現在地   Topページ登山コーナートップ > 2400mもの標高差を登る御殿場ルート



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富士山イメージ

富士山・御殿場ルートとは?

富士山には吉田・富士宮・須走・御殿場の4ルートが有りますが、
それらの中でも屈指の難ルートとして知られるのが、この御殿場ルートです。

他のルートの登山口が標高2000~2400m付近にあるのに対し、
なんと御殿場ルートは1400m付近に有り、吉田口とは約1000mもの差が有ります。
しかもコースの大部分は柔らかい砂地で、踏み出す度に足がめり込み後ろにずり下がるという、
まさに砂漠の砂丘を延々と歩いているかの様な辛さです。
おまけに営業小屋も僅か数軒と少なく、緊急時の避難や休息・トイレなどにも苦労します。


まさに体力に自信の有る人向けの難ルートですが、苦労に見合う見所も有ります。
宝永山の絶景や、豪快な大砂走りがそれで、これを体験せずに富士山を語ることは出来ません。
ある意味で、最も富士山らしいルートと言えるかも知れません。







簡素な登山口からスタート

登山の拠点とも言える登山口。 御殿場口には駐車場と小規模な施設しかなく、実に静かな佇まいです。
店舗が建ち並び、観光客や大型バスでごった返す吉田口とは正反対ですね。

御殿場口付近。 御殿場口付近。
御殿場口付近。 御殿場口付近。
御殿場口付近。 御殿場口付近。
御殿場口付近。 御殿場口付近。

*画像をクリックすると大きな画像が表示されます。(撮影:2015年7月頃)

シーズン中でも混雑せず、マイカー規制も行われない御殿場口。
ある意味でアクセスし易いと言えるかも知れません。

ただし、他の登山口と違ってほとんど何の施設もありません。
いつも以上に入念な準備をして挑む必要があります。



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2000m超の高所に位置する吉田口

大石茶屋の様子。 大石茶屋の様子。

*画像をクリックすると大きな画像が表示されます。(撮影:2015年7月頃)

登山口から15分程で「大石茶屋」に到着しました。
ここから実に1600m程上の七合五勺まで営業小屋は存在しません。
トイレ休憩や物資の補給など、ここで万全の準備をして行きましょう。

この小屋は食事や宿泊も可能で、特に下山後に食べるかき氷は絶品です。
まさに砂漠のオアシス的なありがたさを持つ小屋ですね。


いよいよ登山開始。 いよいよ登山開始。
標高2000m付近。 殺風景な登山道。

*画像をクリックすると大きな画像が表示されます。(撮影:2015年7月頃)

ただでさえ殺風景な御殿場ルートですが、ガスが出ているために拍車が掛かっております。
砂漠の砂丘を黙々と歩いている様な、変化に乏しい風景です。


向こうに見えるのは大砂走り。 殺風景な登山道。

*画像をクリックすると大きな画像が表示されます。(撮影:2015年7月頃)

(左画像)遠くにある下山道「大砂走り」を駆け下りる登山者の様子です。
(右画像)新六合目に有る小屋が見えます。 久々に目標物らしい物が見えました。


荷揚げのブルドーザー。 殺風景な登山道。

*画像をクリックすると大きな画像が表示されます。(撮影:2015年7月頃)

世界遺産効果も有り、富士山はますます活気に満ちて・・・
と言いたいところですが、ここ御殿場口は静かその物。
視界が悪いことも有りますが、周囲にほとんど人が居ません。

そんな中、荷揚げのブルドーザーが荷物を満載して下ってきました。
新六合目の小屋も近づいてきて、久々に活気(?)が出てきた様な気がします。


新六合目の休業小屋。 新六合目の休業小屋。

*画像をクリックすると大きな画像が表示されます。(撮影:2015年7月頃)

新六合目(2590m)に有る「六合目小屋」に到着しました。 1000m以上登ってようやく次の小屋です。
しかし、この小屋は休業中であり、トイレらしき物は有りますが利用は出来ません。
一息つく目安にはなりますが、買い物などは出来ないので注意しましょう。


ドーザー道との分岐。 案内板。
案内板。 標高3000m付近。

*画像をクリックすると大きな画像が表示されます。(撮影:2015年7月頃)

御殿場ルートは大半が柔らかい砂に覆われています。
歩く度に足がめり込み、同時に後ろにずり下がるので、通常の数倍くらい疲れます。

また、目標物に乏しく、ブルドーザー専用道路との交差も多いので、
夜間や悪天候時に道を間違えない様に注意してください。



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充実した施設群で準備を整え、登山開始

わらじ館の看板。 わらじ館の看板。

*画像をクリックすると大きな画像が表示されます。(撮影:2015年7月頃)

3000mを越えた辺りから、七合五勺に有る山小屋「わらじ館」の看板が目に入る様になります。
なんでもスイカや焼きたてワッフルが食べられるとのこと。
スイカと言えば合戦尾根の合戦小屋が有名ですが、ここでもスイカが食べられるとは!


七合目の休業小屋。 七合目の休業小屋。

*画像をクリックすると大きな画像が表示されます。(撮影:2015年7月頃)

ようやく「わらじ館」に到着!! と思いきや、七合目(3040m)に有る休業中の小屋「日の出館」でした。
最近まで営業していた様な様子でトイレらしき物も有りますが、やはり利用は出来ません。


わらじ館の様子。 わらじ館の様子。

*画像をクリックすると大きな画像が表示されます。(撮影:2015年7月頃)

七合五勺(3110m)に有る山小屋「わらじ館」に到着しました。
本日の予約客を歓迎する手書きのボードが暖かさを感じさせますね。
ここでスイカとワッフルを食べる予定でしたが、休息したらすっかり忘れてしまいました・・・


砂走り館の様子。 砂走り館の様子。

*画像をクリックすると大きな画像が表示されます。(撮影:2015年7月頃)

続いて「砂走館」に到着。 この付近は小屋が集中しており、久々に賑やかさを感じます。
一泊2食7000円、夕食はおかわり自由。 吉田ルートに比べると随分とサービスが良好です。
放っておいても大勢の客が来る吉田ルートと、過酷さ故に人が少ない御殿場ルートの違いですね。
先ほどの手描きの歓迎ボードもそうですが、同じ山でも随分と営業努力が違うのだなと感じました。


地質が岩場に変化。 立ち入り不可な施設。

*画像をクリックすると大きな画像が表示されます。(撮影:2015年7月頃)

七合目付近から、これまでの砂地に変わって岩場が多くなってきます。
砂地に比べると遥かに歩きやすくて楽に感じます。

なお、コース脇に有る小さな建物は気象庁の避難小屋です。
一般人は利用できない施設なので注意してください。


赤岩八合館の様子。 赤岩八合館の様子。

*画像をクリックすると大きな画像が表示されます。(撮影:2015年7月頃)

ようやく七合九勺(3300m)に有る山小屋「赤岩八合館」に到着しました。 今夜はここで一泊です。
こちらもおかわり自由なカレーが名物で、気さくな従業員が多いのが印象的でした。



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