!
結構長い梯子ですが、このルートの梯子場はここくらいしか有りません。


使用しないロープ。 使用しないロープ。

*画像をクリックすると大きな画像が表示されます。(撮影:2016年8月頃)

この付近は巨岩の縁にある細い足場を通過する箇所が多く、冷静に考えると怖い場所です。
そんな場所にあるこのロープ場ですが、特に使用せず直進できます。
踏み跡も薄く、久しく使われていないようですが、何らかの理由でコースが変わったのでしょうか?



このページのTopへ戻る



吐野の徒渉地点から三里河原へ

吐野の徒渉地点。 吐野の徒渉地点。
吐野の徒渉地点。 吐野の徒渉地点。

*画像をクリックすると大きな画像が表示されます。(撮影:2016年8月頃)

岩場の難所を過ぎると、樹林帯のやや開けた場所に出ます。
直進できそうですが、ここから沢の方へ下り、右岸の方へ徒渉してください。
ここが三里河原の入り口の「吐野(はくの)」で、このコースの核心部とも言えるでしょう。


美しい祝子川渓谷。 美しい祝子川渓谷。
樹林帯の歩き。 美しい祝子川渓谷。

*画像をクリックすると大きな画像が表示されます。(撮影:2016年8月頃)

この付近の祝子川は穏やかな地形で水深も浅く、渓流靴が有ればそのまま歩けます。
ルートは基本的に右岸側に有りますが、全体的に目印が乏しく、慎重に行動してください。
川沿いの岩の上にルートが有るのか、樹林帯の中にルートが有るのか、判断に迷う場所が多いです。


特徴的な地層の線。 特徴的な地層の線。

*画像をクリックすると大きな画像が表示されます。(撮影:2016年8月頃)

三里河原コースには特徴的な地形が多数有りますが、中でも特徴的なのがここです。
岩の上に走る一本のライン。 まるで道路の白線の様ですね。


特徴的な地層の線。 特徴的な地層の線。

*画像をクリックすると大きな画像が表示されます。(撮影:2016年8月頃)

よく見ると、周囲の地形や転がっている岩にも大小の白いラインが存在します。
地質学の知識があると、別の角度からより大崩山を楽しむ事が出来そうですね。


テーブル状の川底。 テーブル状の川底。

*画像をクリックすると大きな画像が表示されます。(撮影:2016年8月頃)

しばらくはテーブル状のなだらかな川底が続きます。
増水さえしなければ基本的に水深は浅く、渓流靴で歩くのも楽しそうです。


乏しい目印。 乏しい目印。

*画像をクリックすると大きな画像が表示されます。(撮影:2016年8月頃)

前述の様に、この付近はルートの判別がしずらく、慎重に見極める必要があります。
赤系の目印は樹林帯では埋没し認識が困難です。 黄色や白だと嬉しいのですが。
特に草木が生い茂る夏場は見落としやすいので注意してください。


キャンプ適地。 キャンプ適地。

*画像をクリックすると大きな画像が表示されます。(撮影:2016年8月頃)

途中の樹林帯(左岸側)には開けた場所が有り、この日も数組がテント泊していました。
キャンプは禁止となっている様ですが、登山道の周囲は良いという解釈なのでしょうか?


サーキットのような岩場。 サーキットのような岩場。

*画像をクリックすると大きな画像が表示されます。(撮影:2016年8月頃)

ここも三里河原コースを代表する名所です。
綺麗に湾曲した巨大な一枚岩。 まるでボブスレーのカーブみたいな形状ですね。
長年の水の流れが岩を削り、この様な美しい形状を作り出したのでしょうか?



このページのTopへ戻る



モチダ谷分岐以降は不明瞭箇所が増えるので注意

モチダ谷の分岐。 モチダ谷の分岐。

*画像をクリックすると大きな画像が表示されます。(撮影:2016年8月頃)

さらに川沿いに登ると「モチダ谷出合い」に到着します。
ここでモチダ谷コースが分岐しており、七日廻り岩や山頂方面へ繋がっています。


開けた樹林帯。 道を塞ぐ倒木。

*画像をクリックすると大きな画像が表示されます。(撮影:2016年8月頃)

モチダ谷分岐からさらに川沿いに進みます。
この辺は登山道が不明瞭で、私は左岸の樹林帯の中を進みました。
全体的に地形は穏やかで開けた場所が多く、一見してどこでも歩けそうに感じます。
が、巨大な倒木が進路を塞いでいる事も多く、結構な迂回を強いられたりもしました。


貴重な目印を辿る。 貴重な目印を辿る。
貴重な目印を辿る。 人口の足場?

*画像をクリックすると大きな画像が表示されます。(撮影:2016年8月頃)

この付近までくると踏み跡も目印も乏しく、特に夏場はルート判別に難儀します。
僅かなテープやケルンを参考に、ルートファインディングを慎重に行いましょう。
いずれにしてもルートは川沿いなのは間違いないので、ある程度安心は出来ますが。


踏み跡が乏しいエリア。 踏み跡が乏しいエリア。

*画像をクリックすると大きな画像が表示されます。(撮影:2016年8月頃)

「中瀬松谷出合」を過ぎ、さらに上流の方へと前進します。
この付近になるとますます踏み跡・目印が乏しくなり、もはやルートは判然としません。
なんとなく踏み跡に見える物を辿りながら、中瀬松谷の左岸を進みます。


美しいナメの川底。 美しいナメの川底。
美しいナメの川底。 美しいナメの川底。

*画像をクリックすると大きな画像が表示されます。(撮影:2016年8月頃)

「権七小屋谷出合」を目指し進みますが、道が判然とせず、所定の時刻になったので引き返します。
かなり出合に近い場所まで行ったと思うのですが、こうもルートが不明瞭だと大変ですね。
真夏だったので水の消費が激しく、2リットルでギリギリといった感じでした。

とはいえ、横を流れる川の地形は非常に美しく、苦労して来た甲斐が有るという物です。
紅葉や凍結する時期に来ても素晴らしい景色が楽しめそうです。


倒木の上に大量のケルン。 豊かな植物。

*画像をクリックすると大きな画像が表示されます。(撮影:2016年8月頃)

自然豊かな大崩山ですが、道中で多種多様なキノコを見かけました。
植物観察を目的に来ても十分に楽しめそうですね。

そして倒木の上にズラリと並ぶケルンの数々。 どれだけの年月をかけて作られていったのでしょう?



このページのTopへ戻る


登山コーナーのTOPへ戻る