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富士山イメージ

富士山登頂の最大の目的・御来光

富士山の楽しみ方は人それぞれ色々有ると思います。
そんな中、特に人気があるのが御来光見物ではないでしょうか。

4000m近い頂上から眺める美しい日の出・・・
この美しさと感動は、その場で見た者にしか絶対分からないでしょう。
機会があれば一度は体験して欲しいですね。

  • あくまで私個人が趣味で収集したデータを公開している場です。
  • 情報は日々変化しており、内容の正確性の保証はしません。
  • 無断転載・改変盗用等は厳禁。 判明した場合は対処します。

頂上を目指して深夜に出発

あまりにもすし詰め状態過ぎて苦痛だった山小屋。
なかなか眠れないまま、気が付いたら深夜の2時になっていました。
就寝時には10mを越える強烈な風が吹いていましたが、ある程度収まっていたので出発です。

富士五湖の夜景。 関東平野の夜景。
富士急ハイランドの夜景。 深夜の登山道。

*画像クリックで拡大。(撮影:2014年8月頃)

小屋の前から見下ろすと、富士五湖周辺や遠くの関東平野まで見渡せました。
富士急ハイランドの夜景は美しく、関東平野は昼間の様な明るさです。


頂上を目指す行列。 頂上を目指す行列。
最後の400m。 間もなく夜明け。

*画像クリックで拡大。(撮影:2014年8月頃)

宿泊した山小屋は標高3400m地点に有り、ここから頂上まではわずか400m弱。
一見直ぐ到着しそうに思えますが、現実はそう簡単にいきません。

頂上で御来光を見ようとする人が凄まじい行列を作っています。
ただでさえ人が多い吉田ルートに、この付近から須走ルートも合流し大混雑します。
空気が薄い・人が多い・地形が険しいと三重苦状態です。
頂上はすぐ目の前ですが、長大な行列はゆっくりとしか進みません。
やがて東の空がだんだんと明るくなり始め、焦りの心が芽生えます。


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雲間からの御来光

頂上に到着した頃には空はかなり明るくなっていました。
しかし、複数の登山ルートから次々と登ってくる人で山頂は大混雑しており、
ゆっくり御来光を見るためにはある程度移動する必要があります。

五分ほど移動して斜面に陣取りました。
前方は大きく開かれており、背後からの強風も遮ってくれる良い場所です。
しかし、足下の岩は不安定であり、そのまま座ると衣服を傷めてしまう恐れもあります。
サバイバルシートの様な物を下に敷くと良いでしょう。

大混雑の頂上付近。 全員が東を見つめる。

*画像クリックで拡大。(撮影:2014年8月頃)


雲間から御来光。 雲間から御来光。
雲間から御来光。 雲間から御来光。
雲間から御来光。 雲間から御来光。

*画像クリックで拡大。(撮影:2014年8月頃)

この日はかなり雲の量が多く、御来光が見えるか不安でした。
しかし、雲と雲の間から美しい御来光が出現!
御来光に照らされた雲が赤く輝き、得も言われぬ美しさを見せてくれました。
個人的に、夕日や朝日は雲と絡む事で一番美しく見えると思います。


富士山の夜明け。 富士山の夜明け。
頂上を目指す行列。 頂上を目指す行列。

*画像クリックで拡大。(撮影:2014年8月頃)

登山道の方を見ると、未だに長大な行列がずっと下まで続いています。
御来光までに頂上へは到着できなかった訳ですが、心配は無用です。
吉田ルートは六合目以降であれば、登山道のどこからでも御来光が見えます。
そう、無理に頂上へ行く必要は有りません。 山小屋の前からでも見えるのです。

とはいえ、どうせ来たならば、やはり頂上から御来光を見たいものです。
その為に、前日の時点で可能な限り頂上に近い小屋へ行って泊まり、
渋滞を見越した早い時間に出発する様に計画を立てましょう。


御殿場ルート頂上付近からの夜明け。 早朝の頂上は大混雑。
幻想的な夜明け。 幻想的な夜明け。

*画像クリックで拡大。(撮影:2015年7月頃)

こちらは2015年に御殿場ルートの頂上付近で撮影した物です。
今回も晴れていましたが、前回以上に雲が多く、残念ながら御来光は拝めませんでした。
その代わり、雲間から差す光が非常に美しく、幻想的な風景を見ることが出来ました。


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